夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

「稲むらの火」という物語を知ってますか?

2011年09月07日 | 愛読書
先日、銚子のヤマサ醤油の工場を見学した折、
工場案内してくれたお姉さんが
「今作っているお醤油は全てアメリカの大豆を使ってます」と言ったので
「国産の大豆で作ったお醤油は無いのですか」とMさんが聞いたら
「あります」と答えた。ただし量産はしていないようで商品名が
「稲むらの火」という。
「変わった名前のお醤油だ」と思いながら工場入口にある
お土産屋でその醤油を見つけた↓そして・・・これって
もしかして・・・と思いました。

3月11日の大震災の日、津波の襲う映像を見て小さい頃
「こんな」物語読んだ覚えがあるな。
本の名前何だったろう。物語は覚えているのに思い出せないで
あれ以来、その話が頭の隅っこに引っかかっていた。その物語とは・・・

「小さな村を津波が襲い、村の長が稲束に火を点けて
 燃やし村人を助ける」
という話です。
「地震の後、海水が沖に引き戻され不思議に思いながらも
 村人は潮の引いた海に取り残された貝や魚を拾い集めていた。
 海水の異常な引き潮に『津波が来る』と思った村の長が
 近くにあった稲束(稲むら)に火を点ける。海岸に出ていた
 村人は高台にある『村の長の家が火事だ』と皆で駆けつけた
 ところに津波が襲って来て村人が助かった」
原作は小泉八雲とある

その物語(絵本)がヤマサ醤油とどんな関係にあるか
ネットで調べてみました。
    ヤマサ醤油「稲むらの火」の箱書き↓
    

ヤマサ醤油を引き継いだ濱口儀兵衛(梧陵)の実話を
もとに作られた物語でした。濱口梧陵さん偉い人だったのですね。

頭に引っかかっていた話も分かって「稲むらの火」買い求めました。
「この醤油は他でも売っているの」と聞いたら
「和歌山とここでしか売っていません」と言われた。
     

あれから6ヶ月になろうとしてます。 
コメント (2)
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