昨日は篆刻サークルの勉強会でした。
大ちゃんのお母さんに打瀬の公民館まで送ってもらった。
10月の課題提出の後、9月の課題(秋にふさわしい語句)
印の大きさ八分(約2、5cm)
以下先生の講評です。
天気清和(空が晴れ、空気が澄んで なごやかなこと)
周縁界線と十字界線も相まって複雑な様相を
見せる好印たり。八分印なるも大印の趣を
表出して見事なり。
玉露凋傷楓樹林
八分印に七文字を刻す技の高さに感嘆である。
文字のバランスのうまさは氏の得意とする
所なり。辺縁の変化も味がある。
秋麗(秋に、陽気がよく心地よいこと)
二文字を伸びやかに刻して好印たり。辺縁は
大きな変化はないが、これでよい。文字に
長短、大小の差をつけるも一考か。
晴耕雨読
四文字、白文印で上、二字やや縮めて変化を
つけている、細部まで丁寧な刻がすばらしい。
回文にしてみるのも一考か。
初秋涼夕
文字の柔和な刀線が目にやさしい。四文字の
「夕」がやや軽く刀線を伸展させるのも一手。
初秋涼夕
朱文印と同じで一見して左下部の弱さを感じる。
「夕」の筆画を伸展さすか、ぐっと圧縮して
しまうのも一手と思う。
錦繍
二字の下半の縦線がそろってしまい平板。長短の
差をつけたい。上部の余白に一工夫欲す。辺縁も
文字線と同じく太くすべし。
生殺與奪
深い意味をもつ語であるが刻はやや荒さがあるか。
回文であるが、普通の配字でどうか。
水天一色
周縁界線と十字界線を入れた工夫の作。四等分と
字画を考えて、もう一工夫の余地ありと見る。
秋
一見して金文調の刻で刀味の鋭さが好感たるも
印形の荒さは一考。
月送涼
「月」字が大きく目立ちすぎのさくで他字との
調和を図るべく一考する余地あり。辺縁も字形に
合わせて削らない。
錦秋
文字の大小の差が大きすぎ、バランスを欠く
原稿の段階での細かな作業を書いてはいけない。
上の印も同じ。
秋麗
文字の大きさが一定のため一見単調に見える。
右上の辺縁の削りは異和感あり。「火」の縦線を
上に伸展すればよい。
先生の参考印 封泥風辺縁 白文姓名印 朱文印二文字印
大ちゃんのお母さんに打瀬の公民館まで送ってもらった。
10月の課題提出の後、9月の課題(秋にふさわしい語句)
印の大きさ八分(約2、5cm)
以下先生の講評です。
天気清和(空が晴れ、空気が澄んで なごやかなこと)
周縁界線と十字界線も相まって複雑な様相を
見せる好印たり。八分印なるも大印の趣を
表出して見事なり。
玉露凋傷楓樹林
八分印に七文字を刻す技の高さに感嘆である。
文字のバランスのうまさは氏の得意とする
所なり。辺縁の変化も味がある。
秋麗(秋に、陽気がよく心地よいこと)
二文字を伸びやかに刻して好印たり。辺縁は
大きな変化はないが、これでよい。文字に
長短、大小の差をつけるも一考か。
晴耕雨読
四文字、白文印で上、二字やや縮めて変化を
つけている、細部まで丁寧な刻がすばらしい。
回文にしてみるのも一考か。
初秋涼夕
文字の柔和な刀線が目にやさしい。四文字の
「夕」がやや軽く刀線を伸展させるのも一手。
初秋涼夕
朱文印と同じで一見して左下部の弱さを感じる。
「夕」の筆画を伸展さすか、ぐっと圧縮して
しまうのも一手と思う。
錦繍
二字の下半の縦線がそろってしまい平板。長短の
差をつけたい。上部の余白に一工夫欲す。辺縁も
文字線と同じく太くすべし。
生殺與奪
深い意味をもつ語であるが刻はやや荒さがあるか。
回文であるが、普通の配字でどうか。
水天一色
周縁界線と十字界線を入れた工夫の作。四等分と
字画を考えて、もう一工夫の余地ありと見る。
秋
一見して金文調の刻で刀味の鋭さが好感たるも
印形の荒さは一考。
月送涼
「月」字が大きく目立ちすぎのさくで他字との
調和を図るべく一考する余地あり。辺縁も字形に
合わせて削らない。
錦秋
文字の大小の差が大きすぎ、バランスを欠く
原稿の段階での細かな作業を書いてはいけない。
上の印も同じ。
秋麗
文字の大きさが一定のため一見単調に見える。
右上の辺縁の削りは異和感あり。「火」の縦線を
上に伸展すればよい。
先生の参考印 封泥風辺縁 白文姓名印 朱文印二文字印
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