せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

くまもと型復興住宅のやりかた完了

2018年01月29日 | くまもと型復興住宅01


これまで、月曜日がくまもと型復興住宅W邸の打合わせのリズムでした。

監理もそのリズムで行きたいなと思っていたところ、

ちょうど金曜日に、監督さんより「やり方完了」の報告を受け、
朝から確認に出かけました。

予定を空けておいてよかった!

きちんと配置が出されていました。



仮設の電気も引き込まれ、いよいよ基礎工事が始まります。



現在、熊本では復興工事のラッシュ。
人手も資材の手配もおおわらわです。

基礎工事の着工にも時間がかかりました。
それでも、こうして一歩一歩進んでいることに感謝です。

今回、被災した住宅の建て替えなので、
既存の水道引き込みの水道メーターがあり、それを避けて配置しました。

現場で、施工者、建主さんとも確認して、決め、
図面を描いた経緯があります。

しかし、土の中に隠れていた分岐の配管があり、
それを移動してもらってからの基礎工事です。

事前相談で、役所を周り、台帳で水道の引き込み位置を確認した
情報の中にはなく、現地を確認しても、わからなかった部分。

現場に入ると、こういうことが起きます。

最初は、配置をずらさないとダメなのか?と、
ちょっと焦りましたが、水道管の移動ができて、ほっ。

手配してくださった工務店さんにも感謝して
これからの工事の安全を祈願して
現場を後にしました。