夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

円形校舎とお別れ

2012年12月20日 | いろいろな事
今日の新聞地方版に津田沼小学校の新校舎が出来上がり、小学校のシンボルだった
円形校舎とお別れという記事が載っていた。約55年ほど前(昭和30年代)は各地に
円形校舎が建てられたとかで津田沼小学校はその先駆けだったようです。
 
習志野市も津田沼小学校の他に中学校でも建てられました。その中学校に私は
5ヶ月ほど入って卒業しました。私の通っていた中学校と隣の中学校が合併して
新しく中学校を作りその校舎が円形校舎だったのです。他の円形校舎と違って
なかなか洒落たデザインの校舎でした。円形校舎は3階建で中央が吹き抜けに
なっており吹き抜けの周りを螺旋スロープの廊下が続き外側が教室になっていました。
教室の床も緩いスロープになっており階段教室のようで固定された机と椅子が配置
されていました。三階建ての屋上からは建築中の東京タワーの様子がよく見えました。
この円形校舎入ってみると難点がありました。普通の教室の建物はどの部屋も
南に面していて明るいのですが、円形校舎はそうはいかない。南側の教室は
明るいのですが北側の教室は日が入らず暗い。特に日が射さない北側の教室の
冬はストーブを焚いても寒いくらいでした。反対に南側は燦々と降り注ぐお日様に
窓を全開にしても暑いくらいで北側の教室の生徒たちからは不評でした。それは
先生達にも不評であることが伝わったのか私たちが卒業して20年もしないうちに
建て替えられてしまいました。見てくれはなかなか洒落た円形校舎でしたが
いろいろマイナス面があった建築物でした。
コメント (2)
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