せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

吊るし雛(つるし飾り)

2008年01月20日 | 季節感のある暮らし

~作る楽しみ、飾る楽しみ~

天井高さを生かして季節感のあるモビールを吊るすのが習慣。今年はひな飾りに合わせて、吊るし雛を飾りたいと思い立ち正月休みに探し歩いてみた。
伝統的なちりめんで出来たものは購入すると小さい物で3万円程。イメージしている大きさだと6万円くらいか。ちりめんの制作キットもネットで調べると、希望の大きさのものは1ヶ月に1つの飾りを制作する、とある。う~ん、来年になってしまうなぁ。床や棚上に置いて飾る小ぶりのものは種類も多いのだが、天井から吊るして空間にそれなりに映えるとなると、長さやパーツの大きさが限られてくる。沢山吊るせば良いかって?それではまるで展示場になってしまうし。
ところがところが、イメージすれば引き寄せられるって本当?というような出来事が。立ち寄った手芸店に、和風柄の布小物の完成品に遭遇。長さ、小物の大きさ、優しい色合いもイメージにぴったり。正統派のちりめんではないが、明るい布地がかえって古くさくなくて良い。予算も3分の1くらいで出来る。
ところが製作キットは店にないという。全国に数個残っている可能性は有るが取り寄せできるかもしれないと言われ注文。
080120 そして、今日そのキットが我が家にやって来た。吊るし雛は昔、子の幸せを想い親が一つ一つ手作りしたのがはじまりだそう。
これから、少しづつ時間を見つけてちょこちょこっと縫ってみようと思う。(実は縫い物は趣味)