秋田県の国道107号線沿いに、道の駅東由利・黄桜の里がありあります。日本海沿いの国道7号線から内陸の横手市を通っているのが、国道107号線です。
この道の駅東由利・黄桜の里は、羽後本荘駅から横手駅の中間あたりに位置し、黄桜温泉という温泉施設もあり、ドライバーにちょうどいい休憩場所になっています。
その黄桜温泉の隣に併設している、ショッピングプラザ・ぷれっそがあります。
こちらには、食品や生活雑貨を販売していたり、お土産コーナーや食事処・軽食コーナーがあります。
この地域は周りを山で囲まれていて、住民の生活に欠かせない施設と思われます。
で何故僕がここにいるかというと、1日に数本だけの、横手バスセンター行の路線バス待ちをしていました。
バスを待っいる間、ショッピングプラザ・ぷれっそ内をうろうろしていると、おやつの駅というファストフードのお店を見つけました。
何気なく、お店のメニューを眺めていると、フランス鴨という文字が目に入りました。「うん!ここは秋田県の山の中。秋田県といったら比内地鶏だよな~?」と、心の中でつぶやきました。
後で調べてみると、フランスで認められている、バルバリー種鴨を育てています。その為、フランス鴨生産組合が存在して、東由利産フランス鴨を本格的に生産販売をしています。
話を戻します。おやつの駅のメニューの中に、フランス鴨ハンバーガーがありました。これは珍しいし、他では絶対食べないだろうと思い、買ってみる事にしました。
見るとフランス鴨ハンバーガー(420円)と、フランス鴨チーズハンバーガー(450円)がありました。その差額は30円。これは即決で、フランス鴨チーズハンバーガーを注文しました。
注文を受けてから、ハンバーガーをつくります。3分くらいでしょうか、フランス鴨チーズハンバーガーが出来上がりました。それを持って、ショッピングプラザ・ぷれっその向いにある、道の駅休憩所でいただきました。
休憩所の中は広く、暖房のぬくもりがありがたい。ちなみにこの日は12月半ばです。
包みを開くと、ご覧のようなハンバーガーが登場。
名前がフランス鴨バーガーとありますが、右の所に少しチーズが出ています。間違いなくフランス鴨チーズバーガーです。
早速食べてみましょう。ハンバーガーは普通の大きさですが、ちょっと重みがあります。それをがぶりとかじりました。
カリッと焼かれた、フランス鴨のお肉のパテは、思っていたよりも硬め!例えるなら、ぎゅっと詰まったつくねのような食感です。これに甘辛いソースが絡んでいますが、よくあるてりやきハンバーガーとは違います。
レタスの所に酸味のあるドレッシングが加わり、甘辛さと酸味とチーズの味が、口の中で右往左往しています。パテの食感・ソースの味・ドレッシングの味変と、おいしさを楽しめるハンバーガーです。
日本海と奥羽山脈の間で、フランス鴨を使ったハンバーガーが食べられるとは、この出会いにびっくりです。
なにかが見つかる広告