けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

やっと週末

2010-01-22 23:20:32 | football
マドリーの皆さんに同じく
実は私も今週は出張でした。遠かったー(アルバニアに行ったわけではない)。


私が知り得ていること
アルバニアにて。勝った。停電した。ラウルやグラネロ、メツェ辺りは、ここぞとばかりに先発90分。
ディアラがマドリーに戻ってきた。ディアラが怪我してマドリーに戻ってきた。
ガゴにはボカとご成約間近の噂。マドリーは、少なくともこの冬に出すつもりはない模様。
ルートにはスパーズやストークシティとプレミアの噂が出ていた上に、今日になってハンブルガーSVとご成約間近、あとはメディカルチェック、とのニュース。いよいよか。



いろいろな思惑をはらみ
金曜のマドリーのトレーニングは、いつもどおり10時30分スタート。
ポジティブなニュースは、ドレンテが全体のトレーニングに復帰したこと。つまり、昨日は別メだったということ。皆様おなじみのガストロエンテリティス。
ガゴは、アルバニアでの試合を経てフィジカルの違和感を訴え、ドレンテと同様木曜日は別メ。この日のトレーニングでは、全体と一緒にトレーニング最初のランニングを行ったものの、その後のストレッチに移る前に、単独メニューへと移行。
アルビオルは、個人の事情で、クラブの許可を得て休み。
室内調整組は、ファン・ニステルローイ、ファン・デル・ファールト、イグアイン、ママドゥ・ディアラの4人。ディアラは、右脛骨(膝付近)の滑膜炎、浮腫により、2週間の離脱。


カピタンのご機嫌
マドリーが、アルバニアのティラナでのフレンドリーマッチを終えてバラハス空港に到着したのは、午前2時のことだった。帰り道には、ロッカールームでの良い雰囲気が息づいていた。しかしもっとも良い雰囲気を匂わせていたのはラウルだった。ラウルは90分間プレイしたばかりで、いくつかチャンスを見出し、顔は楽しそうだった。
3時間ほどの旅程の間、彼はほとんどシートに座っていなかった。23時40分、彼はトイレに立った。しかし彼は気持ちを代え、前方に座っていたフロレンティーノ・ペレスのところに向かった。それから彼らは会話を始め、およそ1時間15分に渡って続いた。
会長は、試合中に打撲を受けてドクターが固定していたラウルの右手について、その様子を尋ねた。ラウルはフロレンティーノに、どうやって負傷したのかを話し、それからはリラックスした会話が始まった。時には両者から笑い声が聞こえてきたほどだ。そこにホルヘ・バルダーノが数分間加わったが、それはラウルをねぎらうためだった。
午前1時、会長とカピタンはおしゃべりをやめた。どちらもクラブの現在の状況についての最新の情報を取り入れ、また他のカピタンたちを含めたミーティングを行う約束をした。
驚いたことに、フロレンティーノが彼のチームと共に移動したのは、今シーズンではこの水曜日が初めてのことだった。また特に、彼は厳しいシーズンを過ごしているラウルに勇気を与えた。
話し終わった後、フロレンティーノは立ち上がってバルダーノのところに向かった。彼は他の3人のカピタネス、グティ、カシージャス、セルヒオ・ラモスと話をし、ロッカールームのまとめ役たちとのミーティングを会長が望んでいることを伝えた。話し合われるべき問題の中には、まだ決まっていない報奨金(今回の遠征の特別手当ってこと?)がある。その頃、ラウルはトイレを出て、ペジェグリーニとコウシージャスのところに行き、25分ほど会話を交わした。ラウルはコーチ陣に笑顔を見せ、彼らに冗談を言いさえした。
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アルバニア行きは、おそらくチャーター機で、選手もスタッフも偉い人たちもマスコミも、まとめて一緒に運んだのだと思います。
記事中に、会長が選手と一緒に移動するのは今シーズンこれが始めてだとありました。普段は選手は前日に現地入りしますが、会長は試合当日昼の会食(相手チームの会長さんのご招待)に間に合うように現地入りすれば良いわけですよね。ただ、今回は選手も当日朝移動だったし、場所も特殊だし、それで全員一緒だったんじゃないか、と推察する次第。
で、90分間フル出場してご機嫌なラウル、というお話でした。試合映像とか一切見ていないのですが、ラウルなんていうものは、90分間走り回らせておけば良いのではないかと思います。大切にベンチにしまっておいたりしないで、これでもかと使い倒すのが一番。

フットボールの外

2010-01-19 21:03:24 | football
ハイチのために
来週月曜日、リスボンにおいて、ジダン&ロナウドフレンズ vs ベンフィカ現役・OBチームの試合が行われる。この試合はチャリティを目的とし、マドリーからはカカとマルセロが参加する予定。今回、このチャリティマッチの収益は、すべてハイチで起こった地震の被災者に寄付される。このマドリーの2人も、プリメーラのリーガのクラブも、このイベント催行への完全なサポートを示している。
カカは、今回の試合を欠席するロナウドの代わりでもある。ロナウドは、このチャリティマッチの前日からコリンチャンスでリーグ戦をスタートさせるため。ロナウドがこのチャリティマッチを欠席するのは初めてのこと。負傷していたときですら、オーガナイザー(まとめ役)の1人であったのだから。カカは Twitterで、「ハイチを助ける目的で、国連が主催するこのイベントに、参加するチャンスを得られたことをとても嬉しく思う。」とコメントを述べている。カカは、自身のコメントでも行動でも、ハイチに強く注意を向けている。

このチャリティマッチには、マドリーの2人の他にも、バルサ、エスパニョール、バレンシアから、何人かの選手たちが参加することが確定している。
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試合を行うのが月曜日とか、ロナウドが出席できないとか、そういったとことから見ると、以前から企画されていたのではなく、今回のハイチの地震被災者へのサポートを目的に急遽企画されたのかもしれません。違うかな?


カシージャスから
イケル・カシージャスは、NGO団体PLANに協同して、全スペインからの支援を呼びかけている。
「この状況は悲劇的だ。我々は、多くの人々、多くの子供たちが、家族をなくし孤児になっていること、家を失っていることを知らねばならない。
僕はマリで過ごした(昨年夏、NGOの活動の一環で)。しかし、ハイチで起きていることは、数年前の津波(5年前のインド洋大地震・津波災害)に続き、この地球で起こりうる中で最も不幸なことだ。
そこに人々がいて、我々のNGOも準備ができている。しかし、すべてが非常に困難な状態だ。なぜなら、道路は寸断され、トラックが現地に到着できないことがしばしば起きているのだから。この状況は、本当に悲劇的なことだ。
こうした問題は、今その日に限ったことではない。長い年月が必要とされることだろう。」


サインス登場

サインス。サインツ。先日のダカールラリーinアルゼンチン&チリで、見事優勝を飾ったばかりのカルロス・サインツおじさんが、今週末のベルナベウでの試合(マラガ戦)で始球式を行うそうです。ラリーをご存じない方でも、カルロス・サインツの名に聞き覚えのある方も多いかと思います。思い出しませんか。2006年の会長選でビジャール・ミルと組んで副会長候補で立候補したり、去年の今ごろも、会長選に出馬かと噂が出ていた……

ともあれ、サインス(&クルツ)、優勝おめでとうございます。


本日のトレーニング
What's new!
 -ベンゼマ元気に復帰
Routine works
 -ペジェグリーニの訓話
 -ルート、イグアイン、ファン・デル・ファールトは室内調整
 -その他は元気

本日の画像
極めて躍動的。


でも霧まみれ。

画像と背景の切れ目がわからないなんて。


みんな行くよ
アルバニア行きの皆さん。

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、メツェルダー、アルベロア、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、カカ、グラネロ、ドレンテ、ガゴ、グティ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ラウル、ベンゼマ

ちなみに、水曜日(試合当日)の朝集合して、アルバニアに移動して試合して帰ってきて、木曜日はいつもどおり10時30分から11時30分から(修正しました)トレーニング。厳しいー。

今週は出張

2010-01-18 21:51:25 | football

トレーニング再開
日曜日はお休みだったマドリーの人々は、月曜10時30分からいつものとおりのトレーニングを再開。
ベンゼマは、日曜日の朝目が覚めたら、胃腸炎になっていたそうです。変なものでも食べたか、お腹出して寝てたか、どっちか。バルデベバスまで来て医師の診療を受けたものの、トレーニングには参加せず。
ファン・ニステルローイ、ファン・デル・ファールト、イグアインの3人は、引き続き室内調整。ペペは長期離脱中、ディアラはコパ・デ・アフリカ。
あと、イケルはクラブの許可を得て、遅れてトレーニングに参加したとのこと。

残りの人たちは、前半戦最後のマラガ戦(ベルナベウ)に向けて、トレーニング。


+1試合
公式のトレーニングの記事にさりげなく書いてあるところから推測するに、20日(水)にアルバニアの石油王のチームとフレンドリーマッチを本当にやるらしい。7日付けの記事に書いたやつですね。入場収益の一部は、アルバニアで洪水の影響を受けた人々に寄付される模様。もちろんマドリーにも収入が。


ラスとガゴの間には不思議な関係がありそうだ。


おまけ
風邪を引いた気がする。でも、断じてガストロエなんとかではない。とりあえず、WOWOWのせいだと思っている。

Jornada 18

2010-01-17 06:47:26 | football
久しぶりに、ON AIR!というわけのわからない名称を借りた、WOWOWお得意の1日遅れで放送してやってるんだぜ、の犠牲になりました、マドリーの試合。季節が遅れていますが、サンタ帽のイグアインと、年末を一緒に過ごしたらしいご機嫌なイグアイン&ガライの画像2枚の下に、ビルバオ戦について。








09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 18
Athletic Bilbao 1-0 Real Madrid C.F.

ビルバオの得点:ジョレンテ(2)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア
MF:ラス(グラネロ)、シャビ・アロンソ、カカ、マルセロ(グティ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン(ラウル)

負けました。試合冒頭の、落ち着かずマークが着ききれていない、集中しきれていない時間に失点。バタバタした後はよく攻めたものの、決定力を欠く。「イグアインがいれば」と言っても仕方ないかも。クリスチアーノ・ロナウドはすごい。本当によくやってると思う。グティを早い時間から、というか先発から出したらいかがか?とも思う。ラスが攻撃のパスの起点になることが多かったように思うのですが、それならもっと適役がいるでしょう、ということで。あとはもう面倒くさいので、試合時間を追って箇条書き的に書いたものを貼ります。前半の方が細かく、後半になればなるほど手抜き。後でまとめたりするかも。しないか。


○開始1分もたたずにとんでもないことが起こるサン・マメス。3連発の絶好のチャンスにシュートがポストに当たり、イケルに弾かれ……
○なんだこれと思っていたら、結局コーナーから失点。0-1。ジョレンテフリーにしてどうするんだ……。いきなり大盛り上がりのサン・マメス。
○右からドリブルで入ろうとしたクリスチアーノ・ロナウドがエリア手前でジェステに倒されFK。ジェステは怒る。クリスチアーノ・ロナウドは、珍しく、直接狙わずに横へ流し、シャビ・アロンソがシュート、弾かれて出し直したのをベンゼマが狙いまた弾かれ…要するに決まらない
○ビルバオ、汚い…とまでは言いませんが、最初から熱くなりすぎ。10分もたたないのにファウルと抗議で黄色2枚。タックルもちょっと深くてきつ過ぎるし、ジェステが早い時間からイラついている。
○ローリングしながら広告看板を超えていきそうになるガライ。
○15分経過。ここまでは、カカ出てたのか、という目立たなさ。クリスチアーノ・ロナウド、シャビ・アロンソなどは良くボールに触っている。
○セルヒオ・ラモスのアーリークロスが、ゴール前に飛び込んでいったCロナウドにぴったり。シュートは大きく外れたし、GKイライソスと競って倒れてしまいましたが、Cロナウドいい。
○前半の半分まで来たところで、既に両チームに2枚ずつのアマリージャ。ビルバオはグルペギとハビ・マルティネス、マドリーでもらっているのはラス&ラモスのコンビ。
○マドリーの右サイド(=ビルバオの左サイド)が、攻撃でも守備でも主戦場になってる感じ。
○ベンゼマはシュートチャンスは何度か巡ってくるけど、試合に入ってる感じがしない。
○とか言ってたら、カカのスルーパスからベンゼマがシュート。ポスト内側に当たったのに! 結局イライソスの手に。
○30分過ぎた頃から、カカがようやく馴染みだして、それで崩せる場面が増えてきた感じがする。
○守るほうは、やはりサン・マメスの雰囲気もあってか、落ち着かない。セルヒオ・ラモスやアルビオルが危なっかしい。中盤でボールを取られ、いっきに縦に持っていかれるのが怖い。
○前半42分くらいかな、左サイドを縦に攻められクロスを折り返されたのを跳ね返した。そこからのパスでつないでゴール前まで攻めていったのがすごかった。パスのつながり具合が。最後はセルヒオ・ラモスが倒されてFK、ガライのカベッサが外れ、で終わるのですが、やー、すごいなあ。
○0-1のまま、HT。

○変更なく後半スタート
○小うるさいビルバオのファンを脅すCロナウド。お咎めあっても知らないぞ。
○さらにヒートアップ。後半頭の10分間で黄色が2枚。シャビ・アロンソのタックルはプレミア仕込。
○後半15分、グティIN、マルセロOUT。マルセロ、惜しいシュートもあったけど、あまり良い感じがなかった。中盤のパス散らしがラスに負担かかってたので、グティが入るのは良いと思う
○グティ、入っていきなり良い仕事連発。てか、イライソス当たってる……。
○ベンゼマが、ちゃんと状況判断できてるのか疑問。ポスト的な動きが嫌いなのか、受けたボールをためずに(ためられずに)、すぐに近くにいる味方にはたいちゃうのが、個人的にとても気になる。たとえその味方の選手が、3人くらいに張り付かれてる状況であっても、ボールはたいてしまったり。そこでボール取られちゃうわけです。左ばっかりじゃなくて中に入るようにもなってるし、カカのパスに応答して縦に抜けるのとか良いプレイもあるし、得意不得意があるのもわかるけど……微妙だ。
○でも代えないんだよな、ペジェグリーニ。
○ラスOUT、グラネロIN。
○絶好のクロスを打ち上げてしまうカカ。倒れ伏す。ピッチサイドではラウルが頭を抱えていた。
○残り15分を切りまして、ようやくラウルがIN。こんな使い方でも、競争はある、チャンスは与えてやってるんだ、って言われちゃうんだなあ。
○カカおしい。今日はずっと惜しい。
○グティ、入りは良かったんだけど、なんかイマイチになってる。
○ラウルすごいよなあ…。
○最後の方は、もうお互い気合勝負。
○クリスチアーノ・ロナウドのシュートがあああああああもう、イライソス当たりまくり。だめだもう。
○イライラがたまったのか、クリスチアーノ・ロナウドに黄色。原因はいまいち不明。ビルバオの選手たちに囲まれていたのに、黄色を食らったのはCロナウドの方。レフェリーに話をしに行くのは、グティさん。落ち着いている。
○セルヒオ・ラモスを倒したグルペギ2枚目、ロハ。もうロスタイムすら過ぎてますんで、どうにもなりません。
○90分がんばり抜いたCロナウドのFKがはずれまして、終了。




着きました

2010-01-16 09:20:18 | football
マドリーの選手たちは、金曜夜19時50分にビルバオに到着。着陸5分前には、強風による乱気流にもまれることになり、無事着陸した時は拍手が起こったとか。着陸後はカールトンホテルへ。空港では500人、ホテルでは200人のファンが選手たちを出迎え、声援を送り、サインを求めた。


最近、公式にほとんど画像すら載せられないでいたカピタン・ラウルが、久しぶりに(というか、ここ数日出るようになってた)ピンで登場。ヒナゲシ摘み発言のグティも。



狙ってやったのかどうかわからない、不思議な前髪の(80年代テイストとかそんな感じ?)ガゴとシャビ・アロンソ。



この2人は、22時から行われた恒例のサイン会へ。シャビ・アロンソはバスク方面担当ということで宜しいでしょうか。またソシエダのユニフォームにサインしたりしてるかも。ガゴの方は、チームに残留させるという、上のほうからのメッセージか。
しかし、2人とも笑顔の写真がまったくない。組み合わせは考えるべきでは>担当部署。



試合当日は、朝にストレッチなど軽く身体を動かし、昼食後にビデオセッション。18時30分頃にホテルを出て、サン・マメスに向かいます。

大聖堂行き

2010-01-15 21:20:29 | football
土曜日20時から行われます、リーガ・エスパニョーラ第18節、アスレチック・ビルバオ戦(@サン・マメス)に召集されたレアル・マドリーの18人。

GK:イケル、デュデク
DF:アルビオル、アルベロア、ガライ、マルセロ、メツェルダー、セルヒオ・ラモス
MF:シャビ・アロンソ、ガゴ、グラネロ、ドレンテ、グティ、ラス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、カカ、ラウル

アフリカ・ネイションズカップ中のディアラが欠場。長期離脱中のペペ(現在、部分的に負荷をかけたプールトレーニング)の他に、ルート、ファン・デル・ファールト、イグアインも負傷離脱。
一方で、前節サスペンションだったラスとセルヒオ・ラモスが復帰しました。マジョルカ戦で、腓骨に打撲を負っていたシャビ・アロンソは、昨日から全体練習に復帰し、本日無事に召集リスト入り。謎なのは、昨日今日と室内での別メトレーニングだったのに、召集リストに入れるメツェルダー。何があったのかは、まったくもって不明。


負傷者を改めて整理
○ペペ
診断:右膝前十字靭帯断裂
処置:外科手術(2009年12月17日)。部分的な負荷をかけたプールトレーニング

○ファン・ニステルローイ
診断:扁桃腺炎。左脚ふくらはぎ三頭筋への過負荷
処置:扁桃腺切除手術(2009年12月15日)。全体に復帰するようフィジカルトレーニングが計画される

○ファン・デル・ファールト
診断:左脚ヒラメ筋に重度I~IIの筋繊維損傷
処置:ジムとプールでトレーニング

○イグアイン
診断:左脚大腿二頭筋に重度I~IIの筋繊維損傷
処置:室内でトレーニング

O-30

2010-01-15 21:12:26 | football
グティ「マドリーを出るのが楽しみだ」
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グティはカナル・プルスのInforme Robinsonの収録の際、いつになく真剣だった(これは28日木曜日22時に放送される)。インタビューの中で、ミカエル・ロビンソンが質問した。「レアル・マドリーの後、グティにフットボールはある?」  グティは、当初はどっちつかずの答えを返した。「俺はレアル・マドリーとの契約を全うしたい。でも、他のチームでプレイできたらと思うのも本当だ。違う文化、違う生活、他の仲間たち、他のリーグを楽しめるだろう。」 ロビンソンはコメントを述べ、一方でグティは、マドリーから遠く離れたフットボール人生について話を続けた。「インテル・ミラノには、心から喜んで迎えてくれるだろう人たちが居ると知っている。」
グティは真剣だった。「俺は、心から喜んで行くだろう。インテルは偉大なクラブだ。サミュエル・エトオやウェスレイ・スナイデルような素晴らしい友人もいる。すべてを目指すことのできるチームだと考えている。本当に、もし実現するのであれば、それは俺にとって最高の選択肢の1つだ。レアル・マドリーで、本当に素晴らしい時期を過ごしてきたのは真実だ。マドリーは、俺が自分の人生すべてを生きたいと望んできた街だ。そして今、俺はマドリーを離れることを望んでいる。矛盾したように聞こえるかもしれないが、俺はマドリーを出て行けること、別の国に行くこと、別の街に行くこと、何かほかのことを楽しむことを待ち望んでもいる。」
2日後のこと。上記の発言は、カナル・プルスのご配慮のおかげでASが先行して報道しているものだが、今週月曜日に行われたものだった。その2日後、グティは、攻撃的なプレスカンファレンスの主役となった。それは、アルコルコン戦の大敗から72日間、彼が負っていたという負傷について質問したレポーターたちに対し、彼が嫌味たっぷりに反応したものだ。「俺は人生最高の時を過ごしている。幸せだし、回復している。」 何かオファーがあったのかと聞かれ、彼は答えた。「ない。」 もしあったら、クラブを出るか? 「いや、俺は自分のキャリアをレアル・マドリーで終わりたいんだ。」 グティはそう答えた。
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前にも、実は他国リーグを経験してみたい、他国を旅してみたい、といった発言をしていたグティでした。別に二重人格なわけではないと思いますが、キャリアの終わりが迫ってきて、達成できたこと、やりたくてもできなかったこと、やりたかったのにできなさそうなこと、いろいろ思うところがあるんだろうと思います。それを片端から言ってしまうので、あれこれ騒がれてしまうわけですが。



13日の記事ですが、
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ホセバ・エチェベリア「それこそが、我々が勝利する前兆だ」
・「サンマメスにおけるレアル・マドリーとの最後の試合で、良い思い出を手にしたい」
・土曜日の試合は、エチェベリアにとって、リーガ450試合目の記念の試合でもある

ホセバ・エチェベリアは、彼の最初のマドリーとの対戦では結果的にサンチアゴ・ベルナベウで1-2の勝利をおさめた時のように、彼のキャリアにおけるサン・マメスでの最後のレアル・マドリーとの対戦では、「良い想い出」を手にしたいという願いを見せた。
「私にとってサン・マメスでのレアル・マドリーとの最後の対戦で、良い想い出を手にしたいと願っている。それが、我々が勝つという前兆になるだろうから。レアル・マドリーは非常に重要なチームであり、ビルバオに入ってからというもの、常に対戦を楽しみにしているものだ。そして人々が作り出す、我々がサン・マメスで経験する雰囲気が、それを証明する。」
エチェベリアにとって、1995年9月9日に行われた「メレンゲ」との初対戦は特別なものだ。「ひどく雨が降っていた」とギプスコア出身のエチェベリアははっきりと思い出す。「リーガの第2節のことで、私たちは1-2で勝利した。ゴールも決めたよ。すべての試合を覚えているわけには行かないが、でもあの試合は覚えているんだ。私は18歳になったばかりで、それは成人したということだから。」
しかし、すべてのアスレチック・ビルバオvsレアル・マドリーの試合が、エル・カピタンに良い記憶をもたらすものではないだろう。もちろん最悪の記憶は2001/2002シーズンのコパ、セミファイナルだ。「ハインケス監督のときだった。ここで2-1で勝った後、敗退したんだ。私がレアル・マドリーと戦ってきた中で最悪の記憶だった。」
彼は、おどけた調子で、元レアル・マドリーのDFロベルト・カルロスとのバトルを「それも良い想い出だよ」と認める。ロベルト・カルロスは常に「ハイテンションで向かってくる」のだという。「彼は、スペクタクルなパフォーマンスを披露する選手だ。どんな試合でも高いレベルでやってくるし、怪我をしない、おまけにいつでも笑ってる。試合の最後の方で息が詰まるように苦しい時には、彼にはちょっと嫌になってしまうよ。でも本当は、僕たちは良い関係を築いていたけどね。」

ラウルに続く
土曜日の試合は、エチェベリアにとって、リーガでの450試合目の記念でもある(レアル・ソシエダ時代を含める)。これは、現役選手の中では、レアル・マドリーのラウル・ゴンサレスに続く数字だ。このことについてエチェベリアは、このピッチ上で記録に到達したいという思いを隠さないが、それでも彼個人のことよりもチームの勝利を先に置く。「もしプレイできたら素晴らしいことだろう。だけど私が望むのは、そういう数字のことよりも、チームが勝利し上昇し続けていくことだ。」
ロヒブランコ(赤白)の「17番」は、この試合を「いつものアスレチック vs レアル・マドリーの試合と同じように、力強いものになるだろう」と予測するが、しかし「フロレンティーノ・ペレスが獲得したボーナスもある」と言う。「あのようなワールドクラスの選手たちが加入すれば、私たち誰もが勝利するものだろう。試合は非常にエキサイティングなものになるだろう。なぜなら、どちらのチームも素晴らしく、また我々は向上し続けていくために勝利を望んでいる。彼らはリーガ優勝のために、我々はヨーロッパ圏内のために。」

常にロヒブランコ
最後に、ホセバ・エチェベリアは、彼のキャリアにおけるある瞬間には、レアル・マドリーでプレイする機会があったこと、しかしアスレチックに残ると決めたことを想い出した。しかし一切の後悔はない。「望ましい道が何であるか、私には非常にはっきりしていた。つまりここで続けていくことだ。そして、私がベストの選択をしたことを、時が示してくれた。私は、あらゆる面で素晴らしい年月を過ごすことができたのだから。」
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もう本当に今シーズン一杯で引退する決意は固めているんですね。いま32歳、まだ、もう少しいけるんじゃない?とは思うんですが……もう決めちゃったんだなあ。


法により

2010-01-15 00:52:47 | football
デラレの件でオフィシャルノートが出ました。が、難しすぎて何だかわからない……。一言一句訳はオフィがそのうちしてくれると思うので、各箇条をうっすらわかる範囲で。機関の名前はどうしてもわからない。

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1. レアル・マドリーは、フットボールクラブとして、所属するすべての選手たちは、現行の労働法の下に置かれている。
2. ルベン・デラレ選手は、急性の発作を起こしたことで、通常のとおり、社会保障を受けることになった。この瞬間から、短期的就業不能(Incapacidad Temporal)がスタートし、それは15ヶ月たった現在も継続されている。
3. 今回のデラレの件は、発作がデラレがフットボール選手としての仕事を遂行している時だった(試合中)ので、労災となる。この場合、スペインにおけるどんな労働者であっても、国のla Mutua Patronal de Accidentes de Trabajo(労災に関する雇用者協議会、みたいな感じ)が、社会保障法の代理として、短期的就業不能の経過を観察する責任を負う。
4. 社会保障法によると、短期的就業不能が1年間経過したところで、la Mutuaは、調査により短期的就業不能の期間を最高で18ヶ月まで伸ばすか、あるいは、無効判断の調査を開始する。つまり、医学的な展望として、延長された残り6ヶ月の期間内に完治が不可能であるとみなされると、無効判断が下される。
(今回のデラレはここにあたるんだろう)
5. この管理上の手続きは、法に基づき行政事務にのっとって行われるもので、雇用者にとっては、義務として行われるものである。この場合の雇用者はレアル・マドリーだが、その管理処置のすべての過程に関与できるものではなく、la Mutua Patronal de Accidentes de Trabajoの報告書を待っているところである。
6. 当クラブは、常に法に対応し、各選手と交わしているすべての契約における義務にも対応する。
7. レアル・マドリーは、常に選手が必要とする事態に応えるものであり、選手たちへのサポートと協同することを、繰り返し表明する。
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ものすごく大雑把な理解ですが、スペインの労働法(社会保障法?)によると、労働時の事故の場合、事故の翌日から「短期的就業不能」という特別措置期間が始まる。つまり雇用を続け、待遇を変えないということだと思います(給料は社会保障費による?)。これは12ヶ月間継続することが、雇用者側の義務。ただし、国の専門調査機関が各ケースについて調査を行い、さらに6ヶ月継続するか、6ヶ月たっても回復が見込めないケースであれば「永久就労不能」、つまり、その職には戻れないという判断を下すということ。レアル・マドリー、クラブ側は、すべてスペインの労働法、社会保障法に則っているものだという主張を、公式に行ったということになります。で、一応現時点では、la Mutuaの報告書を待っているので、何もかも決まったわけじゃありませんよ、というところでしょうか。
あと問題は、6ヶ月内に回復が見込めないと本当に言えるのか、ということか……。

以上、オフィシャルの英語版と、たまたま見つけた(独)労働政策研究機構の資料(PDF)「スペイン労働法ハンドブック(日本語)」(特に17ページ目)も参照しました。

信じがたいが

2010-01-14 20:27:28 | football
今のところMARCAのみの報道。本当に?とちょっと信じがたい気にもなるのですが。
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レアル・マドリーは、既にデラレの契約の無効化(invalidez)の処理を行っている
・クラブのこの決定は、選手にとって、スポーツ面でも経済面でも打撃である
・この無効化により、彼はLFP(スペイン・リーガ・フトボル・プロフェシオナル)のライセンスを失う
・レアル・マドリーは、この無効化が医療的な処置により裁定されるまでの、デラレの現在の年俸(あと2年の契約が残っている)を保証するのみである。

本日のMARCA紙が報じたところによると、レアル・マドリーは、既にルベン・デラレに対し、最終的な契約の無効化(引退、契約解除)の処理に入っていることを告げた。これが確定すると、その何百万もの契約は、1500ユーロ(20万円くらい)の年金になる可能性がある。もしEVI(定訳はわからないが、不適正評価をする機関?)が無効化(疾病?)の存在、専門職であって一般的ではないことを裁定すると、その場合、サインした契約の100%を受け取れるためだ。MARCA記者であるJLカルデロンとSエレーラがレポートするところによると、既にデラレは、レアル・マドリーを告発することを考えているようだ。間違いなく、これはデラレにとっては冷たい水を浴びせかけられたようなもので、いつか再びフットボールをプレイするという望みを切り捨てるものだろう。
デラレは、マドリーを法廷へ連れ出せるように考えている。この契約の無効化(疾病とか障害の意でも)を受け入れる意思はない。さらに、失神の症状は、彼の病気に対する正確な診断では見いだされなかった。そして現在、彼の心臓の問題を明らかにするための検査は行われず、何ヶ月もたっている。
一方で、レアル・マドリーの選手たちは、「デラレの問題」に近く寄り添っている。チームのカピタネスは、一貫して情報を得ており、既にデラレに対して、必要となることへのすべてのサポートを伝えている。その反抗の最初の小さな例が、水曜日、ラウル、カシージャス、グティが、クラブが各選手に対して用意した保険へのサインを拒否したことだ。この行動は、デラレの問題に関するロッカールーム(=選手たち)の姿勢について、注意を促すものと思われる。
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デラレへの引退勧告、契約解除の手続きを始めている。医療的な判断(法的な意味があるのだと思う)で裁定が下れば、デラレはわずか1500ユーロほどの年金を受け取るのみで、再びフットボール選手として戻ってくる可能性を失うことになる。

何かもう、ちょっと言葉がない。

倒れてから1年以上が過ぎているのに、いくら検査を受けても、復帰の承認を得られないまま時間だけが過ぎていく。それでも復帰を諦めてはいなかっただろうに、選手としての契約打ち切り、しかもフリーになるのではなく少なくともスペイン国内で選手として活動できない状態になる、実質引退ともいえる処置。報じているのは恐らくまだMARCAだけで、どこまで事実なのか判らない部分もありますが、でもマドリーというクラブが、まだ復帰を諦めない1人の生え抜きの選手の夢を打ち砕く法的処理に入った、ということに唖然とさせられてしまいます。デラレの気持ちを考えると、そして、先日心臓に問題があるとして当面のフットボール選手としての活動を禁じられたセルヒオ・サンチェスのことを考えると、暗澹とした気持ちになる。
その一方で、冷徹な言い方かもしれませんが、いつかはこういう日が来るものだったのかもしれない、という感じもある。ハッピーエンドなら、デラレには心臓の問題がないことが100%証明され、晴れてプロフェッショナルの選手として返ってくる。そういう未来の可能性。だけど、「絶対に心臓に問題は起きない」という100%の否定をすること、無数にある要因をすべて否定することは、ものすごく難しい。不可能だ、と言ってもいいかもしれない。絶対に「万が一」の事態は起こすわけに行かないから。そうである以上、マドリーというクラブには、デラレが復帰するという見込みがなかったのかもしれません。そして、選手として存在できないなら、どこかでその契約は解除されることになる。一切の法的な不備がないように。
ぜんぜん状況は違うかもしれませんが、バレンシアで、アルベルダがクラブから追放されかけた、あの時のことを思い出します。心情的にはアルベルダ側、というか1人の被雇用者としての選手側に与する気持ちが強く、しかしクラブ側(当時の会長はソレール)の主張は、ムカツク内容だったけど、1つの企業や雇用者という立場として、それなりに法的に整理されたものでした。
やっぱり何にもまとまらないけど、そんな感じ。

このタイミング

2010-01-13 21:19:25 | football
本日のトレーニング
久しぶりに雨も雪もないトレーニング(らしい)。この日は、カンテラから大量6人がお召し上げ。ファン・カルロス(右インテリオール)、マテオ(中盤)、ファンフラン(メディアプンタ)、テバル(セントラル)、ファナン(セントラル、ルベン・ラモス(デランテーロ)。ポジションはMARCAより。さすがに、1人きりで呼ばれるよりは、6人同時の方が、表情が明るい。
火曜日は1人ランニングを続けていたガライでしたが、この日は全体トレーニングを通常どおりこなせたとのこと。一方で、ファン・ニステルローイ、ファン・デル・ファールト、イグアイン、シャビ・アロンソは室内でそれぞれの回復メニューを実施。

一応、今日のプレスカンファレンスは、グティ担当の予定。


モリエンテス
ここのところリーグ戦がないフランスでは、何をしているかというと、カップ戦。カップ戦なら、モリエンテスにももう少し出場時間も増えてチャンスが生まれるのでは…と淡い期待など抱くわけですが、日曜日のフランス杯トレリサック戦(2-0でマルセイユ勝利)では、後半最後の方で10分ほどの出場。しかし、続けて水曜日にはリーグ杯サンテティエンヌ戦がありますので、今度こそチャンスが……

Sans Morientes ni Bocaly :モリエンテスとボカリ抜き
Fernando Morientes et Garry Bocaly sont blesses:フェルナンド・モリエンテスとガリー・ボカリ、負傷
Morientes (tendon d'Achille) et Bocaly (hematome) sont forfaits:モリエンテス(アキレス腱)とボカリ(血腫)、欠場

なんでそこで怪我する。詳しい状態が実はよくわからないのですが、アキレス腱って、1週間程度で戻ってこられるようなものではないような気も…何しろモリエンテス、負傷を長引かせがちだし。
ちなみに、CL第6戦以来負傷離脱していたニアンが復帰。ニアン好きなのでこれは嬉しい。


検閲部分


ASより、本日のグティのプレスカンファレンスの、公式が載せなさそうな部分。
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グティは、およそ2ヶ月の離脱を経てマジョルカ戦に出場し、またプレスの前に、不機嫌モードで登場した。グティは、負傷について質問されると、過敏な態度になった。
「俺は答える必要がない、ドクターの仕事だ。もし、あんたたちが俺を信じないと言うなら、スキャンの結果と血腫を見ればいい。説明する必要はない。俺はいつでもプレイしたい。でもそうできないのなら、それは俺が怪我しているからだ。俺を信じるやつ、それは良い。信じないやつは、野原でヒナゲシでもつんでればいい。」
(何か隠喩があるかどうかわかりませんが、たぶんそんな感じ)

良心が穏やかであるかと聞かれ、グティはこう答えた。
「睡眠不足に見えるか? クマがあるように見えるか? 俺の良心は穏やかだし、素晴らしい気分だ。」
「俺が傷ついていたり苦しんでいるように見えるか? 俺は自分の人生の中でも最高の時にいる。健康だし幸せだ。クリスマスは子供たちと過ごしたし、マスコミがいる気配もなかったね。何もまずいことはない。俺が誰かを非難しているように見えたのか? あんたは、ジャーナリストっていうよりも心理学者に見えるな。」
と、バルデベバスのプレスルームで、グティはあるレポーターに対し鋭く切り返した。彼はまた、どんなオファーも受け取っていないと述べた。
「クラブを離れる計画はない。俺はレアル・マドリーで引退することを望んでいる。」

ラウルについては(これは公式にも載った)、
「彼は普段どおりに見える。彼は出場時間を手にし、重要なゴールを決めるだろう。ピッチの中でも外でも、彼はお手本になっている。どのチームでも、重要な選手がいて、そういった選手でもプレイできない時期があるものだ。ジダンやフィーゴにさえ起こったことだ。」

先日のセビージャ戦で大活躍、欧州各クラブの注目を集め、マドリーも獲得に乗り出していると言われる、ラシン・サンタンデールのセルヒオ・カナレスについて。
「カナレスは、多くの重要性(方向性?)を持った選手だ。セビージャ戦でも、パロップに対峙してすばらしい冷静さを店、2ゴールを決めた。落ち着くことが必要だ。この先彼が唯一考えるのは、プレイし成長し続けることだ。もしそうし続ければ、マドリーも、その他のクラブすべても、彼を望むだろう。
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ちょう迫力

また1人

2010-01-12 21:50:49 | football
昨日検査結果が出ていなかったから、なんともないのかと安心していたのに……。

イグアインの医療情報
本日、サニタス・ラ・モラレハ病院にて理学的検査、MRI検査を行った結果、ゴンサロ・イグアインは左脚大腿二頭筋の筋繊維損傷(グレードI~II)と診断された。離脱期間は、3週間と推測される。


本日のトレーニング

グティとドレンテは遅刻しました。雪により交通が乱れていたから、が理由だそうです。
(遅刻は、ピッチに出るのが数分遅れる程度だったようですが、一応罰金対象になる模様。グティ、ちょっと遅刻多くない?)

強い雨が降り、使う予定だった施設(Campo 2)は雪に覆われたまま。トレーニングはCampo 3で行われました。ペジェグリーニの冒頭訓話の後、負傷者たち(=ファン・ニステルローイ、イグアイン、ファン・デル・ファールト、シャビ・アロンソ)は室内へ。マジョルカ戦で左脚腓骨を強打したシャビ・アロンソは、今週末(カテドラルでビルバオ戦)には間に合う見込みのようです。
また、先週も別メの日があったガライは、今日のトレーニングでは全体と一緒に行った後、1人分かれてランニングを継続していたとのこと。


1日近く遅れて追加
メンテナンスで今朝追加できなかった記事を、もったいないので貼っておきます。

シェレス
シガンダ監督を解任。
アトレチコのアベル・レシノ、ラシンのマンディア、アルメリアのウーゴ・サンチェス、サラゴサのマルセリーノに続いて、今シーズン5人目。

アルビオル-ガライ
昨年12月12日にペペが負った重傷は、レアル・マドリーに警告の信号を灯すものだった。まだ覚えているだろう、昨シーズン終盤、ペペがヘタフェ戦で出場停止になって以降、レアル・マドリーがどのようにして崩れていったかを。ファンデが率いていたチームは、6試合で19失点を喫した。しかしドラマが。今 シーズン、ディフェンスにおける解決方法とその結果は順調なものだ。ペペが負傷し、アルビオルとガライのコンビは、270分間失点を喫していない。
ペペは昨シーズン、リーガの26試合に出場して、1試合辺り平均0.84失点の成績であった。ちなみにペペが居なかった場合には、1試合辺り3.16まで跳ね上がる。今シーズンも彼は素晴らしい成績を記録していた。17試合で16失点(0.94)だ。

信頼性
ガライとアルビオルは、最近の3試合(サラゴサ、オサスナ、マジョルカ)と、シーズン当初の2試合でコンビを組んでいる。2試合とはデポルティーボ戦とシェレス戦で、これはペペがサスペンションを引きずっていたためだ。この2人のコンビだと、レアル・マドリーの失点率は、1試合辺り0.4ゴールとなる。
ペジェグリーニは、ディフェンスの話については、いつも落ち着いた姿勢を見せる。
「我々に補強の意思はない。ペペが負傷したとき、私はガライが先発になると言った。なぜなら、彼はトレーニングで優れたレベルを見せているからだ。このポジションについては、私は気にしていない。それに、メツェルダーも回復したのだから。」

リヨンが……
ガライは、ペジェグリーニのチームにおける新発見の1人だ。このアルゼンチン人セントラルは、今シーズンわずか596分間、10試合(リーガ9試合、CL1試合)しかプレイしていないが、彼のパフォーマンスすべてにおいて、納得させるものを持っている。またガライは、ペペが負傷したバレンシア戦で、82分に決勝点となるゴールを決め、ヒーロとなった。彼の仕事は、ヨーロッパ中に知られないわけにはいかない。イタリアのトゥット・スポルト紙によれば、CL決勝トーナメントでレアル・マドリーのライバルとなるリヨンが、ガライの獲得を望むクラブのリストに新たに加わったとのことだ。ガライに問い合わせがあるのは、これが初めてではない。ミランのガッリアーニも、先月彼の獲得を望んだのだ。
「フロレンティーノにお願いしたんだけど、ダメって言われちゃったんだよね。」
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入れ替わり

2010-01-11 19:30:16 | football
負傷者その後
今日はマドリーの皆さんはトレーニングはお休み。ですが、負傷者に検査が行われたら、その状態がはっきりしてくるかな、と思います。何か新しいことがあったら、ここに書くつもりです。とりあえず、下の記事から少しバージョンアップして、ASからの追加情報。

イグアイン
ファン・デル・ファールトだけではなく、イグアインも筋肉の拘縮を抱えて試合を終えた模様。経過は、今日の検査次第。

シャビ・アロンソ
左腓骨上部、膝付近を強打したシャビ・アロンソでしたが、それほど重いものにはならないのでは、という情報。少なくとも、ベルナベウから帰るときには、特に問題を抱えている状態ではなかった様子。


追加:Parte médico de Van der Vaart
本日、ラファエル・ファン・デル・ファールトは、サニタス・ラ・モラレハ病院でMRIなどの検査を受け、左脚ヒラメ筋の筋繊維損傷(グレードI~II)との診断を受けた。離脱期間は2~3週間とみられている。





09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 17
Real Madrid C.F. 2-0 Real Club Deportivo Mallorca S.A.D.

マドリーの得点:イグアイン(8)、グラネロ(52)

GK:イケル
DF:アルベロア、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:ガゴ、シャビ・アロンソ(85、グティ)、カカ(71、ベンゼマ)、ファン・デル・ファールト(21、グラネロ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン

終始、雪が降り続く中での試合。マドリーは、もちろんエル・ブランコですが、みんな雪が似合わない顔してるよなあ……と、どうでもいいことを考える。とにもかくにも、寒い中、足元怪しい中、お疲れ様でした。

ラスとセルヒオ・ラモスがお休み、カカ復帰、ファン・デル・ファールトが早い時間にリタイア、と、布陣のあちこちがいつもと違う構成に。それが特に問題にならなかったのは良かったなと思います。選手たちの適応力でもあるし、マジョルカの構成との相性もあったかもしれない。
マジョルカが、特に試合開始の頃はけっこう引いてゴール前を固めている、逆に言うと、高い位置からのプレスがほとんどなかった感じ。これでマドリーの中盤やディフェンスは余裕が持てていたように思います。マルセロの左が心配でしたが、マジョルカはマドリーの左サイドを突いてくるような攻撃をほとんどしなかったので、マルセロも余裕を持って守り、攻めにも顔を出せていたと思います。カカも復帰したので、マルセロを中盤で使うのと、相手によってはラテラルに戻すのと、両パターン使い分けるようにしていっても良いかもしれない。でもアルベロア休ませるのはもったいないよなあ。波が少なく堅実、というのは貴重な存在だと思います。この試合も良かった。
中盤守備に入ったガゴも、久しぶりでしたが、なかなか良かったと思います。左右ラテラルのケアもそんなに負担ではなかったし、最終ラインの1つ前で守る、少し高いところまでいってプレスをかける、前を向いてボールを持ちパスを出すということまで、できていたかなと。同じように、シャビ・アロンソもプレッシャー少なく、自由でいられた。中盤のパスを出す人たちが余裕なので、最終ラインも取ったらガゴやシャビ・アロンソ、もしくは下がってくるカカやクリスチアーノ・ロナウドにはたけば良く、余裕を持てていたように思います。
ペペが負傷して、ガライとアルビオルがCBを組むようになって、いろいろ心配はありましたが、ここまで堅実にできているし、この試合でもしっかり守れていた。相手に突っ込んでいかない落ち着きがあるのもいい。とはいえ、いつサスペンションや負傷などの危険があるかわからないので、できればどこかでメツェを慣らしておいていただければ、と思うのですが。
攻撃は、まずはイグアインが、文句なしに素晴らしい。調子が良いせいなのか、以前より守備の意識も上がっている感じ。前からのプレスとか、よく動けるようになってる印象があります。カカはたまに消える時間もありましたが、久しぶりの復帰試合だということを考えると、十分の出来。むしろ、すぐに勢いのあるドリブルが使えるところは、さすが。クリスチアーノ・ロナウドは、シュートの手数が多かったけど、あまりぱっとした感じではなかったかなあ…求めるものが高すぎるのかもしれないけど。惜しいシュートの、どれかがゴールになれば良かったのにね。グラネロは、途中からの出場でしたが、結果を出したのは何より。ベルナベウでの初ゴールだそうです。ベンゼマは…途中から出場、ってやっぱり得意ではないんだろうなあ。最後まで試合に入れた感じがしなかった。
それから、グティお帰り。ベルナベウのグティへの反応は、愛憎入り乱れ、といった感じでしたが、でもちゃんとウルトラスによる「グティ・オレ」のチャントは聞こえてきた。そして、やっぱりグティのパスにはハッとさせられる。

その他。
○始球式を担当したのは、ロペス・ガリード(スペイン外務・協力省 EU 担当長官、社会労働党)。始球式、ブーイングまみれでした。
○トーゴ代表の襲撃で亡くなった関係者の方々へ、1分間の黙祷。
○ルベン、久しぶりだなあ。あの、セビージャ戦でしたっけ、交代させられて泣いていたあのルベンが…と、しばし懐かしい気分に。マジョルカ、2失点したしマークのまずい部分もあったけど、よく組織されているなという印象も受けました。

雪が降った

2010-01-11 09:18:49 | football
雪=nieve

復帰。


負傷者情報
ラファエル・ファン・デル・ファールト
左のふくらはぎに刺すような痛みを感じ、21分にグラネロと交代。左脚腓腹筋の拘縮と診断。
ASの記事では、「バルダーノによると筋肉の損傷・破断(una rotura muscular)」という一節が。程度によると思いますが、少し離脱期間が長くなるかもしれません。

シャビ・アロンソ
左脚腓骨上部の打撲。簡単に言うと、左脚の膝付近を強打。後半37分、グティと交代。

公式にはこのとおり出ていますが、重度、離脱期間などは現時点ではわかっていません。今後の経過次第のようです。
とにかく気温が低いのと、雪で足元がぬれて滑りやすいのと、視界もいつもと違うだろうということで、誰かが倒れたりうずくまるとひやひやしました。イケルがAケイタのスライディング食らったときも、どうなるかと思いました。とりあえず無事のようで良かったですが。
あとシャビ・アロンソ、交代時にユニフォームが血で汚れていたようですが、これも怪我のせいだろうか。

「交代」のサインを出すCロナウド

雪が降る、かも

2010-01-10 18:54:02 | football
本日午後、スタジアムに集うファンの皆さんは、がっつり着込んでこないといけません、と始まるASの記事。スペインの気象庁(Agencia Estatal de Meteorología?)によると、マドリー州には低温警報が出され、降雪の可能性がある模様。

ということで、Agencia Estatal de Meteorologíaのマドリー市街地付近のページを見てきました。それによりますと、本日のマドリーの天気は、

○曇り/雪(のち、なのか、時々、なのかはわからない)
○降水確率70%
○最高気温2度/最低気温-5度
○降雪警報、積雪5cm

と予想が出ております。おお、寒い。降りそうだし、降れば雪になり積もる可能性が高いようです。
過去にマドリーでこの程度の積雪があったのは、ちょうど30年前、1980年1月13日。ベルナベウのピッチは真っ白に覆われたものの、マドリーは3-1でラス・パルマスに勝利。よりによってラスパルマスとは、かわいそうに。
雪中迷彩状態のマドリーの皆さんを楽しめるかもしれない…と思いきや、気温が8度を下回った場合、ピッチを暖めるシステムが起動するため、ピッチが真っ白に覆われることにはならないだろう、とAS。

またASの別の記事によると、今日行われるプリメーラ、セグンダの試合の中で、降雪の危険性があるのが、マドリーとサラマンカ(エルマンティコ)だとのこと。既に昨日行われた試合では、エル・パハリートス(ヌマンシアです。やっぱり)やアノエタ(ラ・レアル)も雪に覆われていたようです。