夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

餅搗きの杵を修理する

2019年01月16日 | いろいろな事
先日、餅搗き行事をやった公民館の館長さんから
を直してくれないか?」と言ってきた。
臼と杵を他所に貸し出すそうで、杵が痛んでいて
餅が搗きづらいという事で、父ちゃん杵直しを
請け負ってきた。持ち込んだ杵は3本。

慣れない人が餅を搗くと杵を臼の角に打って
しまうので杵がダメージを受ける。
持ち込んだ杵はかなり酷い事になっている。

先ずは先端を3cmほど鋸とノミを使って
カットします。
 
カットした先端をノミや彫刻刀で丸みを
付けていきます。昔、木彫りを習っていたので
彫刻刀でカーブをつけます。材質はケヤキ
しょうか、かなり固い木です。
 
仕上げはグラインダーを使ってきれいにします。

使い込まれた杵は補修してあります。昔の人は
物を大事に使いました。

一つ目修理完了

2本目は材質がかなり柔らかい。これも同じように
修理します。
 
3本の杵、修理完了

修理前                   修理後
 

 
少し丸みが足りなかったかもしれませんが、
これで良しです。公民館の館長喜びました。

このようにちょっとした事を修理する人が
なかなかいません。公民館も小学校も
「困った時のKさん(父ちゃん)」という事で
色々と相談を持ち込まれます。
便利屋の父ちゃんです。お役に立てればそれも良し。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 餅搗きに使う薪は・・・ | トップ | 映画「ファイティング ダデ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (縄文人)
2019-01-17 21:48:54
 
  夫婦、合作

   ・ 年初め杵直す篆刻の技 (縄)

御見事   
返信する
縄文人さんへ (shizukata)
2019-01-20 21:31:03
今はこのような杵の修理をする人がいなくなってきたのでしょう。
杵は大事に使えば数十年と長持ちします。修理できるお手伝いをして
喜ばれることはこちらも嬉しいです。
返信する

コメントを投稿

いろいろな事」カテゴリの最新記事