先日、「木づかい会議」なるものに参加。
木育(もくいく)を勉強した際にいろいろな活動があることを知り、いざ情報収集と、本当の意味で、日本の環境問題を考える視点を得に、東大の会議室まで出向く。
うんうん、問題も課題も山積み。さてそれをどこから紐解くのか・・・。
様々な活動や取り組みの紹介を聞きながら、自分自身で出来ることを思案する。
実際に、木造の住まいを設計出来る『担い手がいない!』とおっしゃる先生。
そうなんです。建築学科では、ほとんど木のこと、そして木造を勉強しない現実。
だから今こうして勉強している次第。
↓会議室はもちろん木造
最近、学生さんに見せてもらった図面は、大開口の窓。聞くと木造で建てるつもりで描いたという。これではRC造の壁式だ。在来木造では建たない構造。
もしやと思い、木造を大学で勉強した?と尋ねると、ほとんどしていないという。
やっぱりねぇ。
実際に独立して住まいを手がけることになると、まずは木造。なのにその担い手を育てていない建築の教育。これは、大学教育の中で、木造を切捨てて来た経緯があると、耐震講習会でも聞き、この会議の場でも聞く。
そう、先生も建築学科ではなく、農学部の先生でした!
これは俄然、やる気が出ますねぇ。
しばらくこの農学部に通いたいなぁ。(木造のバーもあるし!?)