1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

アメデオ演奏会終わりました

2007年01月14日 | Weblog
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

全体の演奏としては、残念ながらかなり崩れてしまった曲がいくつか、まぁ無難にこなせた曲がいくつか、本番が一番よかった曲も2、3はありました。

曲自体はいい曲なので(超難解な現代曲ではないし)、わかりやすく聴きやすい演奏会だったと思います。
人数が多いわりに音が小さい、とアンケートによく書かれるそうですが(私も客席で見たときはそう思った)、今年はどうだったでしょう。

私がこんなに長時間ギターを弾いたのは、ギター独奏発表会に出て以来です。
1月になってから(かなり)真面目に練習した(と思う・・・)んですが、何しろ腕前が初心者なので間に合うわけがありません。
唯一弾けたのは、歌の入った曲くらいです。
後は譜面からどんどん音を減らし、自分なりに弾きやすくしたつもりでいて、本番ではやはり弾けないものは弾けず、弾けるところも弾けなくなる始末でした。

こんな私でも暖かく迎えてくれたギターパートに感謝しています。
パートによって楽屋の雰囲気が違う、とは聞いていましたが、身をもって実感しました。
ギターパートの楽屋は和室で、全員で大きな円を作って和やかに食事をするんです。
調弦も最後は全員で音を出して確認したのも楽しかったし、その後に、難しい部分のパー練まで。
ロビーコンサートに出演したメンバーや、ソロのあったトップを迎えるときも、全員であたたかい拍手をしたり。
1stではこんなことなかったなぁ。

これから9月までアメデオは練習がありませんが、その間もずっとギターを練習し続けることを心に誓い、ステージを降りました。

今まで、演奏会の本番できっちり弾けないんじゃ、演奏会に出てもつまらないはずだと思っていました。
自分が弾けなくても、音楽の中に身を置いている状況が楽しい、ということが理解できなくて。

今回自分がそういう立場で演奏会に出て、意識が変わりました。
もちろん弾けなくていいわけじゃないけれど、オケのメンバーが100人いれば、100通りの関わり方があるものだ、と。
私も、「来年は完璧に」なんて高い目標は掲げず、「今年よりは前進」を目指そうと思います。

演奏会にご来場くださった方、どんなことでもコメント欄やDMに感想をいただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
コメント (4)
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