1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

音楽ホールの予約

2015年12月02日 | Weblog

演奏会をする、となると、まず会場の確保をします。
いや、とにかく会場を取ってそれから内容を考える、という力技もありますね。

都内にはたくさんのホールがあります。
でも、その稼働率もすごい。
予約開始日はそのホールにより、1年前、1年半前、2年前などさまざまです。
というわけで、ぼんやりしていたらもう会場はどこもいっぱい、なのです。

公共の施設も立派なものがたくさんあります。
場所よし価格よし。
それだけに競争率も高いです。そして困ったことに半年前に抽選だったりします。
これにはずれた場合演奏会ができない、ということになるので、難しい。

前置きが長くなりました。

昨日、ホールの確保に苦戦したのです。

日程は決まっていて、約半年後。
というわけで、有名どころはあらかた埋まっていました。
ダメもとで電話をしまくりましたが、本当にどこもかしこも予約済み。
何かを発表する人というのは多いんですねー。
かけてもかけても断られ、最初はいちいちがっかりしていたんですが、だんだん慣れていきました。

たくさんのホールに電話をして気付いたことがあります。

電話対応の良し悪しです。

これによって結果が同じであれ、こちらの気分はだいぶ違うものなんです。

最初から最後まで完璧に素晴らしいと思ったのはこちらです。

・ヤマハホール

丁寧な応対、爽やかな滑舌。
こちらの日程を言ってから、予約済みとわかるまでの時間も素早い(管理はどうなってるのか心配になるくらい待たされるホールもあった)。
その上で、「とても申し訳ない」と言ってくれ、「ぜひまたご利用ください」「予約は1年半前から受け付けています」と気持ちのこもった口調で話してくれました。
必ずやいつか利用させていただきたい、と心底思いました。

ほぼ同レベルでよかったのが、次のふたつです。

・JTアートホール
・内幸町ホール

こちらもとても感じがよかったです。
アートホールはこちらの希望日が貸出日ではなく、内幸町ホールは土日はすべて予約済みとのことでした。
それをとても残念そうにすまなそうに言ってくれました。こちらが恐縮するほど。
電話応対はこのようにありたい、と思いました。

名前は書きませんが、空いていても使いたくない、と思うようなホールありました。
ひとつはとても有名なところなので、担当者を替えた方がいいと思うなー。
いや、感じ悪くても黙っていても予約が埋まるようなところなので、それでいいと思っているのかも。

一般的に
・こちらの希望日を言う
・予約可なら団体名、公演内容等言う

という流れなんですが、あるホールだけまず先にこちらの情報を詳しく言わされて、その後「あ、空いてませんね」となったところがあります。
それを先に言ってくれ、と思いました。
貸さない人の電話番号なんて書き留めて役に立つわけでもなし。
でも、内容によってまずふるいにかける、というやり方なのかもしれませんね。

昨日はそんなこんなに午前中全部使ってしまいました。
やれやれ。
でも、ヤマハ、JTアートホール、内幸町ホールの人と話ができて、いい勉強になったので良しとします。
コメント
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