夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

ダンス音楽「アメリアの誓い」を調べてみたら

2012年11月09日 | ダンス
公民館の文化祭でダンスを踊る予定でしたが
思わぬ手の怪我で踊れなくなり、急遽ダンスの進行ナレーターを
受け持つ事になりました。
数日前に渡されたナレーションの原稿↓。

ダンスタイムの持ち時間が30分あるからナレーション
「ゆ~くり喋ってくれる?」といわれたってこの原稿では
ゆっくり喋っても3分もかからない。どうしたものかと
思い、曲の説明文を入れてみることにした。説明文は
ネットで調べればいくらでも引っ張り出せる。
便利な世の中になりました。
ネットで調べた文を削ったり付け足したりで出来上がった文章↓

これでなんとか時間延ばしができました。

ルンバの曲、ビリーバンバンの
「未だ君に恋してる」はなかなか良かったし、
タンゴの曲「真珠採りのタンゴ」は50年ほど前に
良く聞いたアルフレッド・ハウゼ楽団の他、
リカルド・サントス楽団やマランド楽団の
タンゴ曲だとばかり思っていたので、原曲となった
ビゼーの歌劇「真珠採り」からのアリア
「耳に残るは君の歌声」も始めて聞きました。
チャチャチャの「アンデョ・カリエンテ」(我が道を行く)と
いう意味も面白かった。
何よりもワルツの穏やかな曲「アメリアの誓い」は
スペインカタルーニャ地方の民謡でギターの曲
してはかなり有名との事。三拍子の優雅な「アメリアの誓い」と
いう曲にはこんな意味があった「アメリアの遺言」↓

良い王様のお娘御
 アメリア様がご病気に
 医師七人にみせたけれど
 なんの病か知れもせず
 「ああ、なでしこの束ゆえに
   わらわの胸はつまります」

 「ああ、わが娘、まな娘、
   そなたの病は何ゆえに?
   臨終(いまわ)の聖体受けたなら
   残してたもれ遺言を」

 「遺言ならば、あなたには
   ひとつも嬉しくないものを……

 あなたは奪った、まま母よ
   わが夫をば、とこしえに
   いつも夫が戻るたび
   あなたは部屋に引き入れて……

 もうこれからは邪魔もなく
   お抱きになれます、あのひとを
   ああ、なでしこの束ゆえに
   わらわの胸はつまります」
                (濱田滋郎訳詞)

詳しい意味が分かり優雅な曲の中に込められた思いが
分かって面白い。

コメント
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