この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

人を呪わば・・・。

2006-03-02 23:12:21 | 雑事
 自分は2/21の記事でワニchanさんという方のサイトのことを取り上げました。
 あの記事は、見る人によっては個人バッシングにも取れるでしょうから、不快に思った方も多いと思います。
 ただ、一つだけ断っておきたいのは自分は気に入らない相手であれば誰にでも噛み付いているわけではない、ということです。
 先日も、ある人のブログで非常に腹立たしいコメントを残している人がいて、どんなコメントかというと、、、いや、もちろん秘密です。もし万が一自分がどんなコメントを腹立たしく思ったか、気になる方はメールをください。その場合はお教えします。
 ともかく、【ブログや日記において愚痴を漏らしたり、弱音を吐いたりするのは時として悪いことではない】ということと【ネットでのトラブルは気配りだけでは解決できない場合もある】という自分の考えをきちんと述べたかったのです。
 そしてそのことを記事にするに到った経緯で、ワニchanさんのサイトのことを取り上げないわけにはいかなかった。ある人の、あるサイトの、あるコンテンツで、といったあやふやな説明では記事全文が説得力を欠く、そう思ったのです。

 さて、ワニchanさんのサイトにクレームをつけた自分なのですが、人を呪わば何とやらで、今度はある人から自分の書いた記事にクレームをつけられてしまいました。
 クレームをつけた人のHN、及びどの記事に対してのクレームかは事情があって言えませんが、仮にその人のことをAさんとしておきます。
 事の起こりはAさんが自分の記事につけてくれたコメントを、自分が別の記事に引用したことでした。
 コメントを無断で引用したこと自体快くは思われなかったようなのですが、さらに引用後、そのことを一向に報告しにこない自分に対してAさんはひどく腹を立てられ、名指しでこそないものの、自分がコメントを無断引用したことについての記事を書かれました。
 記事の中の、Aさんのあまりの激昂ぶりは、自分が思わずびびって謝罪のコメントをつけずにはいられないほどでした。
 しかし冷静になって考えてみると、このクレームには首を傾げずにはいられませんでした。
 例えば「私のコメントを勝手に引用された!その際文意がまったく捻じ曲げられてしまっている!けしからん!!」というクレームであれば怒るのも当然と思います。けれど自分は全文抜粋でこそないものの、引用の際、文意は損ねないように細心の注意を払いました。
 また「コメントを引用されたが、私のコメントだと書かれていない!許せない!」というクレームでもわかります。もちろん自分はちゃんと「Aさんが述べていたことですが」と断りを入れていますが。
 もしくは「コメントの引用の際、ひどく侮蔑的な扱いを受けた。屈辱だ」というふうなクレームであれば怒るのもわからないではないです。けれど神に誓ってよいですが、自分はAさんのコメントをぞんざいに扱った覚えなどなく、もちろん皮肉もいってないし、批判も否定もしていません。それどころか、Aさんの考えはなるほど一理ある、というふうに紹介しています。
 あえてどういったクレームであれば自分はそうされても仕方ないと思うか、例を挙げましたが、そもそもAさんが立腹されているのはコメント引用後の報告(挨拶?)がないことに対してです。
 これが正直言ってよくわかりません。
 報告せよ、といわれてもどこに報告すればいいかがまずわからない。
 引用したのはAさんのブログの記事からではなく、あくまで自分の記事に対してのコメントからでしたから、自分の書いた記事はAさんのブログの記事とは一切関連はありません。
 ですからトラックバックは出来ませんし、コメントをつけるにしても記事本文とはまったく関係のないコメントになります。
 自分はそうではありませんが、記事とは無関係なコメントを厭うブロガーの方もいらっしゃいます。
 さらにいわせてもらえば、そもそも誰かの発言や何かの記述を引用する際、引用後の報告、または引用前の許諾申請など聞いたこともない話です。
 もしそうしなければならないなら新聞のコラム欄などで有名人や政治家の発言を取り上げることなど出来ませんから。(失言を取り上げられることの多い政治家は特にそうです。)
 一応自分の考えを補足するために著作権と引用について調べてみました。こちら。
 結論からいえばAさんのクレームは荒唐無稽であり、無視しても構わないものであったと思います。
 ただ自分の場合は一度はAさんのクレームの記事において謝罪をしているので、その謝罪を撤回するためにこの記事を書きました。
 結局のところ【ネットでのトラブルは気配りだけでは解決できない場合もある】という自論を身をもって証明する羽目になってしまいました。
 そんなこと、証明したくもなかったんですけどね。

ps.今回の件で知り合いの数名のブロガーの方に相談させてもらいました。(自分だけではどうにも判断がつきかねることだったので。)
 結果としてアドバイスに背くことになった方もいますが、皆さん親身になって相談に乗ってくれ、また有効なアドバイスをしてくれました。
 大変感謝しています。ありがとうございました。
コメント (4)
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