1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

朝のうちに

2011年05月16日 | Weblog
相変わらず「ネットワークがビジー」の状態が多く、あれこれままなりません。
朝のうちは比較的調子がいいです。なんででしょう。

そんなわけで、前の投稿からまた数日経ってしまいました。

先日は、「音楽の殿堂」での仕事がありました。
演奏ではなく、主催者側のスタッフとしての業務でした。
小ホールには初めて入りました。
さすがに歴史を感じる建物です。
思っていたよりステージが狭い感じ。
ホワイエは広々していて見通しもよく、いいですね。
出演者もプログラムも、もちろん演奏も素晴らしい演奏会でした。
でも、この内容をもってしても、「お客様がいっぱい」という感じにならないのは、なんとも残念でもったいない思いがしました。
客席を埋めるために、世の中が名曲コンサートばかりになってしまったら、なんともつまらないと思います。
生演奏に接するというのは、本当に素晴らしい体験です。
音楽と奏者と観客とホールの一期一会のひととき。

ということを、翌日改めて佐藤紀雄先生の還暦記念コンサートで感じました。
先生、と書きましたが、私は弟子ではありません。
マンドリンの川口先生の(これまた)還暦コンサートのとき、共演していらしたのが佐藤紀雄先生。
その打ち上げでご一緒させていただいたのと、友人のお嬢さんが師事していることもあって、演奏会に伺いました。

コンサートの内容はこちらをご覧ください。
盛りだくさんで、とてもとても内容の濃い演奏会でした。
アンサンブルノマドの「命の証」が印象に残っています。
開演のときに気さくにマイクで客席に語りかけた佐藤先生、演奏のときはガラリと雰囲気が変わります。
ソロやアンサンブル、「命の証」では弾き振りもありました。
素晴らしい奏者の渾身の演奏には、圧倒されるばかりでした。
本当に行ってよかった。
最後には、奏者全員がおそろいの「祝」Tシャツで登場。楽しい雰囲気で終演しました。

土曜日は虹の練習。
震災で不安なことや、生活でもいろいろな不都合があったことと思いますが、みなさんよく練習を続けてくださっていたようでした。
思い起こせばあの24時間テレビから、ずっとマンドリンを続けてくださっているんですよね。
24時間テレビのときは、かなり集中練習をして本番を迎えました。
まさかその後こんなに続く活動になるとは思っていませんでした。
毎年発表会に参加されて、レパートリーも増えました。
まさに継続は力なり、です。

昨日は発表会のための初ピアノ合わせ。
今回は、ギター伴奏で一度弾いているので、少しやりやすかったです。
タイミングの取り方や、合図の出し方など、改善点がいくつか見つかったので、来週までに解決しておこうと思います。


ところで、
以前も同じようなことを書きましたが・・・

昨日は、東横線で座席を譲られました。
横浜から昼下がりの急行に乗車。
私が乗ったときは、もう席は埋まっていたので、座席の前に立ちました。
で、最初の停車駅「菊名」に着いたとき、前に座っていた男性(20代)が、にっこり爽やかに笑いながら「どうぞ」と言って立ったんです。
降りるときにわざわざ空席に私を指名?不思議、と思いながら座りました。
が、しかし。
彼は下車しなかったんです。その場で立っていました。
ということは、わざわざ私に席を譲ってくれたわけです。

何で何で??

具合が悪そうにでも見えたかしら。
私は東横線の乗客(横浜市営地下鉄と比べたら、平均年齢は30歳くらい下だと思う)の中では(かなり)年上の部類ですが、高齢者じゃないし。
楽器は背負ってましたが、たぶん正面からだと死角で見えない。
下腹ぽっこりの妊娠疑惑?でもそんな年じゃないし。

彼はそのまま渋谷(終点)まで乗ってました。
あー、譲ってくれたココロを聞きたい。

コメント (4)
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