CYCLING DATA

TOSHI@さすらいのサイクリストの自転車ブログ。
走行記録、風景写真、グルメ写真などUPしていきます。

新春MTBトレッキングin雪の高山不動

2005-01-02 20:05:00 | MTB練習
本年初の乗り初めはARAIの定例行事でもある、MTBでの高山不動までのツーリングでした。小生初参加。8時に通常通り市役所集合、その後各々MTBを車に積み込み出発。越生の保養施設の駐車場に車を止め、さあ出発。総勢18名ぐらいかな?
コースは越生から奥武蔵グリーンラインに登り、高山不動→グリーンライン→飯盛峠の林道→越生へ戻る、距離にしたら20キロぐらいの行程である。
しかし31日に降った雪が、我々の行く手を阻んだ。登り口までの舗装道路は既にアイスバーンになっており転倒者続出。小生もその一人であった。たまたまスピードは出ていないのでダメージなし。しかしすごい人はタイツを破くほどの転倒ぶり。そのタイツはアソスのだ。2万円がパー。登り始めてからも氷とまだ解けていない雪(20センチぐらいつもっている?)のため。MTBには乗れたり乗れなかったり。結局押して歩いて登る距離の方が長く奥武蔵グリーンラインまで2時間半ぐらいかかって登った。奥武蔵グリーンラインも雪の解けているところ、いないところ、まちまちで、乗ったり押したり忙しい。走る場面でもギヤを緩くしゆっくり登る。凍っている所は万が一に備え、ビンディングをはずして走る。後輪が滑り操作不能になることが多い。
「関八州見晴台」の下に到着し、そこから参道を下ったところに高山不動がある。この参道は除雪が出来ており、唯一乗車して走れる場所だ。高山不動ではお参りの後、甘酒をごちそうになる。暖かく美味しい甘酒だ。小生は2杯飲んだ。
そして再びグリーンラインまで登り飯盛峠を目指すが、ここまで雪はほとんど解けていない。ほぼ新雪か圧雪状態。ただ気を付けていけば乗車可能である。雪の中を走るのも楽しい物だが、雪が靴の中まで入って来る。冷たい。凍傷のようになっている。
飯盛峠の林道の前につくとみんなで小休止。ここまで小生は転倒することはなかったが、中にはお尻を突く人、頭から雪につっこんだ人、色々いたようだ。最も楽しとはいえ、MTBだからといえ、自転車で走るコンディションではないことは確か。飯盛峠の林道を下る。ここは南側で陽の当たるところは雪はほとんどないが、影になるところはまだ積もった状態。やはり押したりしながら下る。今日乗ったMTBはフルサス、ディスクブレーキ仕様だった。急な下りでディスクブレーキの恩恵はありがたい。この飯盛峠を下るのは2回目で有るが、前回はVブレーキだった。急な下りではVブレーキは効かないに等しい。腰を引いたりして体重移動により、多少スピードコントロールをするが。ディスクの場合は制動がよく、思った通りのスピードコントロールが出来る。
しかし林道とはいえ獣道に等しい場所だ。細心の注意を払い下っていく。飯盛峠を下り、車を止めた保養施設までの舗装道路のアイスバーンでブレーキ操作を誤り2度目の転倒をしてしまったが、これもダメージは少ない。
越生の保養施設に着いたのは午後3時を回っていた。ここにはお風呂もあり、他のメンバーはここでくつろいで行くとの事であったが、小生は他用があり駐車場で失敬した。

それにしても約20キロを6時間ぐらいかけた雪上ツーリングとは…。トレッキングと呼ぶよりアドベンチャーサイクリングの要素も大いにあった。今日の走行が象徴するように、今年の自転車生活は波瀾万丈か?
しかしこの分で行くと奥武蔵グリーンラインをROADで走ることは当面無理であろう。

今年はMTB中心とは行かないまでも、MTBに乗る時間は増やしていきたいと思う。そのために昨年暮れにオーダーして12月30日に納車となった新MTB、GIANT NSR-1(2005モデル)の初ツーリングで有ったことを、今年初のCYCLIG DATAに記そう。