夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

給料の渡し方

2019年08月29日 | 面白い話
内科の主治医は未だ若い(40代?)先生。
毎朝、診療が始まる前に入院患者の
検診に回ってくる。黒ぶち眼鏡をかけた先生は
3人ほどの若い見習い?先生を連れて
「どうですか〜?」とニコニコしながら聞いてくる。

「お陰様でだいぶ楽になりました」

「Kさんの場合発症してから時間が
 経ってしまっていたので抗生剤投与が
 長くなってしまいました。白血球の
 数値も下がってきているので。もう少し
 頑張りましょう」と先生。

この先生どこかで見たことのある顔だと思い

昔を思い出しました。
50数年前私より1年遅れて入社した
大学院生のSさん(男)が主治医に
そっくりでした。
Sさんは貿易の係りの部署に配属。
語学(フランス語)も堪能のようでしたが
ひょうきんで面白い人だったので良くお喋りした。
3ヶ月も経たない頃
「私、会社辞めることにしました」

「入ったばかりなのに、何で?」

「給料の渡し方が気に入らない」という。

よくよく聞いてみたら、部の長が給料を
机に投げてよこしたそうで

「給料袋が机に投げられて、袋の中の
 小銭がチャリンと音がした」

その音を聞いたS君は
「給料を投げて寄こすなんてこりゃ、ダメだ」と
思ったらしい。

50数年前は毎月の給料は茶色い給料袋に
入れられて部課長が手渡ししてくれる。
今のように銀行振込なんてシステムは未だ
ない頃でした。

「部課長が給料を投げ渡すなんて、
 失礼ですよ。こんな上司のいる
 ところで仕事なんかしたくない」

というのが、彼の言い分で、あっさりと
会社を辞めていったS君でした。S君の
その後は分かりません。
S君にそっくりな主治医の顔を見て
50数年前の出来事を思い出してしまいました。
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入院生活 3

2019年08月29日 | 闘病
15日朝、主治医が回診にきて
「抗生剤投与が少し長くなりそう」と言われた。
一週間くらいで退院できると思っていたが
どうもそうはいかないらしい。

8月24日25日の2日間、公民館で文化祭が
行われる。私が所属しているサークルも
文化祭に参加するので、私のグループの
グループ長であるNさんに
「入院が長引きそうなので文化祭には
 参加できない」と連絡したら、
Nさん病院にすっ飛んできた。
顛末を話すと
「頑張って早く良くなってね」と帰って行った。

その後、娘夫婦がやってきた。
父ちゃんは毎日通ってきている。
「ギズモはどうしてる?」と聞いたら
「すごく甘えている。食事の時私が
 座る場所のテーブルの上にゴロンと
 陣取っている」
猫もおかしいと感じるのでしょうか。

病院食は普通食なのですが、食欲がイマイチ
なので美味しく感じない。
朝の食事↓ 昼の食事は美味しそうに見えた↓
中身はうどんでしたが、汁が辛くて
食べられなかった。
 
晩御飯↓

ご飯は量が多すぎて殆ど残した。

今日は良く眠れた。つづく
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入院生活 2

2019年08月29日 | 闘病
13日に入院して、一夜明け14日から
本格的な抗生剤の点滴と栄養剤の点滴が始まりました。
点滴は長い。
 
午前中、
「 Kさん、リハビリ担当のHです。
 これからリハビリをします」と
若いお兄ちゃんリハビリ療法士がやってきた。
外科的な病でないのに「何でリハビリ?」と
思いながら点滴カートを引いてリハビリ室に
付いて行きました。
「何でリハビリするの?」と聞いたら

「今は内科の入院患者さんにも筋力の
 衰えを防ぐために、入院直後から
 リハビリをするようにしています」

なるほど、なるほど、と療法ベッドに
横になり、足のマッサージから曲げ伸ばし
肩を揉んでもらって筋力運動。なかなか
気持ちがいい。
「歩けるようでしたらなるべく
 歩いてください」ということでした。

3時の面会時間に父ちゃんパジャマの着替えを
持ってきたものの、院内の売店でパジャマを
一着買い求める。

夜は同室者のいびきで殆ど寝られず。
夜は長い。つづく
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