夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

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篆刻(てんこく)2月の講評をきく

2021年03月21日 | 篆刻
今日は篆刻勉強会でした。今日は朝から雨模様
大ちゃんのお母さんに車で送ってもらい公民館へ。

2月の月例競刻(酒為書滴 さけをしょてきとなす)
水の代わりに酒で墨をすること。冬でも凍る事がない。
印の大きさ八分印(約2、5cm)
以下先生の講評と皆さんの意見

  
辺縁変化に上品さあり。サンズイ変化ありて可
迷いなき運刀で技高し


  
印いっぱいに使い堂々たる作。満白印に近く
空間を使いきる。運刀の働きにムダがない。


  
辺縁変化に趣を感ず。文字の分間布白みごと。
辺縁ほどよくまとまりあり。


    
流動的な小篆なり。丁寧な仕上がりである。
サンズイ、二つの変化を欲す。

サンズイは確かに同じになっている。
「このような場合はデザイン(形)を変えた方が
 いい」とみんな。
なるほど、皆さんデザインを変えてある。篆刻の初歩的な
事なのに10数年習っていても辞典の通り刻すだけでは
ダメという事です。同じ字形の時は片方に変化をつける。
心しておこう。

    
白文印の辺縁変化みごと。サンズイ二つの
変化欲す。安定感がある刀線なり。

こちらも同じです。

  
印篆として字法確実。白文印として力みなく
上品。サンズイ二カ所の変化もこれで良い。

  
変化十分の辺縁たり。左二字、右に比して弱し
左二字、印篆としての強さ欲す。

  
印の形変化あり暖かみよい。サンズイの変化よし。
字法としてOKか?白文として今少し太さ欲す。


  
一字目不安あるが・・・四字目サンズイ他と
不調和。丁寧な刻よし。

  
朱文として丁寧に刻す。サンズイは違いを出して
運刀に自信がみられ迷いなし。

    
回文によりサンズイが集中。刻はベテランの技が
あり、味がある。

回文はこのように読む
2←1

3→4
二文字のサンズイを一つのサンズイにしている。
こういうのもアリか。
  
  
辺縁の変化が大胆である、「為」字は異体字か
違和感がある。力強い刀線は好感が持てる。

「為」字このような字形があるのか?辞典で調べて見たら
確かにありました。

この字形はどういう成り立ちなのか?私には分からない。
文字というのは面白い。

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