この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

まとめてないにも程がある。

2020-12-24 22:16:57 | 新作映画
 NAVERのサービスこそ終了してしまいましたが、何だかんだ言ってまとめ記事って便利ですよね。
 自分もブログの記事を書いたり、旅行の計画を立てたりするときなどに参考にさせてもらっています。

 ただ、「おぃおぃ」と言いたくなることもあります。
 例えば次に旅行に行くところのことを調べていたら、「〇〇のお薦め観光スポット41選」という記事があって、この記事を書いたライターは本当にここに書かれてあるお薦め観光スポットに自分の足で行ったのか、単にネットで紹介されている観光スポットを適当にまとめているだけでは?って思ったりもしますね。
 何を薦めるのも、また薦めないのも、それは個人の勝手だとは思いますが、自分が行ったことのない観光スポットをよいとか悪いとか評価したり、ランク付けしたりするのは論外ですよね。

 先日ヤフーニュースを見るともなしに見てたら、とある映画のまとめ記事に目が点になりました。
 その記事とは【ハラハラドキドキの展開に血が騒ぐ! 怒涛のアクション映画63選!】です。
 アクション映画63選というのもすごいですが、記事の総ページが何と全26ページ!!
 誰がそんなページ数の記事を読むんだと思ったので、とりあえず自分が読んでみました(斜め読みで)。
 ツッコミどころが盛りだくさんでした。

 鑑賞済みの作品でツッコミを入れさせてもらうと、例えば『1917 命をかけた伝令』が紹介されてたりするんですよ。
 『1917 命をかけた伝令』はいい映画だと思いますが、これを怒涛のアクション映画だと言われたら、それは違うだろ、と言いたくなります(アクションシーンはありますが)。
 他にも『パルプ・フィクション』や『ツインズ』など、それってアクション映画なの?と言いたくなる映画もありました。
 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが二作紹介される一方で、アクション映画の傑作である『ジェイソン・ボーン』シリーズはなかったりとどういった基準で63作品が選ばれたのか、さっぱりわかりません。

 この超絶的に長い記事を書いたライターは誰なのだろうと思っていたら、文末に書いてありました。
 ライター5人の名前が。
 5人で書いたのかよ!!そりゃまとまってなくて当然ですよね。

 まとめ記事は長くてもいいので一人で書いて欲しい、切に思いました。
コメント
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