せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

新年に心奮い立たせる言葉

2013年01月02日 | ワーク・ライフ・バランス

2013年1月1日、新しい手帳のスタート。

これまで、使って来た手帳のしおりも新しくしました。

手帳は、毎日眺めるもの、使うもの。

格言が書いてあるもの、言葉をメモするもの、様々なタイプがありますが、そんなに毎日理解出来ないし、実行出来ない(笑)

そこで私は、「今、自分に必要だと思う言葉」を、手作りのしおりに書いて、心奮い立たせています。

しおりの言葉は、今年の目標でもあります。

「ありのままでいよう!」

これに決めました。

母子で過していると、こどもが、私の動向にいちいち笑うんですよね。昔から、とぼけていますが、お腹をよじって笑うので「ねぇ、そんなに可笑しい?」

たぶん、存在自体がユニークなのだろうな。何も特別なことをしていないのに!

そして、他の人からも真面目にやっていて「くすっ」と笑われることがありました。ええ、その人の前では、ありのままの私。だったのでしょう。

ありのままでいても、笑ってくれる人が居るなら、そんな存在でもいいのかなと。

社会に出で20年。パートナーとの付き合いも20年。

嫁になって10年。経営者になって10年。

だんだんと、ありのままの自分ではなくなっていました。

その立場に立って、あるべき姿、理想の人物像、そういったものに、知らず知らず縛られて来たのかもしれません。(←知っている方からは、え~?いつも好き勝手やってるじゃないの?という声も聞こえて来そうですが)

どうしてそれが分かったのかと言うと、今、置かれている環境で精一杯生きようとした時、「ありのままでいいよ、やってごらん」という声が聞こえて来たからです。そういう目に見えない力を頂きました。

そうすると、不思議なことに、アレコレ我慢して来たことを我慢しないでさらっとやれてしまうのです。ええっ、私ってこんな私だったけ?思い出すと言うか、呼び覚まされると言うか・・・。

昨年一年は、自分を解放する年でもありました。

解放されたまま、くじけそうになっても、内なる力を得たまま、今年も過そう!

それが、「ありのまま」という言葉に至りました。

おとなになると、案外にこれが難しいのです。

自分を良く見せたいという欲や
格好付けていたいプライドや
嫌われるのが怖いとか。

でも、一番力を発揮出来るのは、自分らしくある時なのですよね。

もう、解放前には戻れません。

そして、悟りました。

ありのままで居られない場所なら、自分の居場所ではないということ。

与えられた環境で、居心地よく過すにはまた、ありのままで過せば、自分の居場所が出来るということでもあります。

今年も、多くの方に居場所を与えてもらったことに感謝しながら、気負わず、へこたれず、何事も楽しんで行きたいものです。