きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

フルと24耐・考

2015-08-12 19:10:00 | 真面目な練習
久々に快速出勤ラン、の覚え書き。
雨が降りそうだったのと、気温がやや低め(26度)だったのと、朝ご飯ちゃんと食べたのと、出発前にお通じがあったのと、昨日は6缶で止めていたのと、後それほど疲労感なかったのと、いろいろな理由で、無理ない範囲でペースを上げる。

入りはキロ6分半を2キロ。次にキロ6分で2キロ。これで維持しようと思ったが、リズムが良かったせいか、その次の2キロをキロ5分半で通過し、ここからはキロ5分10~15秒ぐらいで最後まで行く(途中トイレ休憩あり)。
最後までもつかどうかあまり自信がなかったが、持ったので良かった。今日は、上げようとしなくてもペースがあがった。脚の運びと手の振りがうまく合っていてリズムが良かった。呼吸は楽ではなかったものの肩胛骨を狭め腰前のフォームの維持に気をつけた。

「楽に」走れる一番速いペースがこのキロ5分10~15秒だとすると、フルで計算できるのは3時間40分前後ということになる。ここから10分縮めるためには、地面を蹴って意識的にピッチを上げる必要があるということだろう。
今日は、意識しなくても上がった。だから、気分的には地面を蹴らずにいつもの摺り足の延長だった。脚を蹴ると云うより運ぶと云う感じ。リズムに気をつけるだけでうまく最後までいけた。因みに、靴はトレシューのネクサス7ウイメンズ。
最も脚は何故か痛い。日曜のヤッソで気が付いた右の太腿の膝寄りの後ろ側の辺り。伸ばすと激痛なので恐る恐る終了後のストレッチをする。ギリギリ、という感じはずっと残っている。
思えば、関節の可動域は年々狭くなっている。こちらはかなりやばいと感じる。

24耐を前にした今に関しては、本当は余力残してキロ6分半ぐらいで距離を稼ぐ練習が必要なんだろう。今日の感じなら、蹴らなくても100キロぐらい持ちそうだから、サブテンも可能ということになるんだろうが、そんなに甘くはない。60キロをサブシックス(そんなコトバはない造語である)は可能な感じはするが、調子が走り始めてからでないと分からないというのでは話にならない。

ちなみに、愛媛マラソンのアスリートエントリーは昨日すませた。年1回だけのフルだが、フル自体、一定のペースが要求されるし、持久力も必要である。そのための準備として練習やら補給やら考え得ることを可能な限り考えて出ないと結果は出ない。そういう意味で、気持ちも大事だが、自分の脚力、走力を発揮するためのスキルが必要になるといえる。
その点、24耐は、気持ちが第一で、長い時間走っていると絶対に気持ちが続かなくなる時がくる。そこで踏ん張れるか否かが一番のポイントになると思う。遅くても寝る時間削ったり休憩の頻度を少なくしたりして、ある程度まではそれを補うこともできる。勿論そういうことも一定時間で走りきるためのフルとは違ったスキルではあるが。

フルというのは、そういう策略(別の云い方では「誤魔化し」かもしれない)が通用しない。ただ、ハーフまでの距離なら脚力がもろに結果に出るから太刀打ちできないが、距離があるからこそ、ギリギリのところをついて、アスリート枠取れたりする可能性も出てくる気がする。
フルは、ある意味、一番自分を測る普遍的な尺度のようにも思えるのだが。

今日は、クライアントへの対応もなく、ひたすらプレゼン作りだったが、あまり収穫なし。久々にペース刻んで疲れたか。それとも珍しく雨が降り、昨日までとは違って気温低めで湿度高め、空暗めで戸惑ったか。

帰りは雨が上がる。電車の待ち時間の関係で久々に隣の駅のコンビニに寄ると、先日の休みの日に呑んだ「ドルトムント」が半額で大収穫。当然有り金全部使って購入。

駅で頂いている間に、再び降り始める。

まだまだ、何が起こるか分からない、可能性と危険性を感じた1日。
勿論走る話である。