団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

右往左往の

2008-11-14 07:46:30 | Weblog
 定額給付金で大揺れだ。麻生首相もこれほどの騒ぎになるとは思っていなかったのだろう。だからいうことも二転三転と変わって、結局は所得制限に関しては、自治体の判断にまかせる丸投げになってしまった。
 給付金を使える人は、景気に効果はないというし、その金を受ける側は景気に刺激を与えるというし、立場でいいたいことは変わってくるが、要するに分からない、というのが実態だ。
 まあ、効果があろうとなかろうと、もらえるものはもらう、というのが国民の正して態度だ。中身はむろん税金であり、それを忘れることはないことを断っておきたい。
 目的は景気対策にあるが、やはり選挙対策もあるのは当たり前で、ここまですったもんだしたものだから、反対に麻生政権のイメージが悪くなってしまった。選挙になれば、反対にこれが足を引っ張りそうだ。
 麻生さんは結局、育ちがいいからばらまきが好きなようだ。この2兆円に加えて、IMFに10兆円を拠出するともいう。
 世界中が不況のときに金をばらまけば、そりゃあ男も上がろうというもの。日本国首相、麻生太郎、ここに在り、と悦に入っているのかもしれない。もうオバマさんを抜いているのではないか、とおべんちゃらも聞こえそうだ。
 とはいえ、3年後自分がもう総理大臣でないときに、迷惑な消費税アップは決めるし、選挙のまえにいいたい放題、という感もあろう。
 歴代内閣で消費税を言い出したら、次の選挙では負けている。やはり次の選挙は民主党に負けることは決まっているのだろう。だから、あまり選挙のことは考えずに、自分の政策を推し進めることにしたのか。
 いずれにしろ、消費税アップはご免こうむりたい。昔の物品税を復活して、贅沢品を中心に税率を上げればいいではないか。生活必需品や教育費などは据え置き、車や宝石などの一定額以上のものは、10%でも20%でもつければいい。そして徹底した行革を進め天下り廃止、役所の無駄を省き、国会議員の数も3分の2ぐらいにする、絶対やる、といってやれば、きっと選挙になってもすれすれで自民党が勝つ可能性も出てこよう。
 もうみんながあきれている既定の路線でやっていくのではなく、こう変える、こうしていく、というビジョンを出していけば国民はついてこよう。

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