今日は福岡県と大分県の県境にある英彦山の望雲台に登ってきました。
英彦山の望雲台、最初は正月休みに入ってから、29日か30日のどちらか天気のいい日に登ろうと思っていたんですよ。
去年は12月30日に黒髪山に登ったので、それに倣おうかと思ったのです。
でもよくよく考えれば山に登るのに正月休みじゃないといけないということもないわけで、より重要なのは天気の方ですよね。
雨が降ってたらさすがに山には登れませんから。
で、調べたら今週末、特に土曜日は快晴とのこと。
よし、いっちょ望雲台に登ってくるかと思った次第です。
しかし朝起きたら、どうも明け方一雨降ったっぽいんですよ。
こりゃ考えましたね。
繰り返しますが日程に縛りはないんです。
望雲台に登るのは晴れた日ならいつでもよい。
そして今日の日中は雨が降ることはなさそうだ。
これが通常の出かけであれば何も問題はないのですが、登山ですからね。
明け方降った雨が地面に残っていて、岩場で足が滑ったらマジで命が危うい…。
考えましたが、結局行くことにしました。
まぁどうにかなるだろ、と思ったのです。
自慢じゃないですが自分は晴れ男なので、ここ10年ぐらい天気のせいでイベントの予定がズレたことがないですから(←薄弱な根拠だな!)
8時半前に自宅を出発し、途中トイレ休憩を挟み、11時前に高住神社(豊前坊)の駐車場に到着しました。
11時ちょうど、高住神社の裏手にある登山口からアタック開始!したのはいいのですが、初っ端から道に迷う、、、う~~む、この道でいいのかどうかいまいちわからん。。。
そのとき、肩にトートバッグをかけた男性が登ってきたので思い切って声を掛けました。
いや~、ボクも望雲台、初めてなんですよね、わかりにくいですよね、と男性。
何だ、この人も望雲台に登ったことはないのかと思いつつ、他に策がないのでその男性の後をついていくことにしました。
でも正直、めちゃめちゃ疑ってましたね。
だって登山をするのに買い物に行くときのようなトートバックを肩にかけているんですよ?
絶対に道を間違えているよね、と思いつつ、距離を置いてついていったら(いつでも引き返せるように)合ってました。疑ってゴメンなさい。
かなりの傾斜のこの崖を数10メートル、鎖を頼りに登らなければいけません。
先行する男性の姿はとっくに見えません、、、が先行する男性がいた、という事実に勇気をもらい、自分も何とか登り切りました。
この時点で12月だというのに全身汗でビッショリ。
そっか、だからみんな登山ウェアを着てるんだな、と当たり前のことを学びました。
いや、登山ウェアを買うつもりはないけど。
崖を登り終えたところで息を整え、さらに鎖を掴んで岩場を登り、そこから岸壁の縁をやはり鎖を頼りに5分ほど進むと最後の鎖場がその姿を現します。
実際に計測すると垂直ではないと思うのですが、その前に立つ者の目には垂直に切り立った壁に見えますね。
先行した男性がちょうど降りてきたので少しお話したのですが、彼はKBCラジオのADで、果たして望雲台ではやまびこが返ってくるのかという実験をしていたのだそうです。
なるほど、それでトートバックだったのか。
確かにリュックに録音機材を入れていたら、望雲台の上では取り出せないでしょうからね。
それにしてもラジオのADも大変だな…。
ADの男性の姿が見えなくなってから、いよいよ最後の壁を登り始めました。
壁には窪みがあり、比較的登り易いのですが、踏み外したら真っ逆さまに堕ちてデザイアになるのは間違いないですからね。
慎重の上にも慎重を期し、少しずつ進み、10分後、望雲台の最上部まで登り切りました。
眼前には絶景が広がっているのですが、それを楽しむ余裕は一切なかったです。
取りあえず写真を撮るだけ撮って、ほんの10秒ほど望雲台の上に立つと(立つのがめちゃめちゃ怖い)、後はさっさと降りちゃいました。
今考えると勿体なかったなと思わないでもないですが、そのときはそんな冷静なことを考えられるような思考状態ではありませんでした。
もし今「死にたい」と思っている人がいたら、自分は望雲台に登ることをお薦めします。
望雲台を登り切ったら、それだけで「生きてることって素晴らしい」って思えるので…。
まぁ「死にたい」と思っている人は望雲台には登らないとは思うけど。
望雲台登山レポートは以上です。
英彦山の望雲台、最初は正月休みに入ってから、29日か30日のどちらか天気のいい日に登ろうと思っていたんですよ。
去年は12月30日に黒髪山に登ったので、それに倣おうかと思ったのです。
でもよくよく考えれば山に登るのに正月休みじゃないといけないということもないわけで、より重要なのは天気の方ですよね。
雨が降ってたらさすがに山には登れませんから。
で、調べたら今週末、特に土曜日は快晴とのこと。
よし、いっちょ望雲台に登ってくるかと思った次第です。
しかし朝起きたら、どうも明け方一雨降ったっぽいんですよ。
こりゃ考えましたね。
繰り返しますが日程に縛りはないんです。
望雲台に登るのは晴れた日ならいつでもよい。
そして今日の日中は雨が降ることはなさそうだ。
これが通常の出かけであれば何も問題はないのですが、登山ですからね。
明け方降った雨が地面に残っていて、岩場で足が滑ったらマジで命が危うい…。
考えましたが、結局行くことにしました。
まぁどうにかなるだろ、と思ったのです。
自慢じゃないですが自分は晴れ男なので、ここ10年ぐらい天気のせいでイベントの予定がズレたことがないですから(←薄弱な根拠だな!)
8時半前に自宅を出発し、途中トイレ休憩を挟み、11時前に高住神社(豊前坊)の駐車場に到着しました。
11時ちょうど、高住神社の裏手にある登山口からアタック開始!したのはいいのですが、初っ端から道に迷う、、、う~~む、この道でいいのかどうかいまいちわからん。。。
そのとき、肩にトートバッグをかけた男性が登ってきたので思い切って声を掛けました。
いや~、ボクも望雲台、初めてなんですよね、わかりにくいですよね、と男性。
何だ、この人も望雲台に登ったことはないのかと思いつつ、他に策がないのでその男性の後をついていくことにしました。
でも正直、めちゃめちゃ疑ってましたね。
だって登山をするのに買い物に行くときのようなトートバックを肩にかけているんですよ?
絶対に道を間違えているよね、と思いつつ、距離を置いてついていったら(いつでも引き返せるように)合ってました。疑ってゴメンなさい。
かなりの傾斜のこの崖を数10メートル、鎖を頼りに登らなければいけません。
先行する男性の姿はとっくに見えません、、、が先行する男性がいた、という事実に勇気をもらい、自分も何とか登り切りました。
この時点で12月だというのに全身汗でビッショリ。
そっか、だからみんな登山ウェアを着てるんだな、と当たり前のことを学びました。
いや、登山ウェアを買うつもりはないけど。
崖を登り終えたところで息を整え、さらに鎖を掴んで岩場を登り、そこから岸壁の縁をやはり鎖を頼りに5分ほど進むと最後の鎖場がその姿を現します。
実際に計測すると垂直ではないと思うのですが、その前に立つ者の目には垂直に切り立った壁に見えますね。
先行した男性がちょうど降りてきたので少しお話したのですが、彼はKBCラジオのADで、果たして望雲台ではやまびこが返ってくるのかという実験をしていたのだそうです。
なるほど、それでトートバックだったのか。
確かにリュックに録音機材を入れていたら、望雲台の上では取り出せないでしょうからね。
それにしてもラジオのADも大変だな…。
ADの男性の姿が見えなくなってから、いよいよ最後の壁を登り始めました。
壁には窪みがあり、比較的登り易いのですが、踏み外したら真っ逆さまに堕ちてデザイアになるのは間違いないですからね。
慎重の上にも慎重を期し、少しずつ進み、10分後、望雲台の最上部まで登り切りました。
眼前には絶景が広がっているのですが、それを楽しむ余裕は一切なかったです。
取りあえず写真を撮るだけ撮って、ほんの10秒ほど望雲台の上に立つと(立つのがめちゃめちゃ怖い)、後はさっさと降りちゃいました。
今考えると勿体なかったなと思わないでもないですが、そのときはそんな冷静なことを考えられるような思考状態ではありませんでした。
もし今「死にたい」と思っている人がいたら、自分は望雲台に登ることをお薦めします。
望雲台を登り切ったら、それだけで「生きてることって素晴らしい」って思えるので…。
まぁ「死にたい」と思っている人は望雲台には登らないとは思うけど。
望雲台登山レポートは以上です。