きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

宇陀室生寺から伊勢名張へ

2020-01-23 20:15:32 | 遠くへ~少しだけ非日常
ここから出発するのは、紆余曲折があって。時間の制限とか運賃のこととかを考えつつ途中の漕走を考えていたが、うまくいかず、

ホームで駅員さんと到着地を確認しているときに、無理にお願いをしたら、対応してくれて。身障者の半額のこととかめんどいことは多いはずなのに、近鉄の担当者の皆様、本当にありがとうございました。

で、降り立ったのが室生口大野駅。近鉄難波の駅員さんは「なんもないとこです」といったが、漕ぐ距離が丁度よかったというそれだけでチョイス。後、「介助があれば利用可能」ということだったので。
最初、伊勢中川までにしたのは100キロ越えて安くなるからだが、見所自体はあまりない感じがしていたので、この変更は多分当たりではないかと。

駅は、ウチの職場にあるのと同じ階段昇降機で降りる。無人駅だが、事前に連絡してもらって二名の方にサポートしてもらう。何だか申し訳ない。本当に丁寧にサポートしてもらって、近鉄流石と思う。

駅前の道を下り、国道に向かう。名張へ行くには国道しかない。

狭いが交通量は多い。道路の右側、車への視線を切らないようにして漕ぐ。別に視線を切っても切らなくてもぶつかるときはぶつかるのだが。

近鉄凄いなと。こういうところに鉄道通すのはなかなか大変だろうに。因みに近鉄の社長(創業者)は儂の出身町の方(但し隣の校区)。

境目特有の傾斜はさほどでもなかったが、車の量と路肩の狭さに冷や冷やしつつ県境越え。三重県へ。

漸く国道以外の道へ。どうなるか分からんが右に進む。

いきなり予定ルートを変更して川を渡ることにする。

名張に入ってからは、滅茶苦茶雰囲気のいい田舎道になった。

史跡も多い。ほおほお、と見ながら先へ。

漕いでいて面白いのは、地元の人が使う普通の生活道。お邪魔しますと、先へ。


名張の市内に入ってから、古い家並みや商店街を楽しむ。これも予想外で儲けた感が増す。「江戸川乱歩」といえば思い出すのが、高校のときの英語(グラマー)の担当だったT先生。怖い先生だったが、「エドガー・アラン・ポー」は良かった。神戸M君の真似が絶妙だった。

駅へ向かう。やや上りになるところをえっちらおっちらと。

トイレに行き、近鉄に乗って四日市へ。

伊勢中川は、赤福ごいごい押し(買っては帰らんかった、というのは大会参加と泊まりの両方を積んでいた今回は特に車いす上に積載スペースがほとんどなかったので)。

改めて、近鉄の皆様に感謝。いい旅ができました。ありがとうございました。