夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

 小津安二郎の「早春」を観て思うこと

2019年06月14日 | 映画 TV
NHKBSでやっていた映画「早春」を観た。

1956年小津安二郎監督の映画
高度経済成長前の東京のゆったりした
風景のなかに、夫婦関係のデリカシー
サラリーマン生活の悲哀を描く。
Wikipediaより
昔の映画を見ると都会(東京)の様子の
変わり具合がよくわかる。丸の内界隈や
郊外の建物の様子、庶民の生活様式が
今と様変わり。
今でこそ何処でも禁煙ですが、あの頃は
何処に行ってもタバコの煙が立ち込めていた。

ピクニックと称して出かけるときも女性は
スカート姿。江ノ島を見渡す海岸も砂浜が続く。
 
主演の池部良            淡島千景
 
岸恵子               笠智衆
 
三宅邦子             浦辺粂子
 
言葉遣いもいまとは随分違う。
会社(オフィス)の様子もいまとは大違いで
「そうそう、あんなだった」と
婆さんには懐かし区感じる。

60数年前の映画なので出演者の皆さんお若い。
出演者はそうそうたるメンバーですが、
存命なのは岸恵子のみ

昔々の映画です。


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2 コメント

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Bill McCrearyさんへ (shizukata)
2019-06-17 22:55:02
「早春」はあの頃の映画の他愛ないサラリーマン映画の物語です。
映画の中だけではなくあの頃は本当にタバコを吸う人が多かった。
「タバコは動くアクセサリー」なんて宣伝文句があったりして
今では考えられません。
スカートもしかり、あの頃はズボン(パンツ)を履いて会社へは
いけない時代でした。ズボンは山登りやハイキングの時ぐらいで
普段はほとんどスカートでした。そういう意味では「エレガント」と
言う言葉がまだ健在でした。
岸恵子さんはお年を召されても素敵な方です。私は昔からファンでした。
と言うわけで昔の日本映画(現代劇)を見るのもあの頃の世相が
わかって面白いです。
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私もこの映画は (Bill McCreary)
2019-06-15 14:35:43
何回か見ました。どっちかというと、東宝のサラリーマンものの映画の雰囲気がありますね。

>今でこそ何処でも禁煙ですが、あの頃は
何処に行ってもタバコの煙が立ち込めていた。

ほんと昔はバンバン吸っていましたよね。父が同年代の男性にしては珍しく吸わなかったので私も吸いません。ほんと吸わないでよかったと思います。

>ピクニックと称して出かけるときも女性は
スカート姿。

私も何回かネタにしていますが、NHKのアナウンサーや福祉関係のポスターほかは、だいたい女性がスカートをはいていますね。現実の女性はパンツが主流じゃんと思いますが、でも昔は女性たるものスカートをはけという観念が強かったのでしょうね。映画「ひまわり」でも当時のソ連の女性は、だいたいワンピース姿でパンツをはいた女性なんかいないですね。

>出演者はそうそうたるメンバーですが、
存命なのは岸恵子のみ

1回生の岸恵子を見たことがあります。一人芝居でしたが、さすがでした。
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