CYCLING DATA

TOSHI@さすらいのサイクリストの自転車ブログ。
走行記録、風景写真、グルメ写真などUPしていきます。

望郷ラインセンチュリーライド

2013-08-18 23:30:00 | イベント
群馬県の昭和村をスタートして、赤城山麓→沼田→水上を通る広域農道「望郷ライン」を走る、このセンチュリーライドに参加してきました。久々にレースじゃなく完走型のサイクリングイベントです。それにしても「センチュリーライド」と名の付く割に、獲得標高が2,300mって、いったい何者?。




午前6時前、関越道昭和ICを下りて、受付&スタート会場となる昭和総合運動公園へ。公園内の駐車場に停めたかったが、既に満車のためIC近くの駐車場へ逆戻り。この辺の整理は何とかして欲しいな。会場から少し離れた駐車場から自走で受付へ。受付後、254から参加のハスさんとヨシさんとも無事に巡り会える。なんだかんだでもうスタートの7時前。車に戻らずその場でゼッケンを付けて、参加賞などの荷物は受付で預かってもらった。

スタート。まずルートは一度昭和ICの方に一旦下り、近くの工業団地を1周。大きなキャノンの工場の前を通る。デジカメかプリンターのプレゼントが有るかと期待したが、それは無かった。もっともここでプリンターなんてもらっても運べない。そして再び運動公園の前に出て本格的に望郷ラインを走り出す。周りがキャベツ畑の開けた通りだ。10キロほどで最初のエイドステーション(以下AS)「早起き村」を通過して赤城山麓を5キロほど、高低差400m程を淡々と登る。早々にダラダラとした登りだ。20分ほどで最高地点まで行けたが、その後大同トンネルをくぐり一気に下る。結構スピードの出る下りだ。それなりの勾配。今日の大会は同じ道を往復するルート。すると帰りはここを登る事になる。これは脚を温存させないと大変な事になると考えながら下った。

下り終わってすぐに2度目のAS「南郷」が有る。ここで水やバナナなどの補給食が置かれている。バナナを1本もらう。そしてルートはクネクネとした沼田市内、武尊山系の麓と思われる地域を巡る。微妙なアップダウンが有る。景色が開けると上野原辺りの山々がよく見える場所だ。次のASの川場までこの区間は20キロほど有り、このコース上一番長い箇所だ。脚が終わらないようにいつもより一段軽いギヤを使い、上り下りをやり過ごす。川場のASでは冷凍のブルーベリーが食べられたが少し炭水化物が欲しいところ。

次のASは水上の「後閑」。ここが折り返し地点となるがここまでも微妙なアップダウン。長いトンネルをくぐった後は、また長い下りが続く。下りきった所に「後閑」のAS。ここで通過のチェックを受ける。ここでは地元の米を使ったカレーライスが振る舞われる。美味しかったよ。おかわりが出来たらしいが気が付かず一杯しか食べられなかった。さて画像は私のバイクの隣のママチャリ。先月赤城で出会った高校生のママチャリだった。今回もママチャリで参加しているらしい。

20分ほど休憩しただろうか、やや補給が足りない様な感があったが、そのまま折り返しのルートをたどった。今下った長い下り坂が、今度は長い登り坂となって牙をむく。4キロほど登っただろうか、ようやく下りとなる。そしてまた小刻みなアップダウン。再び川場のASへ。短めの休憩の後に再び走り出す。ここから「南郷」まで戻るコース。勾配は緩いが登り基調では無いだろうか?。激坂ではないがジワリジワリとした登り、こういう坂が一番脚に来たりする。景色は開けていて眺望は良いのだが辛い。この途中でハスさんが追いついてきた。彼は昨年も参加していてルートには詳しかった。AS3キロほど手前は彼に引いてもらったので助かった。

「南郷」のASを過ぎると再び赤城山麓を登る長い上り坂が始まる。一応温存モードで走ったので何とか脚は持ちこたえた。心配した攣りも無かった。やはり全長110キロの中でここが一番の難関だろうね。時刻も昼を過ぎてかなり暑くなる。木陰で休んでいる者いたし、既に脚が終わった様子で押している参加者もいた。何とか最高地点まで到達して後はゴールの昭和運動公園まで下る。下る途中で見える赤城山麓の風景は格別である。ゴールは13時45分頃であった。トータルでは6時間40分ほど乗っていた。サイコンの走行時間は5時間14分であった。時間半ほどは止まって休んでいたんだね。

ゴールはハスさんと同時でした。少し遅れてヨシさんも無事完走。110キロの行程の殆どが登りか下りで冒頭にも話したとおり獲得標高が約2300mと難易度はそれなりである。しかしレースではないので気楽に楽しめた感じはあった。元々はこういうイベントに多く出たいと思っていたタイプなので、原点に戻った感じ。もっともスポーツバイクに乗り始めて10年を越え、過去に出た「MTB王滝100キロ」や昨年の「アタック299」などはこれよりさらに難易度が高い。この大会も決して楽ではないが、中堅サイクリストとしてはこれぐらいは少し余裕を持って楽しめないといけないなあ。安易に「辛い」とか「きつい」きついとかレポートに書けない自分に気が付いたりもした(笑)。画像はおまけ、川場のASで配られたおなじみの飲むヨーグルト。冷たくて美味しかったが、炭酸飲料も飲みたかったね(笑)。

サイコンのデータ
走行距離 112キロ
走行時間 5時間14分
平均速度 21.4キロ
平均回転 61rpm