おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・   井上商店 in 福島県二本松市

2013年11月02日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、福島県二本松市に来ました。福島県は東の太平洋側を浜通り、東北新幹線が走る真ん中を中通り、西側を会津地方と呼びます。その中通りに、福島県で一・二の街といえる福島市郡山市があり、その間にあるのが二本松市です。二本松市で有名なものに「二本松の菊人形」が有ります。ちょうど今の時期開催されていて、今年は11月17日まで見る事が出来ます。ちなみに今年のテーマが「八重二本松少年隊」とのこと。是非行ってみて下さい。


          

 今回のたい焼き屋さんはちょっと分かり難いかも?東北本線と平行して走る二本松市のメイン通りから、二本松警察署の脇道を入り、住宅街の一角にたい焼き屋井上商店さんがあります。目印は福島地方法務局・二本松出張所の前です。敷地の奥に井上製粉工場があり、手前の建物でお餅やどら焼きを売ってます。そして通りに面した所にある小さい建物でたい焼きを売ってました。とはいえ中に人が居なく、「御用の方はここを押して下さい」と書かれたボタンを押すシステムで、試しに押してみました・・・。でもなかなか店員さんが現れません?左の建物に人影を見つけ、恐る恐る近づき扉を開け「すみませんたい焼きを・・・」と軽く言ってみました。すると申し訳なさそうに、女性の方がたい焼きの建物に移動し、既に焼き上がってあるたい焼きを手渡してくれました。たい焼きあんこクリームがあり、僕はいつものようにあんこを買いました。僕が買った後に、お客さんが連チャンで訪れ、やはり地元では有名なんだなーと実感しました。だって「幻のたい焼」ですから。
 さて1個120円の井上商店さんのたい焼きを食べてみました。焼き形は連式で、どこにでもあるような形のたい焼きです。ほんのり温かさが残るたい焼きは、手に持った感じが重く、皮が凄くやわらかくてふわっとした生地は食べ心地がいい。そのやわらかい生地の中に、程よい甘さの照りのある粒あんが入ってました。この組み合わせ、なんだか美味しい!?表立ってヘンにこだわってなく、食感と甘さが昔ながらのシンプルなたい焼き。素直に「いいんじゃないこれ」という気持ちになります。
 ただ「幻のたい焼」の文字が気になるところです。形ではなさそう・・・。味でもなさそう・・・。となると製粉屋だけに素材なのか?疑問を残しつつ、僕は二本松を後にしました。

 

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