大きな病院は待ち時間が長い

今日は朝いちばんに訪問看護師が来て父ちゃんの
様子を診て風呂（シャワー）に入れてもらいました。
昨日来てくれた訪問医療の先生が足の浮腫を心配して
「血液検査では問題ないのですが、一度病院で
　診てもらったほうがいいのでは？」といわれ
S病院とT病院を紹介された。T病院は父ちゃんが
転んで頭をぶつけて診てもらった事があったので
T病院を希望した。
「Kさんの診療状況をファックスでT病院に
　送っておきますので月曜日から金曜日に
　行って診てもらってきください」と言われたので
今日は金曜日、大ちゃんのお母さんが車を出して
くれたので病院に検査に行きました。

診療科目の循環器科で受付を済ませて待つこと２時間
初診ということでなかなか番号が呼ばれない。
父ちゃん寒い寒いと震えがきた。やっと看護師が来て
「時間が掛かるので先に検査（心電図、エコー検査）
　をしてきてください」と言われ検査室へ。
検査に３０分かかる。すでに１時を回っていた。
昼に何も食べていない、父ちゃんぐったり。
再度、循環器科で待っていたものの番号がよばれず
３時間経った。思い余って受付の看護師に
「３時間待っているのだけど、診察は
　まだですか？具合が悪いので横に
　ならせてほしい」と言ったら
「検査結果がまだ出ていないので診察が
　遅れています。採血室のベッドが空いて
　いるので、そちらで休んでいてください」と
採血室へ案内される。
父ちゃんそこで暫くうつらうつらしていたら
先生（女医）が様子を見にきたので
「寒くて震えがきました」と言ったら
「熱を測ってみてください」と言われ、看護師が
熱を測ったら３８度あった。先生は一言
「発熱外来ですね」と看護師に言った。
何なに？コロナ？父ちゃんはコロナには一度
感染したから、それはないでしょう。と思ったが
発熱外来に回された。発熱外来でまた待たされ
コロナのPCR検査を受ける。結果は？「陰性」
当たり前だろうが、と思いました。
「陰性でしたが次は血液検査とCTの検査に
　行ってください」と看護師
おいおい、また検査かいな、と思いながらも
指示に従うほかありません。
検査が終わって診療科の受付前で診察の順番が
来るのを待つ。少し眠ったせいか熱も下がっていた。
時間は４時を回っていた。
父ちゃん腹ペコ。売店の喫茶コーナーでコーヒーと
サンドイッチを食べて待っていたら、ようやく
名前が呼ばれた。
「検査の結果、心電図も下肢静脈瘤も問題
　ありません。心臓、腎臓、肺の機能も
　特に異常は感じられません。足の浮腫は
　何によるものか、今のところ分かりません
　尿による尿路感染も考えられますが・・・
　尿検査しますか？30分くらいかかりますが」
と先生が父ちゃんに向かって行った。
父ちゃんすかさず
「結構です。やりません」と言った。
長い時間をかけて検査して、結果が何も分からず、
私も父ちゃんも検査診療にウンザリしていた。

やれやれ今日は検査で一日仕事になってしまい
６時間もかけて検査診療は長すぎる。
「これじゃ病人が、なお悪くなっちゃう。
　ここで診てもらうのは、もう止めた
　ほうがいいね」と、大ちゃんのお母さんが言った
父ちゃんも私もそう思った。
帰る頃、駐車場から見る空は夕焼け空になっていた。

６時間も病院に缶詰になっていて疲れたので
角上に行ってお寿司を買って晩ご飯にした。
父ちゃん寿司を１０貫平らげた。お疲れ様でした。