おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

山寺を駆け足で・・・・・

2011年11月21日 | 旅行

  
 11月も後半になり、寒さも日に日に増してきました。

 先週僕は、山形に行って来ました。山形はもう冬の季節に入りつつあり、先週の前半には雪が舞ったようです。そんな中、日頃の行いの良さというか、僕が訪れた金曜日は凄くよい天気に恵まれ、空気も心地よい暖かさでした。山形に来たからには山形牛を食べたいと思い、山形駅から数分所に、1階が精肉店で2階に食事処がある佐五郎に行きました。ランチ時なので、お手ごろが金額で山形牛が味わえます。僕は山形牛ステーキ丼を注文。お値段も1000円でおつりが来ました。
 腹ごしらえを終え、いざ東京の向かうことにします。とここで普通の人は山形新幹線で東京駅を目指しますが、時間がある僕はちょっと寄り道をすることにしました。山形駅と仙台駅を結ぶ仙山線があります。一時間に一本の割合で運行しているこの仙山線に乗り一路仙台に向かいました。山形市から奥羽山脈を抜けこ仙台に向かう車窓からは、紅葉も終わりの雰囲気もありますが、ところどころまだ色づいている場所もあります。そういえば仙山線の駅の中に、山寺駅があります。いまひとつ今年はまだ紅葉に触れていないことに気づき、この機会に紅葉観賞をすることにしました。
 ということで思わず山寺駅で途中下車。仙台行きのつぎの列車は約一時間後。その間に紅葉狩りを楽しむ事にしましが、実はここからが試練の始まりでした。駅を出て川が流れる橋を渡り、お土産屋さんが並ぶ道沿いを通り、登山道入り口から登り始めました。芭蕉・曽良像の横を通り、山門で300円を支払い即山寺の階段が始まります。まあここまでは何の問題はなかったのですが、意気揚々と上に続く階段を進んでいくと、聳え立つように急勾配の階段の連続です。普通の観光客の方ならのんびりと楽しむところですが、一時間という時間制限がある僕は、とにかく登り切りたい一心で先を急ぎました。まったく山寺の知識がなかったわけではないですが、登っている途中で「これはキツイ!」と感じました。僕が急いでいるからではなく、普通に登ってもこれは大変。

       

 何とか仁王門まで来ましたが、これからまだ先があります。それも写真のようにかなりの傾斜。折り返し時間はあと10分。その時間で何とか上までたどり着きたい。とにかく目の前にある階段を急ぎ足で一歩一歩登って行きました。11月の山形の山中で、汗が滴り落ちるのは何故?寺の修行僧のように階段を駆け上がります。

       

 すると少し開けたところに記念殿がありました。時間があったら見てみたいけど、とりあえず時間がないのでただ通り過ぎ、やっと下界が見わたせる五大堂に着きました。

       

 本当はもう少し上まであるのですが、時間的にここで引き返さないと電車に間に合いません。1・2分の滞在ですぐに戻るはじめました。後は降るだけだと思っていたけれど、実は降り方が大変でした。階段の足場を一歩一歩確認しながら降りますが、来る時のように駆け降りるのも危険。そのうえ膝に負担がかかり始め、次第に痛みを感じ出しました。何とか下までたどり着き、もうへとへと状態。駅には10分前くらいに着きましたが、改めてホームから山寺を眺めて「よく登ったな」と思いました。
 今年の紅葉狩りは「しんどかった」の一言です。

 



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