1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

やっぱり冬が好き

2006年11月04日 | Weblog
リベルテの演奏会。
珍しく、マンドリン関係ではない友人と行きました。
今回は、とても誘いやすかったんです。

その理由としては

・会場がいい

第一生命ホールは、駅からほど近く、環境がいい。
ホールそのものも素敵なので、音を聴く前から気分がよくなります。

ホールに行くまでの道のりがごみごみしていたり、周囲に気の利いた飲食店もないような所はちょっと・・・。
もちろん、内容によほど興味があれば、一人でどんなところでも行きますが。


・一般受けするプログラム

マンドリンオリジナルだと、タイトルを言ったところで、一般的にはどんな曲か想像もつかないことでしょう。
今回は、四季にカルメンですから、この2曲をまるで知らない人は少ないはず。


・開演時間

平日の夜は出掛けにくい、という女性(特に子どものいる人)は結構多いです。
休日の昼公演だと、開演前にランチ、終演後にお茶、とゆったりできます。


・実績

これはコンクールのことです。
コンクールで何位、というのは一般的にとてもわかりやすく、説得力のある情報なんです。
合奏コンクールで1位、はかなり集客力あると思います。


2階席の最前列を狙っていたのに、会場時は2階を開放していませんでした。残念。1部終わってから開けたようです。

1部はアンサンブルステージ。
聴き応えがありました。
コントラバスの低音が心地よかった。
アンサンブル、いいですね。みなさん、集中が途切れることなくて。
私はやっぱり「冬」が一番好きです。

2部はオーケストラステージ。
オケだけ参加のメンバーは、演奏会の半分が降りばんなんですね。
参加費も、全部出る人とは違うのかしら。

人数が増えたせいだけではないと思うけれど、なんとなく気持ちがひとつになっていないような気がしました。
アンサンブルステージと比べて、なんですが。
ちょっとしっくりこないまま、狂詩曲スペインは終わってしまったような感じでした。

カルメン幻想曲は、望月君のリサイタルで聴いています。
コンクールでは、リサイタルよりもっといい演奏だったそうです。
今日は、終盤望月君の体力切れだったかな。
四季でもあれだけ弾いてるんですから、大変なのはよくわかります。

独奏コンクールと四重奏コンクール、その上、多忙な本業もあるわけで、よくこんなに弾けるなぁ、と感心します。
でも、どんな背景があろうと、ステージ上では考慮されないものです。
観客は、どうしても「独奏コンクール3位」、「合奏コンクール1位」の(あるいは、さらにその上の)演奏を期待してしまいます。

以前、チェロの奏者の方が、

 演奏会は、「ようやった」以上のことをやるのが当然

と言っていました。

期待されるぶんだけ、ハードルはどんどん高くなるんだと思います。
これからもご活躍を祈っています。

全体的には、いい演奏会だったと思います。
なんか急にまとめてしまいましたが。
来年も楽しみにしています。


いくつか疑問点も・・・。

・プログラムにメンバー表も曲解説もないこと
・2部でセッティング変えのあと、妙な間が空きすぎだったこと
・ゲストじゃないソリストに花束贈呈?


帰りは、広場でライトアップされた花のデコレーションを見ました。
きれいな月も出ていました。
明日が満月らしいです。

自宅の最寄駅を降りたら、なんと打ち上げ花火が見えました。
方向的に、たぶんY高祭の後夜祭かと。
けっこう立派なのをあげていたから、違うかなぁ。
5分ほど、見とれました。
コメント (6)
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