この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

白夜行、最終回。

2006-03-24 23:28:16 | テレビ
テレビドラマ『白夜行』が3/23の放映分で終了しました。
ドラマの出来自体は決して悪くはなかったと思うのですが、原作に思い入れがある人にとってはどうにも物足りないものがあったのは否めないようで、結局ドラマと原作とは別物として楽しむしかなかったみたいですね。

綾瀬はるかのファンの人にとっては『白夜行』、かなり満足できるドラマだったのではないかと思います。何しろ一つのドラマの中でセーラー服(ブレザーでしたっけ?)からフォーマルな衣裳、さらには喪服姿の彼女まで拝めちゃうのですから、ファンには最高のプレゼントだったのではないでしょうか?(ちなみに自分は特別彼女のファンというわけではありませんよ?笑。)

そうそう柴崎コウのエンディングテーマ『影』、あれもよかったですよね。女優としての柴崎コウは好きでも何でもないんですけど、彼女って、ほんと楽曲に恵まれているって気がします。あの曲が入ったアルバムが出たら買おうと思っています。

ところで実はドラマ『白夜行』で個人的に一番惹かれたのは、喪服姿の綾瀬はるかではなく、血まみれの山田孝之でもなく、二十年間まったく年を取らなかった武田鉄矢でもなく、他でもない主人公の持っていた“ハサミ”でした。
あのハサミめっちゃ欲しい~。
もちろん父親を刺殺するためではなくて。笑。
自分は連鶴を趣味の一つとして嗜んでいるので、そのためあんなハサミを持っていたら!と思わずにはいられなかったんです。
「弘法は筆を選ばず」っていうじゃないですか。その道の名人はどんな道具であっても上手くやりこなすって意味ですが、それは絶対嘘!
正しくは「弘法だからこそ筆の違いを知る」だと思います。書の名人である弘法であればこそ、本当によい筆、自分に合った筆がわかるのではないでしょうか。
翻って自分は現在連鶴を製作する際百円ショップで買ってきたハサミを使ってるんですけど、このハサミだと自分が思うように紙が切れない!(日常的に使用するのには何ら問題はありません。)
というわけでドラマ『白夜行』であのハサミが出てくるたびに垂涎していた自分です。笑。
コメント (3)
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