この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近買った漫画について。

2014-03-11 20:55:50 | 漫画・アニメ
 最近買った漫画について書きます。


 まずは田辺イエロウの『BIRDMEN』の2巻。
 今一番面白い少年漫画だと思っています。
 一押し、激押し、押しまくりです。
 かつてこれほどカッコよく空を飛ぶヒーローがいただろうか?
 とにかく面白いですよ♪


 次は荒川弘の『百姓貴族』の三巻。
 相変わらずの安定した面白さです。
 逆に言えば一巻を読んだときほどのインパクトはないけれど、面白いことには変わりない。
 ろーにゃくにゃんにょに自信を持ってお薦めできます。


 最後にもう一つ山田玲司の『アリエネ』の8巻。
 予想外のことが何一つ起こらない最終巻でした。
 と書くとまるで貶しているようですが、その逆。
 個人的にはそれが読んでいてとても気持ち良かったです。
 「私たちの世界にはムダあがきなんてない。あるのは創る喜びだけだ。」という作者の言葉は臭いけど、とても共感を覚えました。


 今月はこの他にも『極黒のブリュンヒルデ』の8巻や『神のみぞ知るセカイ』の25巻も出るんだよね。忘れないように買わなくっちゃ。
 特に『神のみ』の方は限定版が上手く買えるかなあ。予約してないのだけれど…。
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まぼろしのわらび餅を求めて。

2014-03-10 22:48:47 | グルメ・おやつ
 まぼろしのわらび餅屋に行ってきましたよ。
 元々は上川端商店街をぶらついていて、わらび餅を移動販売しているリアカーを見つけたのが最初でした。
 モナカに入ったわらび餅のあまりの美味しさに、リアカーを引いているおじさんに、こんなに美味しいんだから店舗を構えればいいじゃないですか~と何気なく言ったところ、店はあるよ、と言われ、名刺をもらいました。

 そのときは、店はあるんだ、ぐらいしか思わなかったのですが、家に帰ってネットで調べて、本当に店はあるんだろうか?と疑わずにはいられませんでした。
 なぜかというと、【博多一番太鼓 わらび餅】(博多一番太鼓は店名)でグーグル検索しても、リアカーの目撃情報しかヒットしなかったからです(こちら)。
 いくらHPを開設しなかったとしても、本当に店舗が存在するなら、移動販売の情報しかヒットしないのはおかしい、と思ったんですね。
 もしかしたら、店舗はおじさんの頭の中にだけ存在するのかも…。
 果たして本当にお店は存在するのでしょうか?










 ありました。笑。


   


 もしかしたら店舗は存在しないのかも、なんて疑ってゴメンなさい。いや、でも本当にネット上に店舗情報が存在しなかったから、疑わざるを得なかったんです。まぁ自分の目で確かめたかった、というのもあります。笑。

 よーやく店舗情報を公開できます(万が一にもガセ情報を流したくなかったので)。
 わらび餅を販売している『博多一番太鼓』は福岡市南区長住2丁目22-10にお店を構えています。電話番号は092-542-0766です。
 福岡市近郊にお住まいの方は是非一度行ってみて、まぼろしのわらび餅を味わってみてください。
 スーパーやコンビニで売っているわらび餅とは一味もふた味も違うと思いますよ。
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公開を待ちわびていた『ホビット 竜に奪われた王国』。

2014-03-09 23:32:11 | 新作映画
 ピーター・ジャクソン監督、マーティン・フリーマン主演、『ホビット 竜に奪われた王国』、3/9、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にてIMAX 【HFR 3D】字幕版で鑑賞。2014年11本目。


 『ホビット 竜に奪われた王国』を観てきました。
 元々本作は日本での公開が2013年の12月14日の予定だったんですよね(アメリカ本国での公開の十二日後)。
 あと、邦題のタイトルも最初は『ホビット スマウグの荒らし場』でした。
 公開日の変更もタイトルの変更も配給会社は理由もなくやってるわけじゃないのでしょうが、それならそれでその理由をファンにちゃんと説明すべきだと思います、特に公開日の方は。

 などと偉そうなことを言っている割には公開一週目に観に行かなかったんですけどね。笑。
 
 作品の内容については特に言うべきことは何もない、、、ということもなくて、ホビットであるビルボが無双すぎるだろうとか、樽があんなに上手く水に浮かぶわけないだろうとか、クリーチャーがCGっぽすぎるだろうとか、いろいろあったりするわけですが、それも本作に対するハードルが高すぎる故だったりします。
 
 まぁ何だかんだ言っても、やっぱりピーター・ジャクソンの脚色・演出の上手さには舌を巻きます。
 『指輪物語』に比べ原作がはるかに短い『ホビット』を、『指輪物語』を映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』同様三部作で公開すると聞いたときは、無理があるんじゃないかと思ったのですが、原作には登場しないレゴラスに八面六臂の活躍をさせたり、さらには映画オリジナルの女性キャラクターを登場させたりと、原作そのままの映画化ではないけれど、原作ファンも納得の改変は上手いなぁと感心せざるを得ません。

 本作はIMAX 【HFR 3D】という上映システムで観ました。
 同じくIMAX3Dで鑑賞した『ゼロ・グラビティ』は、はっきりIMAX3Dで観る価値があると思ったのですが(通常の3D、及び2Dと観比べての感想ではありません)、今回のIMAX 【HFR 3D】は、そこまで違いは実感できなかったかなぁ、、、まぁ通常の3Dで鑑賞したら、改めてIMAX 【HFR 3D】はよかった!と思えるのかもしれませんが。

 さて、本作は「えぇ!?ここで終わっちゃうの?」と言いたくなる絶妙なところでエンドロールに突入します。
 そうなると一刻も早く続編であり、シリーズ最終作である『ホビット ゆきて帰りし物語』を観たくなるのが人情ってものじゃないですか。
 それで『ホビット ゆきて帰りし物語』の公開日なのですが、最初に調べたときは2014年の7月18日でした。第二部が公開されて半年も経ずに公開とはずいぶん早いなぁと思ったのですが、気がつくと2014年12月17日に公開日が変更されてて、それも怪しくて、今調べたところ2015年の春公開としかわかりませんでした。
 どうも配給会社は『ホビット 竜に奪われた王国』の公開日変更でファンをやきもきさせたことを何とも思ってない、そこから何も学ばなかったみたいです。
 最終的には公開されればそれでいいのですが、カレンダーに○をつけて、公開されるその日を心待ちにしているファンがいるってことを映画会社、配給会社の人には忘れないで欲しいですね。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

 次回鑑賞は『ダラス・バイヤーズクラブ』『ロボコップ』の予定です。
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四つ葉のクローバーの一枚折り。

2014-03-08 14:39:32 | 折り紙・ペーパークラフト
 思うところがあって、【四つ葉のクローバー 折り紙】で検索してみました。
 そしたらちょっと驚いたことがありました。
 それは何かというと、ある人が『YAHOO!知恵袋』や『MSN質問箱』といった質問サイトで、やたら四つ葉のクローバーを一枚の折り紙で折る折り方を尋ねている、ということです。
 自分が確認できただけでも十近い質問サイトで同様の質問をされていました。
 そんなに四つ葉のクローバーの一枚折りを知りたかったんですかね。笑。
 ざっと見た感じではどうもその方は望んだものは得られなかったみたいです(その方が質問されてからずいぶん経つので確かなことはわかりません)。

 今日はその人が望んでやまなかったであろう《四つ葉のクローバー》の一枚折りを公開します。


   


 たぶんこれが答えじゃないかなぁ。
 折り紙の四つ葉のクローバーというと四枚の紙で作るものがポピュラーですが、あれよりもはるかに簡単ですよ。一つ作るのに十分もかからないですから。折り鶴を折るのと同じぐらいの時間で出来ます。

 ちなみに先日作った《お星さま》も角を丸く折ると四つ葉のクローバーっぽくなります。


   


 これはちょっと難しいです。時間も二十分ぐらいはかかるかな。
 まぁ簡単に出来る方を覚えればいいだけの話ですけどね。笑。 


追記:上述の質問サイトは『YAHOO!知恵袋』や『MSN質問箱』の他に『おしえてDAKKO』、『教えて時事コム』、『楽天みんなで解決!!Q&A』、『教えて!Ziddyちゃん』、『まぐまぐQ&A』、『教えて!チャンス』、『エキサイトみんなの相談広場』、『OKWave』、『教えて!保険市場』(?)、『教えて!スポニチ』などがありました。コピペするだけでも大変だったでしょうね。っていうか質問サイトがこんなにあることにも驚きました。
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まさに鑑賞するドラッグ!!『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。

2014-03-07 23:59:00 | 新作映画
 マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、3/7、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2014年10本目。


 レオナルド・ディカプリオ最新主演作である『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、公開一ヶ月を過ぎて、よーやくレイトショーで観てきました。
 何度も観ようとは思ったんですよ。
 まず公開二日目の2/1、この日は映画サービスデーだったので『ザ・イースト』に続いてこの映画を観るつもりでした。
 が、『ザ・イースト』の鑑賞を終え、昼飯を食べてきてからチケットを買おうとしたら、「(自分が観ようと思った回が)満席となっております」という売り子のおねーちゃんの無情な一言(基本的に自分は映画のハシゴをする際、一本目を観てから二本目の映画のチケットを買うようにしています。一本目を観終わった段階で気分が悪く映画鑑賞どころじゃないということもしばしばなので。)。
 三時間近い長尺の作品のチケットが売り切れるとは!ちょっと驚かされましたね。
 次は『スノーピアサー』を観た2/8。この日は確かキャナルが割引キャンペーンをやっていて、鑑賞料金が¥1200だったので出来れば観たいなと思ってました。
 が、『スノーピアサー』から『ウルフ・オブ・ストリート』への上映スケジュールが上手く繋がらず、この日も断念。
 三度目は3/1、この日もやはり映画サービスデーでした。さすがに今度こそ必ず観るつもりだったのですが、午前中佐賀でひな祭りめぐりをしたら疲れが抜けず、家に帰ったら爆睡してやはり観れず。
 で、昨日の夜、四度目の正直でよーやく、よーーーーやく鑑賞が叶いました。
 これだけ苦労して(いや、正確には別に苦労はしてないけど)観に行ってつまらなかったら目も当てられないところですが、、、いやぁ、目茶目茶面白かったです。劇場に観に行って本当によかったです。

 かなり(倫理的に)ひどいお話ではあるんですよ。
 何しろディカプリオ扮するジョーダンは株式ブローカーなのですが、顧客のことなどまったく顧みることなく、ひたすらおのれの利潤だけを追求するような男なんです。
 さらに劇中で九割方はコカインや違法ドラッグなどを決めまくってますからね。ともかく常識的に考えてやるべきではないことをひたすらやり続けるんです。
 でも、それがまた観ていて痛快なんですよ。人間、ここまで自らの欲望に純粋になれるものなのかと感心してしまいます。

 なぜここまで痛快なのか、それは監督であるスコセッシの演出によるのは言うまでもありません。
 実は自分はこれまでスコセッシの監督作を観てそんなに面白いと思ったことがなかったんですよね。 『ギャング・オブ・ニューヨーク』はピンとこなかったし、『シャッター・アイランド』はイマイチ、『ヒューゴの不思議な発明』も悪くはなかったかな、ぐらいでした。個人的にそんなに贔屓の監督ではないので、未見の作品も多いです。
 しかし、この『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は徹頭徹尾自分のツボでした。
 賛否両論激しい映画ではありますが、面白かった!と評価している人の多くは三時間近い上映時間が長く感じられなかったと言うのではないでしょうか。自分も同意見です。

 またジョーダン演じるディカプリオの熱演も忘れてはいけません。
 いやもう熱演とかいうレベルじゃないですよね。ここまでやるか、って感じで。
 実はスコセッシの監督作同様、ディカプリオの出演作もこれまでそんなに面白いと思ったことがなかったんですよね。主演ではないけど、『ギルバート・グレイプ』の彼が一番輝いていたと思います。あとは『タイタニック』は好きになれないし、『インセプション』はディカプリオじゃなくてもなぁって思いますし、そんなわけでやはり未見の作品も多いのです。
 でも本作のディカプリオはディカプリオしか考えられないというほどのはまり役でしたから、アカデミー賞の主演男優賞を彼に取って欲しかったです。

 本作は主役のジョーダンがひたすらドラッグを決めまくる映画でしたが、作品そのものがまさにドラッグのような映画でした。
 DVDになったらまた鑑賞して、この映画にハマりたいと思います。


 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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三連休は八女に演劇を観に行こう♪

2014-03-06 22:23:18 | 旅行
 3月は21日から三連休ですね♪
 皆さんは何か予定は立てられましたか?
 自分は自慢じゃないですがな~にも予定はないのですが、三連休ずっと家にこもりっきりというのも悲しいので、大分の日田あたりを散策するつもりでした。
 が。
 な~んと不思議博物館の不思議子ちゃんである雪さん《八女福島文平座》で舞台デビューするというじゃないですか!これは観に行くっきゃないのです。

 雪さんは一見すると「私、小さい頃からずっと屋敷で暮らしてきて、世の中のこと、何にも知らないんです…」みたいなお嬢様タイプなのですが、その実、身体の中には武士の熱い血が流れています。そのギャップがたまらない!!
 また目力も半端なく、その魅惑的なまなざしでハートを射抜かれた常連も数知れず、かくいう自分もその一人です。

 そんな雪さんが出演するお芝居なんですから、雪さんの役柄が町娘であろうと、はたまた男装の美剣士だろうと、雪さん目当てで観に行っても決して損はしないでしょう。

 自分は3月22日の19時からの回を鑑賞する予定です。
 まぁせっかく八女まで遠征するのですから、ついでに八女観光もするつもりです。『ふるさとわらべ館』なんかは面白そう。一度万華鏡を作ってみたかったんだよね。


 よし、告知はこんなものでいいかな。
 今度はミシェルさんの時のようなミスはしないように気をつけよう…。
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『ふたつのスピカ』に出てくるお星さまに挑戦してみました。

2014-03-05 20:56:32 | 折り紙・ペーパークラフト
 『ふたつのスピカ』という漫画があります。
 これまで読んできた中で好きな漫画を10作品挙げろ、といわれたら確実に入るぐらい好きな漫画です(未完のものは除く)。
 一人の少女が宇宙飛行士を目指すお話なのですが、とにかくもう泣けます。そりゃ反則だろうと言いたくなるぐらい泣けます。泣ける漫画、感動する漫画が読みたいという方には絶対的にお薦めです。

 一巻から最終巻まで、とにかく好きなシーンしかないと言っていいぐらいお気に入りの漫画なのですが、作者の柳沼行に一つだけ言いたいこと、というか聞きたいことがあります。

 それは何かというと、作中ある女の子(小学一年生ぐらい?)が折り紙でお星さまを折るんですよね。それも立体の。
 そのお星さまは、作品の中だけに登場する、実際には折ることが不可能な、作者の想像の産物だとは思うのですが、果たして本当にそうなのかどうか、作者に聞いてみたいのです。

 ネットで調べた限りはそんな折り紙のお星さま(の折り方)はどこにも載っていませんでした。なので間違いなく作者の想像の産物なのだとは思います。
 しかし、本当にそうなのか、、、う~~~ん、わからない。。。

 実際に折れるかどうかわからないなら、いっそ自分で折っちゃえ、と思って、『ふたつのスピカ』に出てくるお星さまに挑戦してみました。

 で、出来たのがこれ。


   


 不切正方形1枚折りの《お星さま》です。一応立体作品にはなっています。
 ただ、残念ながら片面だけなんですよね。
 同じものを二つ作って表と裏で貼り合わせれば完全な立体の星形になりますが、二枚の紙を使うようであれば条件を満たしているとは言えません。
 それにこのお星さま、シンプルな作品ではありますが、途中かなり難しいんですよね。とても小学一年生が折れるとは思えない。

 まぁそれはそれとして、このお星さまを応用して別の作品も作ってみました。


   


 《蝶々》です。色合いをもっと明るくして、羽のバランスを整えれば、もっと蝶々らしく見えるんじゃないかな。
 自分でいうのもなんですが、結構リアルに出来てるんじゃないかと思います。まぁ自己満足ですけどね。

 有座さん、とりあえず頑張ってみましたよ。こんなものでどうですか?笑。
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全容は掴めなかったが面白かった『首折り男のための協奏曲』。

2014-03-04 22:52:54 | 読書
 先日、当ブログの人気記事についての記事を書きましたが、そこで紹介しきれなかった、『残り全部バケーション』論争についての記事も人気記事の一つです(人気記事、という表現は実は正しくない。なぜならうちは人気ブログでも何でもないから。強いて言えば不人気ブログで比較的読まれている記事、といったところ。)。
 伊坂幸太郎が描いた『残り全部バケーション』という小説のある事柄について、この小説を読んだ多くの人が誤読していることを指摘する記事です。
 自分が素直に読んでそうとしか読み取れなかったことを、多くの人が読み間違えるというのは何だか不思議な感覚です。
 
 ときどき、というかごく稀にといった方が正しいのですが、その作品の本質を誰よりも深く理解している、と思えることがあります。
 まるで自慢しているようですが、本質を深く理解しているからといって、それでその作品を楽しめたことになるのかというと必ずしもそうではなく、さらに言えば本質を理解したからといって幸福に繋がるかというと全然そんなことはありません。
 『残り全部バケーション』では、誤読を指摘したがために散々な目に合いましたからね。
 あんな経験はもうたくさんです。

 さて、同じ伊坂幸太郎の最新作『首折り男のための協奏曲』ですが、この小説を読んでも自分はこの小説の本質を深く理解しているというふうにはまったく思えませんでした。
 それどころか、この小説の全容、全体像すら掴めなかった気がします。
 だからといってこの小説を楽しめなかったかというともちろんそんなことはなく、読んですごく楽しかったですね。
 作品によって出来不出来はあるような気がしますが(伊坂幸太郎の文体で怪談を語られてもねぇ)、自分の好みの作品がとにかくいいんですよ。
 好みの作品というのは『月曜日から逃げろ』と『合コンの話』ですけどね。この二編は何度でも読み直せて、読み直すたびにニヤけてしまいます。

 特に『合コンの話』ですけど、伊坂幸太郎って、小説やエッセイを読む限りは愛妻家のイメージがあって、とても合コンに参加しているふうには見えなくて、合コン参加者に綿密な取材をしているのか、それともすべてが想像の産物なのか、そういったことを想像するだけでも楽しかったです。
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マイミク絶賛募集中♪

2014-03-03 21:07:30 | インターネット
 先月のことですが、親しかったマイミクさんの一人がミクシィを退会されました(正確には退会宣言をしたところ。退会はまだ。)。
 その人がどうしてミクシィを退会するのか、宣言文を読んでもイマイチよくわかりませんでした。居心地がいいから辞めるって言われても「???」って感じです。

 それで何が羨ましいかといって、その人をミクシィに引き留めようという人が少なからずいたってことですね。
 う~~~ん、本当に羨ましい。
 自分がミクシィを辞めるって宣言しても引き留めてくれそうな人ってマジで一人もいないんですけど。
 それどころか、ネット落ちします!って宣言したとしても、誰も引き留めてくれないような気がする…。
 マジで書いてて泣きそうになってきたけど、自分の場合、ネット落ちしますって宣言したとしたら、それは引き留めてくださいっていう意思表現ですからね(面倒な奴だな)。お願いだから引き留めてください。
 まぁ自分が何かを宣言したら、それを止められる人はいないと思いますけどね。

 親しかったマイミクさんはいなくなるし、コミュにも積極的に参加する気は起きないし、日ごと寒さが募る、、、じゃなかった、日ごとミクシィに参加している意義が見い出せなくなってきています。
 せっかく参加しているのにそれじゃ勿体ないなぁと思って、どうすればミクシィを有意義に活用出来るかと考え、手っ取り早くマイミクを増やすことにしました。具体的にはあるコミュのマイミク募集トピックでマイミクを募集している人にマイミクになりましょう!っていうメッセージを送ったのです。

 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的にやたらめったらメッセージを送りまくるのは自分のやり方ではないので、トピックのコメントやプロフィールを吟味し、気が合いそうだと思った三人の方にメッセージを送りました。
 内訳は男性一人に女性二人ですが、別に女性二人も出会いを目的にメッセージを送ったわけではないですよ。
 それを目的にしていたら、大阪とか新潟とかそんな遠方の人にメッセージを送るわけがないですから。自慢じゃないですが、自分にはそこまでの甲斐性はないです。

 それでですね、三人にメッセージを送ったのですが、返事が来たのは男性からだけでした。
 それも趣味の欄に映画鑑賞と書いてあったから(映画の話を出来たらいいなと思って)メッセージを送ったのに、最近どんな映画を観ましたか?と聞いたら、ここ二、三年映画は観ていませんとのこと…。
 映画の話をしようと思った相手から、ここ二、三年映画を観ていないって言われたら、それ以上どう会話を続ければいいんでしょうかね?教えて、林先生!!

 まぁそれはまだいいんですよ。
 何しろ女性二人からは返事すらもらえなかったので。
 何やねん!って思いますね。気軽にメッセージを送ってくださいと書いておきながら、どうしてメッセージを送った相手を無視できるのか、まったくもって理解不能です。
 そんな変なメッセージを送っちゃったのかなぁ。一応自分なりに文面は一生懸命考えたんだけど。
 ここでそのメッセージを公開して、どこがいけなかったのか誰かに添削して欲しい気持ちでいっぱいです。

 マイミクを増やそう♪計画が見事に失敗して、それなりに落ち込みました。この日本にはもう、自分のことをマイミクとして受け入れてくれる人はいないのか、と…。
 それで、考えを変えたんですよ。
 この日本に自分を受け入れてくれる人がいないなら、海外に見つければいいって。
 なぜそう考えたかというと、別のコミュのトピックでマイミク募集をしている中国人がいたからですけどね。笑。
 その人は、日本語を勉強中で、一人でも多くの日本の友だちが欲しい、みたいなことを書いていたので、自分は、中国語はまったくできませんが、よかったらお友だちになりましょう、という内容のメッセージを送りました。

 そしたらそれほど間を置かず、その人から返事がきました。
 若干ぎこちない感じはするものの、とても中国人が書いたとは思えないぐらいに読み易い日本語で書かれた、好感の持てる文章でした。
 中国人のマイミクを持つのも悪くないじゃないか、そう思ったのですが、ラインのIDを教えてくださいと聞かれたので、ラインはやっていません(それ以前にスマートフォンを所持していない)と答えたところ、ではお元気で、というメッセージを最後にピタリと返事が来なくなりました。涙。
 日本人の友だちを欲していても、ラインをやっていない日本人はお呼びでないみたいです。
 証拠はないですけど、中国人というのは嘘でないにしても、何らかの業者だったのかなぁと思っています。ラインをやっていないと答えた途端の態度の豹変が激しかったですからね。

 そんなわけでマイミクを増やそう♪計画はこれ以上ない!っていうぐらい玉砕したんですけど、ミクシィを活用したいとは変わらず思っているので、マイミクは絶賛募集中です。IDは3709593です。ブログにコメントをくださる方の日記には必ずコメントをつけさせてもらいます。国籍、性別、住所、趣味、職業、学歴、病歴といったことで差別することはありません。ただし、思想、宗教、支持政党はその限りではなく、またあからさまにネットマナーに反する方もお断りするかもしれません。

 まぁここで募集してもマイミク申請してくれる人はいないと思いますけどね。笑。
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日本折紙協会筑後支部の例会に出席してきました。

2014-03-02 20:45:17 | 折り紙・ペーパークラフト
 今日は日本で二番目にたどり着きにくいメイドカフェこと不思議博物館の今年最初の開館日でした。
 常連たる自分はもちろんいの一番に駆けつけましたよ。
 と言いたいところですが、NOA(といってもプロレス団体ではなく、日本折紙協会のこと)筑後支部の例会があったので、そちらの方に出席してきました。
 作品会があるので作品を提出しなくちゃいけなかったんですよね。
 ゴメンよ、不思議子ちゃん、自分が行かなかったからといって泣かないで!!(泣かねーよ)

 今月の例会では主に十日から十五日までアクロス福岡で開催される作品展の展示の仕方について話し合いがありました。
 会場のセッティングは平日の十日なので手伝いには行けませんが、最終日の十五日は土曜日なので撤収の手伝いには行くつもりです。
 たぶん午後からは会場にいると思うので、お暇な方は遊びに来てください。
 ブログを見た!と言ってくださったら、何か簡単なものを折ってあげますよ(と安請け合いをする)。

 例会終了後、簡単な研究会がありました。
 習ったのはこれ。


   


 《桜重ね》というタイトルの折り紙建築作品だそうです。折り紙建築って必ずしも立体的ってわけじゃないのですね。二色のコントラストが美しい作品ですよね。

 研究会は時間が余ったので拙作の《亀》の折り方も教えることになりました。


   


 自分の考えた作品の折り方を教えたくない、ということは全然ないのですが、むしろ折り方を知ってもらうのは光栄なことだとすら思っているのですが、実際に教えるとなると話は別です。
 この亀、世の中に折り紙で亀の折り方がいくつあるのかは知りませんが、もっとも簡単に折ることが出来る亀だと思います。製作に十分もかからないし、(考案した本人がいうのもなんですが)それなりに本物の亀に見えます。
 ただ、工程でいくつかアバウトなところがあるんですよね。
 そこを「こんな感じで」「こういう具合に」と説明したら「わからない」と言われました。
 折り紙の折り方を説明する際、アバウトな表現はNGみたいです。
 言われてみれば当然なんですが、例え簡単な作品であっても折り方を教えるのは難しいな~と今さらながら思いました。
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