皆さんは新刊が出たら無条件に買う、贔屓の作家はいますか?
自分にはそんな作家が現在三人います。
伊坂幸太郎と森見登美彦、そして乙一の三人です。
ただ、新刊が出たら無条件に買うからといって、その新作を無条件で褒め称えるかというとそんなことはしません。
新作を読んでつまらないと思ったら「つまらない」と(このブログに)書きますし、面白くないと思ったら「面白くない」と書きます。
なぜ新刊が出たら無条件で買う作家の新作を無条件で褒め称えないのか?
それはそこで忖度をしても最終的にその作家の為にはならないと考えるからです。
田中芳樹という作家がいます。
自分が知る限り最も小説を書く力が衰えた作家です。
田中芳樹は現役の作家ですが、今の彼の作品に『銀河英雄伝説』の一巻の頃のような文章の切れや冴え、構成の妙などはありません。
田中芳樹の小説を書く力が衰えたがお前が勝手にそう思っているだけだろ、と仰る方がいるかもしれませんが、そういう方は『天涯無限アルスラーン戦記16』のAmazonのカスタマーレビューを読んでみるといいでしょう。
そこには長く『アルスラーン戦記』に付き合ってきた愛読者の心の叫びみたいなものが読み取れるので…。
なぜ田中芳樹は小説を書く力が衰えたのか?
単純に彼の才能が枯渇しただけ、とも考えられますが、読者が彼の作品を持て囃し過ぎたことも無関係ではないと考えます。
やっぱり、読者は好きな作家の作品だからといって、必要以上に持ち上げたり、褒め称えてはいけない、と思うのです。
そのことが作家に対してよくない影響を与えることがあるので。
ですから、自分は贔屓の作家の作品に対しても忖度はしないように努めています。
以前、乙一のの初めてのファンタンジー小説である『Arknoah 1 僕のつくった怪物』のレビューを書いたことがあります。
多少厳しめのことを書きました、、、といっても書いた本人にはあまりその自覚はありません。
「凡庸な印象しか受けなかったが、最終的な評価は(シリーズ最終作である)三作目を読んでからにしたい」というまとめ方でしたからね。
最終的な評価を下したわけではないので、厳しいとも厳しくないとも言えないと思うのですが、そのレビューは一部の乙一の愛読者から猛烈な反感を喰らいました。
コメント欄はかなり荒れています。
逆に『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を支持する人に伺いたい。
自分は乙一の作品の中では『GOTH』や『SEVEN ROOMS』、『暗いところで待ち合わせ』などが好きです。
『GOTH』を初めて読んだとき、ハンマーで頭をぶん殴られたような衝撃を受けました。
これは乙一にしか書けない作品だ、そう思いました。
それに比べると『Arknoah 1 僕のつくった怪物』は凡庸な印象を否めません。
乙一じゃなくとも別の作家でも書けそうだ、正直そう思います。
『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を面白いと思う人は、どこら辺が面白いと思うのか、どこら辺が乙一らしいと思うのか、是非教えて欲しいです。
その件のレビューに久しぶりにコメントがつきました。
また否定的なコメントか、と思ったのですが、若干毛色が違いました。
記事の書き方が読み手のことを考えていないと指摘されて、耳が痛かったです。
実際自分は読み手のことはあまり考えていないので。
というか、自分は自分が好きな作品を酷評されていたとしてもそのことだけで不愉快になる、ということはありません。
傷つくこともないし、凹むこともない、ただ、世の中にはいろんな考えの人がいるのだな、と思うだけです。
でも世の中には自分が好きな作品を酷評されことで自分自身のことを否定されたように受け取る人もいるのですね。
これからはレビューが酷評になったという自覚があるときは、一言冒頭に断りを入れようかと思います。
ただ、前述のように酷評であるという自覚がない場合もあると思うので、その際はご容赦ください。
自分にはそんな作家が現在三人います。
伊坂幸太郎と森見登美彦、そして乙一の三人です。
ただ、新刊が出たら無条件に買うからといって、その新作を無条件で褒め称えるかというとそんなことはしません。
新作を読んでつまらないと思ったら「つまらない」と(このブログに)書きますし、面白くないと思ったら「面白くない」と書きます。
なぜ新刊が出たら無条件で買う作家の新作を無条件で褒め称えないのか?
それはそこで忖度をしても最終的にその作家の為にはならないと考えるからです。
田中芳樹という作家がいます。
自分が知る限り最も小説を書く力が衰えた作家です。
田中芳樹は現役の作家ですが、今の彼の作品に『銀河英雄伝説』の一巻の頃のような文章の切れや冴え、構成の妙などはありません。
田中芳樹の小説を書く力が衰えたがお前が勝手にそう思っているだけだろ、と仰る方がいるかもしれませんが、そういう方は『天涯無限アルスラーン戦記16』のAmazonのカスタマーレビューを読んでみるといいでしょう。
そこには長く『アルスラーン戦記』に付き合ってきた愛読者の心の叫びみたいなものが読み取れるので…。
なぜ田中芳樹は小説を書く力が衰えたのか?
単純に彼の才能が枯渇しただけ、とも考えられますが、読者が彼の作品を持て囃し過ぎたことも無関係ではないと考えます。
やっぱり、読者は好きな作家の作品だからといって、必要以上に持ち上げたり、褒め称えてはいけない、と思うのです。
そのことが作家に対してよくない影響を与えることがあるので。
ですから、自分は贔屓の作家の作品に対しても忖度はしないように努めています。
以前、乙一のの初めてのファンタンジー小説である『Arknoah 1 僕のつくった怪物』のレビューを書いたことがあります。
多少厳しめのことを書きました、、、といっても書いた本人にはあまりその自覚はありません。
「凡庸な印象しか受けなかったが、最終的な評価は(シリーズ最終作である)三作目を読んでからにしたい」というまとめ方でしたからね。
最終的な評価を下したわけではないので、厳しいとも厳しくないとも言えないと思うのですが、そのレビューは一部の乙一の愛読者から猛烈な反感を喰らいました。
コメント欄はかなり荒れています。
逆に『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を支持する人に伺いたい。
自分は乙一の作品の中では『GOTH』や『SEVEN ROOMS』、『暗いところで待ち合わせ』などが好きです。
『GOTH』を初めて読んだとき、ハンマーで頭をぶん殴られたような衝撃を受けました。
これは乙一にしか書けない作品だ、そう思いました。
それに比べると『Arknoah 1 僕のつくった怪物』は凡庸な印象を否めません。
乙一じゃなくとも別の作家でも書けそうだ、正直そう思います。
『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を面白いと思う人は、どこら辺が面白いと思うのか、どこら辺が乙一らしいと思うのか、是非教えて欲しいです。
その件のレビューに久しぶりにコメントがつきました。
また否定的なコメントか、と思ったのですが、若干毛色が違いました。
記事の書き方が読み手のことを考えていないと指摘されて、耳が痛かったです。
実際自分は読み手のことはあまり考えていないので。
というか、自分は自分が好きな作品を酷評されていたとしてもそのことだけで不愉快になる、ということはありません。
傷つくこともないし、凹むこともない、ただ、世の中にはいろんな考えの人がいるのだな、と思うだけです。
でも世の中には自分が好きな作品を酷評されことで自分自身のことを否定されたように受け取る人もいるのですね。
これからはレビューが酷評になったという自覚があるときは、一言冒頭に断りを入れようかと思います。
ただ、前述のように酷評であるという自覚がない場合もあると思うので、その際はご容赦ください。