この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

あひる実験室20周年記念公演『スカイスクレイパー』を観てきました。

2018-07-11 21:39:37 | 演劇
 日曜日はあひる実験室20周年記念公演『スカイスクレイパー』を観てきました。
 不思議博物館の不思議子ちゃんであるumeさんにお誘いを受けたのです。
 まさかumeさんからお誘いを受けるとは思ってもいなかったので、そのこと自体はとても嬉しかったです。

 ちょうど一年前に自分は不思議博物館と縁を切りました(こちら)。
 あのときの決断を間違っていたとは自分はまったく思いません。
 もし生まれ変わることがあっても同じ決断が下せる人間でありたいとさえ思っています。

 しかし、あのときの決断によって自分は多くのものを失いました。
 いろいろなものを失いましたが、一番痛手だったのはそれまで以上に人を信じることが出来なくなったことでしょうか。

 不思議博物館で知り合った知人の中には今も変わらず不思議博物館の本館やサナトリウムに通う人もいます。
 正直「え?」と思わずにはいられません。
 その人たちはミシェルさんが不思議博物館を辞めるに至った経緯を知った上でそれまでと同様不思議博物館に通っているのか。それとも何も知れないというのか。

 あれから一年が経ち、ミシェルさんに続いてひかりさんも不思議博物館を辞めたと聞きました。
 ミシェルさんのときほどは、ひかりさんが辞めた事情はよくは知りません。
 ただ、よくない噂も耳にしました。

 そういったことも含めていろんなことを確かめたくてumeさんの誘いを受けました。
 しかし、、、劇が終わった後、umeさんとは一、二分ほど立ち話をしましたが、それだけでした。
 その場にはumeさんの他にチェンチェンさんもいましたが、どちらにも何も聞けませんでした。
 お二人ともあの頃と変わらず可愛らしく、何事もなかったかのように接してくれました。

 でも、何事もなかったわけではないよね?


 さて、簡単に演劇のレビューについて書きます。
 公演は「あひる実験室」と「スカイスクレイパー」の二部に分かれていました。

 「あひる実験室」は福岡の演劇界をネタに即興でやり取りする掛け合い漫才みたいな感じでしたが、福岡の演劇界に詳しくない自分にはどこで笑っていいのか正直よくわかりませんでした(はまちの件で開演に間に合わなかったせいもありますが)。

 「スカイスクレイパー」は宇宙エレベーターに乗りたい女とそれに振り回される男の話です。
 二人は漫才でコンビを組んでいるので、漫才とコントが同時に楽しめる構成にもなっています。
 面白いことは面白かったですけど、ノレない部分もありました。

 自分は夢を見る人が好きです。
 より正確に言えば夢を叶えるために必死で努力をしている人が好きです。無条件に応援したくなります。

 その一方で、夢は見るけれど、そのための努力は一切しない人が嫌いです。
 寝言は寝て言え!と言いたくなります。

 「スカイスクレイパー」の朝代は典型的な後者に見えました。
 「宇宙エレベーターに乗りたい!」とかほざく割には宇宙エレベーターのことは何も知らないんですよ。
 正直ついていけんわ!と思ってしまいました。

 たかがコントに細かいことを言い過ぎているのかもしれません。
 実際劇場内は結構受けていましたしね。
 細かいことにこだわる人間もいるってことで受け流してもらえると助かります。

 この日は演劇を観た後に映画を観て、さらにそのあとまささんともつ鍋を食べに行きました。
 まささんには演劇を観た後によく映画を観れるな!と感心されたのですが、自分的には映画を二本観るよりはるかに楽ですけどね。
 もつ鍋を食べながら、8月の鹿児島旅行についてもある程度煮詰めました。
 予約しないといけないものもあって大変、、、なのですが、その前に今週末の別府旅行の準備もしなくちゃいけないんですけどね。
 本当に大変だ!!
コメント (2)
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