この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

あなたの知らない○○漫画の世界。

2011-09-11 22:53:37 | 漫画・アニメ
 些細なことなのかもしれませんが、自分がブログをやっていてちょっとだけ自慢なのは、女子高生の常連さんがいる、ということです。
 そんなに頻繁にコメントをしてくれるというわけではありませんが(ま、何といっても高校生活は恋に部活に忙しいですからね。おっと勉強も。)、それでも自分が落ち込んだときはそれを見計らったようにコメントをしてくれます。
 何が楽しくてこんな取り柄のないブログにコメントしてくれるのかわかりませんが、それでもありがたいことだと思っています。

 なので、このブログでは女子高生が読むのに相応しくないと思われる、お下劣なネタ、下ネタ、過剰に残酷なネタなどの記事はなるべく載せないようにしています(載せないようにしていてこれかよ!というツッコミは不可)。

 でもまぁ、たまにはそういうネタもよかろうということで、今日は思い切って書きます。

 今自分の中でちょっとしたブームになっているものがあって、それは何かというと成人漫画、いわゆるエロ漫画です。

 2ch系のまとめサイトを見るともなしに見ていたら、アフェリエイトでやたら可愛い女の子のイラストが貼ってあって、クリックしたらある成人漫画のアマゾンのページに飛んだんです。
 で、そこの星取り表の評価が尋常じゃなく高い。軒並み五つ星ばかり。
 そこまで評価が高いのであれば、試しに買ってみるか、という気になって、この年になって初めてエロ漫画を買ってみました(エロ雑誌を買うことはあってもエロ漫画を買うことはなかった)。
 そしたら驚きました。
 自分はそれまで、エロ漫画というものは、一般商業誌では掲載されるだけの実力がない漫画家が、糊口をしのぐために仕方なく描いているもの、ぐらいの認識でした。
 しかしそのエロ漫画は、近頃ではちょっとお目にかかったことがないってぐらい絵が上手かったんです。
 もちろん女の子も可愛いし(あ、一応断っておくとロリ系ではないです。ロリ系が悪いとは思わないけど、自分にはあまり萌えの要素がないので。)、ストーリーも安定していて、読後感もきわめて良い。
 なるほど、これは評価が高いはずだ、と思い、エロ漫画に対する認識を改めました。
 続けて別の漫画家の作品も買ってみたのですが、、、これは外れでしたね。
 それこそ“一般商業誌では掲載されるだけの実力がない漫画家が、糊口をしのぐために仕方なく描いている”ような作品でした。

 結局エロ漫画といえど、玉石混合なのでしょう。
 レベルの高いものもあれば、低いものもある。
 当たり前といえば当たり前のことです。

 そしてそれは何もエロ漫画に限ったことではないんですよね。
 ハリウッド映画だからといって面白さが保障されているわけではないし、漫画だからといって小説よりもレベルが低いとは限らない。
 よく、テレビ(ドラマ)はくだらない、なんて映画より一段低く見る映画ファンもいますが、決してそんなことはないと思います。『鈴木先生』は本当に面白かったですし。

 どういったジャンルであれ、メディアであれ、良いものもあるし、悪いものもある、そんな当たり前のことに再認識させてくれただけでも、そのエロ漫画を買ってよかった、とよかったと思いました。

 でもそのエロ漫画のタイトルは言わないけどね!!(恥ずかしいんだもん)
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする