この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

あの山は今も燃えているか?

2014-03-27 21:40:08 | 日常
 今度の土曜日はトリアス久山にあるコストコに行ってみようかと思っています(コストコってどんなとこ?こんなとこ。)。
 低級遊民さんに「今週の土曜日、休みだったらコストコに行こうと思っているんですけど、よかったら一緒にどうですか?」って誘われたんですよね。
 土曜日は彼女とデートの約束があったのですが(ホントかよ)、他ならぬ低級遊民さんのお誘いとあらば無碍には断れまい。まぁ彼女には何かしら埋め合わせをすればいいでしょう、あはは、はは、は…。

 突然ですが『サイレント・ヒル』という映画をご存知でしょうか?元々はゲームだったんですけど、ゲームの世界観を流用した映画が二作ほど作られたのです。
 映画の中で、サイレントヒルという街では30年前の坑道火災が未だにくすぶり続けているという設定なのですが、正直、そんなアホな、と思っていました。
 だって30年間も燃え続けていたらさすがに可燃物がすべて燃え尽きるでしょうからね。それはありえない。
 と思った自分がアホでした。
 なぜかというとリアルサイレント・ヒルが存在したからです。他でもない、久山町に。
 
 トリアス久山から2キロほど山手にある麻生山田炭鉱跡のボタ山ではかれこれ20年以上も自然発火した石炭が燃え続けているのだそうです(こちら)。
 燃え続けているといっても、ボタ山の中の石炭が燻っていて、その煙りが立ち昇っているだけ、だそうですけどね。
 テレビの『ナニコレ珍百景』で紹介されたのでご存知の方も多いかもしれません(自分もそれで知りました)。

 トリアス久山には映画を観るために何度も行ったことがあるんですよ。
 でもなぜか麻生山田炭鉱跡にまでは足を運んだことがありませんでした。
 これはいい機会だから低級遊民さんと一緒に炭鉱後まで行ってみよう、と思いました。

 が。
 何とボタ山は一年前ほどに整備され、それ以降土中から煙りも出なくなったそうです(こちら)。
 ガーン…。
 まぁ土中の石炭が燻っていたら何かと危険だってことはわかるけど、二十年燃え続けていたものを今さら消さなくてもいいと思うけどなぁ。
 この話を聞いてすぐに見に行っていれば見れたのですが、遅きに逸しました。残念。

 久山に行く理由が一つなくなってしまいましたが、それでもコストコ行きは楽しみです(確定ではないですけどね)。
コメント
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