この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

公開を待ちわびていた『ホビット 竜に奪われた王国』。

2014-03-09 23:32:11 | 新作映画
 ピーター・ジャクソン監督、マーティン・フリーマン主演、『ホビット 竜に奪われた王国』、3/9、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にてIMAX 【HFR 3D】字幕版で鑑賞。2014年11本目。


 『ホビット 竜に奪われた王国』を観てきました。
 元々本作は日本での公開が2013年の12月14日の予定だったんですよね(アメリカ本国での公開の十二日後)。
 あと、邦題のタイトルも最初は『ホビット スマウグの荒らし場』でした。
 公開日の変更もタイトルの変更も配給会社は理由もなくやってるわけじゃないのでしょうが、それならそれでその理由をファンにちゃんと説明すべきだと思います、特に公開日の方は。

 などと偉そうなことを言っている割には公開一週目に観に行かなかったんですけどね。笑。
 
 作品の内容については特に言うべきことは何もない、、、ということもなくて、ホビットであるビルボが無双すぎるだろうとか、樽があんなに上手く水に浮かぶわけないだろうとか、クリーチャーがCGっぽすぎるだろうとか、いろいろあったりするわけですが、それも本作に対するハードルが高すぎる故だったりします。
 
 まぁ何だかんだ言っても、やっぱりピーター・ジャクソンの脚色・演出の上手さには舌を巻きます。
 『指輪物語』に比べ原作がはるかに短い『ホビット』を、『指輪物語』を映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』同様三部作で公開すると聞いたときは、無理があるんじゃないかと思ったのですが、原作には登場しないレゴラスに八面六臂の活躍をさせたり、さらには映画オリジナルの女性キャラクターを登場させたりと、原作そのままの映画化ではないけれど、原作ファンも納得の改変は上手いなぁと感心せざるを得ません。

 本作はIMAX 【HFR 3D】という上映システムで観ました。
 同じくIMAX3Dで鑑賞した『ゼロ・グラビティ』は、はっきりIMAX3Dで観る価値があると思ったのですが(通常の3D、及び2Dと観比べての感想ではありません)、今回のIMAX 【HFR 3D】は、そこまで違いは実感できなかったかなぁ、、、まぁ通常の3Dで鑑賞したら、改めてIMAX 【HFR 3D】はよかった!と思えるのかもしれませんが。

 さて、本作は「えぇ!?ここで終わっちゃうの?」と言いたくなる絶妙なところでエンドロールに突入します。
 そうなると一刻も早く続編であり、シリーズ最終作である『ホビット ゆきて帰りし物語』を観たくなるのが人情ってものじゃないですか。
 それで『ホビット ゆきて帰りし物語』の公開日なのですが、最初に調べたときは2014年の7月18日でした。第二部が公開されて半年も経ずに公開とはずいぶん早いなぁと思ったのですが、気がつくと2014年12月17日に公開日が変更されてて、それも怪しくて、今調べたところ2015年の春公開としかわかりませんでした。
 どうも配給会社は『ホビット 竜に奪われた王国』の公開日変更でファンをやきもきさせたことを何とも思ってない、そこから何も学ばなかったみたいです。
 最終的には公開されればそれでいいのですが、カレンダーに○をつけて、公開されるその日を心待ちにしているファンがいるってことを映画会社、配給会社の人には忘れないで欲しいですね。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

 次回鑑賞は『ダラス・バイヤーズクラブ』『ロボコップ』の予定です。
コメント
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