この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

十月は神のいない月。

2011-10-31 21:26:14 | 日常
 十月は神のいない月でした。
 ブログを開設して以来、もっとも親しくしていた友人から絶交されてしまいました。
 原因は自分がミクシィで自暴自棄なつぶやきをしてしまったから、そしてそのあとの対応がまずかったから、です。

 でも自分も、好きで自暴自棄になったんじゃないんですよ。
 自分が自暴自棄になったのは、親しいと思っていた、そして大切に思っていた友人から、「あなたは私のことをただの知り合いとしか思っていない」と言われたからです。

 大切な人から、「私はあなたをただの知り合いとしか思っていない」と言われるのはショックですが、「あなたは私をただの知り合いとしか思っていない」と言われるのも同じぐらいショックですよね。
 だって、大切な人自身から、その人への想いを全否定されるようなものですから。

 その人とは絶交される前に、何通かメールのやり取りをしました。
 自分は何とかその人と関係を修復したかった。
 でも、修復するとしても、その人には件の発言を取り下げてもらわないといけなかった。
 「あなたは私のことをただの知り合いとしか思っていない」と決めつける相手と、この先どう付き合っていけばいいか、わからないから。
 いや、「あなたは私のことをただの知り合いとしか思っていない」と決めつける相手とは付き合えないから。
 だから、どうしても前言は撤回してもらわないといけなかった。

 でもダメでした。
 その人との間にできた溝はどうにも埋めがたく、取りつく島もありませんでした。

 一ヶ月も前のことをなぜ今更蒸し返しているのかというと、それは未だにこの問題が自分の中で決着がついていないからです。

 「あなたは私のことをただの知り合いとしか思っていない」と言われて傷つく自分は間違っているのか。

 「あなたは私のことをただの知り合いとしか思っていない」と言われたら、どう対応するのが正しいのか。

 「あなたは私のことをただの知り合いとしか思っていない」という仮定は間違っているとどう証明すればいいのか。

 どの疑問にも答えを出せず、気がつくと神のいない月も終わっていました。
コメント (16)
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