せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

夏休み終了

2009年08月18日 | 子ども・環境

夏休みを終えて昨日からまたWorK モード。

海、山、プール、花火、などなど・・・・
ひととおり、夏らしく子どもと過ごすことが出来て良かったかな。
090817
丹沢のふもとの七沢公園。虫取りには最高の場所
森林浴もバッチリ

足を痛めていたので遠出は出来なかったけど(海だけは私は行けなかった、残念)、相棒がかなり車で連れて行ってくれて感謝でした。

今年は帰省をせずに横浜で過ごしたので、美術館や映画もこどもと出かけました。
090817_2
みなとみらい周辺 青空と船は相性抜群

昨年は、映画館で暗さと音の大きさ等に、途中で泣いてしまった幼子でしたが、今年は「これを観たい!」と自己主張も出来るように。

毎年、同じ時期に同じことをすると、子どもの一年の成長がいかに大きいかよく分かりますね。
090817_3
ミュージアムショップで見つけた動物の立体パズル
これは、ねずみ。こどもと一緒に組み立てを楽しむ

今朝は朝顔の横をとんぼが通り過ぎて行きました。
立秋を過ぎてから、良く見かけるようになりました。

あとは・・・お祭りと子どもコンサートが残ってるイベントかな。
じわじわと秋の訪れも感じながら、もう少し夏を遊んでいたいな。


少し早めの夏期休暇

2009年08月11日 | ワーク・ライフ・バランス

今日から夏期休暇を取ります。来週からまた普段通りの予定。

先週末に、一つ仕事の雑用が入り、休暇を延ばして対応しないとならないかなと一瞬迷いましたが、ここは子どもとの約束を優先。

今日は子どもの道場の集中稽古。しばらく稽古をしていなかったので、楽しみにしていました。すっかり笑顔でいる子どもを見ると、私の選択に間違いはなかったナと思う。

人生は待ってくれない。何を選択するか、いつも一瞬一瞬の判断。

以前の私なら、仕事優先だったなと思う。

子どものお陰で人生の選択肢が増えたと言うこと。迷いも増えたけど、優先順位を決めてその選択に責任を持ち、後悔しないという生き方を、こんな些細なことから学んでいる。

それから・・・常にそのことだけに集中すること。

休んでいても、遊んでいても、何かしら仕事のことを考えたりしがちだったけれど、今は仕事なら仕事に、子どもと過ごすならそのことだけを考えるように意識している。そうしないとどちらも楽しめない。

気持ちって、意識することによって変えられるんだなという気づきもプラスされて。


夏の予定キャンセル

2009年08月06日 | ワーク・ライフ・バランス

皆さま、本当にごめんなさい。

プライベートも、仕事も、遠出のものは、キャンセルさせてもらいました。

足指のケガは実はこれまでにも経験があって、その時は仕事も遊びもそのまんまやっていて、かなり痛みが取れずに苦労しました。

今回はその教訓を生かして、おとなしくし、なるべく早めの完治を目指します。

幸い、通院先はお盆休みがないそうで、2日に一回のテーピングの直しに通うことが可能。

靭帯損傷は、最初の処置が肝心だそうで、前回はほんと無茶したんだなと今では分かりますが・・・。

今回の先生は、スポーツ系の治療になれている方で、方法がちょっと面白かったので紹介。

患部に負担をかけないように、テーピングすると、これまで隠れていた悪い部分(痛み)が現れたりするそう。また、かばって違うところが緊張(凝り)が走ったりするそう。

そうなんですね。今は、正座すると別のところが痛いです。なるほど。

そこで、新たな痛みを取るために、手の指の関節(別の場所)に刺激を与えてくれました。通じているようです。体に電気が走っったようで痛かったです!

その後は、小さいバンソコウに小さな銀の球が付いたもの(ピップエレキバンみたい)を手の指に貼ってもらって、終了。(刺激が継続するらしい)

以前と違って・・早く直りそうな予感。


油断大敵

2009年08月04日 | ワーク・ライフ・バランス

夏の予定がちょっと、狂いそうである。

油断してしまった。

足指のケガである。

日曜日に、こどもとの予定で出かけた先で、おんぶをせがまれ、既に体重が20キロ近い体を一度に背負ってしまった。

しかも、遠出ではないと高をくくり、サンダル履き。

背負った瞬間、グキっと。

サンダルの上で、足が滑ってねじれ、踏ん張った指が悲鳴を上げました。

自分の力を過信していなかったと言えば嘘です。

まぁ、この程度ならと様子を見ていたら、次の日は内出血であわれな指ちゃん。

昨日の病院では靭帯の損傷でしょうと。細かいヒビが入っていても今の状況では分からないので、しばらく通院して一週間痛みが続けば、レントゲンということに。

リハビリ!?(かばって歩くために他のところが緊張するのでそれをほぐしてくれる)とテーピングを施してもらい、仕事も遊びも夏のモロモロの予定をどうするか、思案してます。

う~ん、これは早めの夏休みでしょうか・・・

海に行く予定は、相棒にこどもを任せました。

本当は自分が行きたかったのですが(泣)


仕上げ選びのポイント

2009年08月03日 | a04監理_東京都 西多摩郡Y邸新築工事

基本設計もほぼ固まると、次は内装や外装等の仕上げの打ち合せを行う。

打ち合せ場所は、ご自宅に伺ったり、事務所に来てもらったり、お互いの都合や、話す内容で場所を決める。

今回は沢山のサンプルを見てもらうため、先週末、陽射しの強い夏日の中、建て主にお越し頂いた。更にご家族で検討頂くため、サンプルの一部を持ち帰って頂く。

暑い中、本当にお疲れさまでした。
090801_3
無垢の床材検討
こちらのお勧め以外にも比較として様々なものを見て頂く
後から、こんな選択も合ったのかと建て主が後悔しないためにも情報を共有する

仕上げ選びのポイントは、

1)建て主の好み
2)素材の機能性
3)予算

大きくこの3点。設計者の好みやデザイン性は、実はこれらを満たした上で付加される価値観。

設計事務所やデザイナーは、当事者の好みを選ぶという誤解を与えている側面もあるかもしれない。しかし、私が心がけていること。まず最初に考えるのは、クライアントの要望を満たすかどうか。

色も、ダーク系がお好みか、ナチュラル系か、渋いのか・・・などはお会いする時のファッションで、それとな~く感じられるもの。特に打合わせの時は、休日のことが多いので、なおさら心地よいと思われるものをお召しになっている。

090801_2
設計時には、質感や選択出来る色合いを確認
現場に入って、空間が感じられるようになったら、もう一度大きめのサンプルで建て主と確認、決定の手順を踏む

ということで、好みを大きく外すことはないかなと思いつつ、新しい素材(建て主のご存じないものなど)をお勧めする時は、ちょっと難しさも。

そんな時は、上の3点を順に説明。
1)質感や色など、好きか嫌いかの確認
2)素材の良い点、特徴はどこか
3)良いものなので、比較的高コストなのか、リーズナブルなのか

客観的にお勧めしたいので、そんな風に進めている。概ね、この3点で納得頂けない時は、お互いの宿題。

建て主からの素材の要望やご提案がある時は検討し、客観的にお伝えするように心がける。肯定も否定もせずに、希望への声(潜在的な要望)がどこに有るのか対話で確認して行く。

当然こちらの方が、素材に関しての情報や、知識はあるのだが、なるべく、強引にならないようにしているつもり。

つい、熱く語ってしまう時があるので、もし強引に感じられたら、ぜひお叱り下さいませ!!