夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

東京藝術大学の美術館で「尊厳の芸術展」を見る

2012年11月15日 | お出かけ
奏楽堂の傍にあるのが東京藝術大学です。
東京藝術大学、ここも滅多に来るところではないので
構内を見学してみました。昔の正門。
 
ミニギャラリーもあり、こんなのもありました。旧二重橋の飾灯↓
 
この飾灯は当時の宮内省が1886年ドイツのハーコート社に注文。
1888年竣工。新宮殿造営に伴い二重橋架け替え工事のため
旧飾灯と旧橋欄を宮内庁から移管を受けこの場所に設置した。
飾灯高さ5.1m、橋欄2m、とある。

キャンパス内は巨木がたくさんある。
 
美術館に入ってみます。「尊厳の芸術展」をやっています。
ギャラリーは地下2階にあります。階段も芸術的です。
 
「尊厳の芸術展」



   開戦の色が濃くなった1942年、日系アメリカ人12万人が
   突然強制収容所に送られました。バラックの住宅、
   最低限の家具という厳しい環境の中で、ひっそりと
   作り出された美術工芸品や日用品を知る人は多くありません。

   印象的な「尊厳の芸術」というタイトル。
   原題は「The Art of Gaman」(アート・オブ・我慢)
   米国で開かれた展覧会です。
(ネットより)

カバン一つで強制収容所に入れられ(集められた)苦難の生活。
その中でも明るく生き抜いた日本人。
廃材を使って色々な物を手作りしました。日本人形↓材料を
集めるのも大変でした。花札も廃材です。
 
マンザナー収容所の様子を描いた絵。

収容所の遠景を描いた絵には落款が押されていた。
 

木の切り株に描かれた絵

硯石も手作りです。

館内はたくさんの人が見に来ていました。

物がない収容所生活その中から工夫して芸術の域までに
成し遂げた人々。頭が下がります。入館料無料。
次は桜木から谷中散策です。
コメント
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