思い付いてから行動に移すのは、割合早かった。具体的なルートも決まった。
本来なら一本前の始発の特急に乗り、この乗換駅から「こんぴらさん」の手前まで走る予定だったが。
結局乗り換えの時間が約30分。特急でここから行くことにする。まあいい。十分時間はある。初めて乗る土讃線特急しまんと。
途中の高知の山の中で降ろしてもらう。
駅の名は「大杉」という。ここから一旦その大杉、「杉の大杉」へ。
四国の山ん中感、既に満載である。
川沿いにある建物が見える。ここは割合街の方なようで。
高知市内までフルの距離まで行かない。でもこちら方面は、途中までかなりの上り勾配のはず。約1,5キロぐらいかそれだけで息が苦しい。ここまでで家を出てから既に5時間経っている。特急を使わなければここには絶対来れない、そういうところ。
目指す大杉の前に着いた。いつだったか、家族で来た懐かしい場所。日帰りで親父に連れてきてもらったということをよく覚えている。ドライブと言うにはなかなか大変だった筈。高速などない道路事情。遠かっただろう。あの時に買った大杉の折れた枝から作られたコースターは、未だにある。
結局中には入らず。どうなんだろう。ここで満足してしまった。もう来ることなどないと思っていたのに来れたからか。
遠目に杉の先端を見る。
思ったより目立つ。
振り返ると大豊の街。たいほう、ではないおおとよ。
コンビニもある。街である。ドリンク剤で補給して出発。これが最後に効いた。
駅の前を通って街中へ。食堂やらタクシーやらで賑やかである。
少しずつ景色が広がる。ここからはほぼ下り勾配だから、時間の計算はしやすい。最初の計画では阿波池田まで50キロ、何とか走れるかなと思ったが、まだ脚も本調子ではないし、半分の25キロぐらいに計画を修正。でもこの無理をしない修正が、後で結構儲けものの企画に上手く合うことになる(「臨時列車」のタイトルでそのうちアップ予定)。
川の傍を延々と走る。但し国道沿い。
但し、こんな感じで国道沿いとは思えない長閑さ。
近くを川を見て。
遠くの山を見る。
陽を浴びる。少々涼し目だが心地よい。
古い街中と思われる。後で、左手に入れば面白かったはずと少々後悔。
国道沿いからも見えた。昭和テイスト満載の面白そうな店だったが寄らず。
橋が見える。左手が本流(?)の吉野川。ここで合流らしい。
橋の奥に古い橋。
綺麗だな。
県境に向かう道って上りのイメージが強いが、この国道に限っては、川がここから県境経由で徳島に向かって流れているから下り勾配の恩恵にあずかれる訳で。
食堂。やっているのか閉めているのか。手前の風情のある旧車、保存は上手くいっていないようである。
この辺り、川は国道からやや離れ、遠くに見える。
川の流れは穏やかなように見えるが実のところ速いようである。
こちらも旧の街があるらしい。観音堂か薬師堂かが3キロ行けばあるらしいが。
川の向こうの駅に続く橋。
その橋に行く三叉路の信号にある石碑。割と有名なんかもしれんがよく分からん。
少し高いところから川を眺める。高いということは、上ってきたということ。細かなアップダウンは仕方がないが、今日の体調としてはきつい。それでもキロ7分前後で刻む。50キロの半分だからと云いきかせつつ走る。
あんぱんまんが高知らしい。
来た道を振り返る。上りはきついが景色はやはりいい。
とここでラフティングの拠点と思われるところを発見。
徳島県というより高知県側なんやね。
さっきより流れは穏やかな気がするが、相変わらず山の中。
新しい橋の向こう、古い橋の跡を見つける。行きの特急でも見えたところ。
傍で見ると迫力がある。
川を左手に見ながらなおも走る。
この近くの駅。そして、こちらへ行く峠は約1000メートル近く上って県境を越える筈(違ったか)。
ここもラフティング。
先ほどの駅側の景色。白い部分が見える。流れが急というより浅いのか。
駅舎と思われる車両。確かめに行っても良かったか。いやこれが実のところ気力がない。これを撮影した後、非常用のウイダーを取り出し、少しずつ摂取しながら走る。
これもラフティングだったか。
そのようで。
この辺、確かに景色がいい。
遠くに何か見える。
ここでいう最大手か。モンベル。
モンベルの少し向こうに橋。高知県側最後の駅に行く道だった筈。
山の上に家の集まりが見える。高そうだな。
洞門は外側を通る。
やっぱり高そうである。
川はといえばこの辺り、曲がったり。
流れがあったりしてラフティングには面白そうな場所。
ようやく見えてきた。
やっとここまできたか。大杉からだいたいハーフの距離。
県境を越えると、犬に吠えられる、じゃなくてスクールバスのバス停が目に入る。行政区域の違いを感じる。
洞門。ちなみにさっきのは洞門ではなく隧道になっていた。洞門の先にトンネルがあったからか。こちらは最後まで洞門。
ここもラフティングか。風情ある建物のためよく分からん。
残り4、5キロの筈だがここからが長い。
いい景色だと思っていたが、単調に思える。高知も徳島も違いがよく分からん。
ただまあ歩道はあるな。
少し賑やかになってきた気がする。期待して先を急ぐ。
ようやく目指す大歩危駅。
川を渡る前に、国道沿いのスーパーに入るが麦がない。6キロ先のセブンは無理として、1キロ先の道の駅まで探しに行くかと考える。真面目に頑張ったお陰で時間にはかなり余裕がある。
あっさりと決断し川を渡る。イチバチで駅近くに期待。
駅には、この日の第二ステージの臨時列車がもう停まっている。この直後、スーパーで無事に麦とつまみを購入。かなり腹が減って体力的にもカツカツだった感じ。朝、昨日の呑み過ぎで胃もたれしていてろ何も食べてなかったのが原因だとは思う。
まあ、何はともあれ良かった良かったでゴール。27キロ。
年期の入ったベンチに腰を下ろす。
珍しい麦。いただきます。
特急で来なければ、絶対日帰りでは無理だったが、今回それができた。魔法のアイテム。格安切符よりさらに安く来られた。
臨時列車を待つ。空は青い。
国道沿いを走っただけで、大歩危は実はこの奥の県道沿いが見物なのは分かっているが。
ポイントが見たいだけではなく、その地名があるところを走ってみたいというだけ。
昔単車に乗っていた頃と本質は変わらん。
充分満喫した。無事に走れて良かった。
本来なら一本前の始発の特急に乗り、この乗換駅から「こんぴらさん」の手前まで走る予定だったが。
結局乗り換えの時間が約30分。特急でここから行くことにする。まあいい。十分時間はある。初めて乗る土讃線特急しまんと。
途中の高知の山の中で降ろしてもらう。
駅の名は「大杉」という。ここから一旦その大杉、「杉の大杉」へ。
四国の山ん中感、既に満載である。
川沿いにある建物が見える。ここは割合街の方なようで。
高知市内までフルの距離まで行かない。でもこちら方面は、途中までかなりの上り勾配のはず。約1,5キロぐらいかそれだけで息が苦しい。ここまでで家を出てから既に5時間経っている。特急を使わなければここには絶対来れない、そういうところ。
目指す大杉の前に着いた。いつだったか、家族で来た懐かしい場所。日帰りで親父に連れてきてもらったということをよく覚えている。ドライブと言うにはなかなか大変だった筈。高速などない道路事情。遠かっただろう。あの時に買った大杉の折れた枝から作られたコースターは、未だにある。
結局中には入らず。どうなんだろう。ここで満足してしまった。もう来ることなどないと思っていたのに来れたからか。
遠目に杉の先端を見る。
思ったより目立つ。
振り返ると大豊の街。たいほう、ではないおおとよ。
コンビニもある。街である。ドリンク剤で補給して出発。これが最後に効いた。
駅の前を通って街中へ。食堂やらタクシーやらで賑やかである。
少しずつ景色が広がる。ここからはほぼ下り勾配だから、時間の計算はしやすい。最初の計画では阿波池田まで50キロ、何とか走れるかなと思ったが、まだ脚も本調子ではないし、半分の25キロぐらいに計画を修正。でもこの無理をしない修正が、後で結構儲けものの企画に上手く合うことになる(「臨時列車」のタイトルでそのうちアップ予定)。
川の傍を延々と走る。但し国道沿い。
但し、こんな感じで国道沿いとは思えない長閑さ。
近くを川を見て。
遠くの山を見る。
陽を浴びる。少々涼し目だが心地よい。
古い街中と思われる。後で、左手に入れば面白かったはずと少々後悔。
国道沿いからも見えた。昭和テイスト満載の面白そうな店だったが寄らず。
橋が見える。左手が本流(?)の吉野川。ここで合流らしい。
橋の奥に古い橋。
綺麗だな。
県境に向かう道って上りのイメージが強いが、この国道に限っては、川がここから県境経由で徳島に向かって流れているから下り勾配の恩恵にあずかれる訳で。
食堂。やっているのか閉めているのか。手前の風情のある旧車、保存は上手くいっていないようである。
この辺り、川は国道からやや離れ、遠くに見える。
川の流れは穏やかなように見えるが実のところ速いようである。
こちらも旧の街があるらしい。観音堂か薬師堂かが3キロ行けばあるらしいが。
川の向こうの駅に続く橋。
その橋に行く三叉路の信号にある石碑。割と有名なんかもしれんがよく分からん。
少し高いところから川を眺める。高いということは、上ってきたということ。細かなアップダウンは仕方がないが、今日の体調としてはきつい。それでもキロ7分前後で刻む。50キロの半分だからと云いきかせつつ走る。
あんぱんまんが高知らしい。
来た道を振り返る。上りはきついが景色はやはりいい。
とここでラフティングの拠点と思われるところを発見。
徳島県というより高知県側なんやね。
さっきより流れは穏やかな気がするが、相変わらず山の中。
新しい橋の向こう、古い橋の跡を見つける。行きの特急でも見えたところ。
傍で見ると迫力がある。
川を左手に見ながらなおも走る。
この近くの駅。そして、こちらへ行く峠は約1000メートル近く上って県境を越える筈(違ったか)。
ここもラフティング。
先ほどの駅側の景色。白い部分が見える。流れが急というより浅いのか。
駅舎と思われる車両。確かめに行っても良かったか。いやこれが実のところ気力がない。これを撮影した後、非常用のウイダーを取り出し、少しずつ摂取しながら走る。
これもラフティングだったか。
そのようで。
この辺、確かに景色がいい。
遠くに何か見える。
ここでいう最大手か。モンベル。
モンベルの少し向こうに橋。高知県側最後の駅に行く道だった筈。
山の上に家の集まりが見える。高そうだな。
洞門は外側を通る。
やっぱり高そうである。
川はといえばこの辺り、曲がったり。
流れがあったりしてラフティングには面白そうな場所。
ようやく見えてきた。
やっとここまできたか。大杉からだいたいハーフの距離。
県境を越えると、犬に吠えられる、じゃなくてスクールバスのバス停が目に入る。行政区域の違いを感じる。
洞門。ちなみにさっきのは洞門ではなく隧道になっていた。洞門の先にトンネルがあったからか。こちらは最後まで洞門。
ここもラフティングか。風情ある建物のためよく分からん。
残り4、5キロの筈だがここからが長い。
いい景色だと思っていたが、単調に思える。高知も徳島も違いがよく分からん。
ただまあ歩道はあるな。
少し賑やかになってきた気がする。期待して先を急ぐ。
ようやく目指す大歩危駅。
川を渡る前に、国道沿いのスーパーに入るが麦がない。6キロ先のセブンは無理として、1キロ先の道の駅まで探しに行くかと考える。真面目に頑張ったお陰で時間にはかなり余裕がある。
あっさりと決断し川を渡る。イチバチで駅近くに期待。
駅には、この日の第二ステージの臨時列車がもう停まっている。この直後、スーパーで無事に麦とつまみを購入。かなり腹が減って体力的にもカツカツだった感じ。朝、昨日の呑み過ぎで胃もたれしていてろ何も食べてなかったのが原因だとは思う。
まあ、何はともあれ良かった良かったでゴール。27キロ。
年期の入ったベンチに腰を下ろす。
珍しい麦。いただきます。
特急で来なければ、絶対日帰りでは無理だったが、今回それができた。魔法のアイテム。格安切符よりさらに安く来られた。
臨時列車を待つ。空は青い。
国道沿いを走っただけで、大歩危は実はこの奥の県道沿いが見物なのは分かっているが。
ポイントが見たいだけではなく、その地名があるところを走ってみたいというだけ。
昔単車に乗っていた頃と本質は変わらん。
充分満喫した。無事に走れて良かった。