この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

テレビブロス(4/1~4/14)より。

2006-03-29 23:07:15 | テレビ
テレビブロス(4/1~4/14)は本日発売♪

その前に昨日の『世にも奇妙な物語/春の特別編・十五周年スペシャル』を見たので、その感想をちょこっと。
「十五周年スペシャル」と銘打っている割にはいつもとそんなに変わらないレベルだったと思う。
『命火』。設定がありがち、展開も予想の範囲内、結末こそ老婦人が主人公と同じ能力者だったというオチで読めなかったけど、伏線が無くて唐突すぎる。
『リプレイ』。これも展開が予想の範囲内を超えない。オチも読める。
『雨の訪問者』。五編の中ではこれが一番好き。結末も意外だった。もう少し演出が上手かったらいうことなかったんだけど。
『奥さん屋さん』。作り手が何を伝えたいのかイマイチわからない。「奥さん屋」という商売があったら面白いんじゃない?という思い付きだけでお話を作ったような感がある。
『イマキヨさん』。五編の中ではこれが一番“奇妙”なお話だと思う。ただ残念ながら作品としての完成度は低い。例えば「ドライブ中に上半身だけで這って来る老婆に追っかけられて車に乗っていた四人全員が発狂した」という怪談で「じゃ、一体誰が老婆のことを第三者に伝えたのか?」という疑問が残るのと同じで、『イマキヨさん』では四番目の戒めを誰が唱えたのかが謎。といってもそんなことにこだわるのは自分だけかもしれないけど。
超短編の十編は結構面白かった。『オセロ』とか『山田祭り』とかああいう馬鹿馬鹿しい作品も嫌いじゃないです。
『世にも奇妙な物語』、感想終わり。

今号のブロス、一番力が入っているのは表紙だと思います。小ネタ満載で眺めているだけでかなり笑えます。ブラック・クジャク「二人のピーコ」って・・・。

新番組紹介に無理矢理マッサージネタを掛け合わせた『春のドラマッサージ』。マッサージネタの方は若干すべり気味。6pの下の「寝ドラマ」、ページを埋めるネタがよほどなかったんだなぁとライターの苦労を忍ばせます。
新ドラマガイドでは『富豪刑事デラックス』の放映日が未定とあります。一クールに一つは放映開始日が未定となってるドラマがあるなぁ。笑。
あと『てるてるあした』、よく見たら原作者が加納朋子じゃないですか!彼女の小説がドラマ化されるのって初めてなのでは?(自信なし。)

『これでいいのか!最終回』では前クールのドラマの最終回評が下されてましたが、今回は比較的好意的なコメントが多いです。
その中で唯一辛口なのが他でもない『西遊記』。ボロクソに書かれた上にラジー賞まで受賞しちゃってます。笑。
ところで『西遊記』では自分の予想通り堺正章が出てきましたね。(といっても新旧孫悟空対決ではなかったけど。)

今号はそんなところです。う~ん、取り上げるネタが少なかった・・・。
ちなみに牧瀬理穂は佐賀県出身ですから。隠したくなる気持ちは痛いぐらいにわかるけどね。
以上です。
コメント (8)
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