ひさしぶりに演奏会に出かけました。
室内楽です。

会場は、自由学園 明日館の講堂。
演奏会の前に施設見学もできました。
片岡マンドリン研究所の5人と一緒に回りました。
ひさしぶりに会えて、もうそこからうれしい。
私の池袋の用事といえば、学生時代から最近までお世話になった池袋音楽院。
そして、東京芸術劇場。
SETの公演を観にサンシャイン劇場によく行った時期もありました。
でも自由学園には今まで行く機会が無く、こんな場所にこんな建物が!と驚きました。

こじんまりとかわいらしい。

椅子のデザインも素敵。そして小さくてかわいい。
こんな教室で勉強していたなんて、いいな。

これはホール。
このあと、ミュージアムショップのようなところで買い物大会が始まりました。
まるで海外旅行のお土産屋さんにでも行ったような、そんなテンションで。
ひさしぶりというのはこうなっちゃうのか、というくらい買い物が楽しいんです。
こちらについては明日詳しく改めます。
自由学園(現在は東久留米に移転しているそうです)では、土づくりから始めて野菜を育て、それを調理して、食堂でみんなで食べる、ということをしているとのこと。
当時使われていた食堂が喫茶室になっています。
自由学園の創立者、羽仁吉一と羽仁もと子の孫にあたるのが羽仁進。
羽仁進のことを知っていたのは、子どもの頃「動物家族」という番組を見ていたからです。
娘の羽仁未央が自分と同世代で、ずいぶんとやりたい放題で生意気な人だ、と思っていたんです。
調べたら、2014年に亡くなっていました。そうなんだ・・・
自由学園は、今日少し知っただけでもかなり個性的な特色のある学校だということがわかりました。
興味深い。
引越してでも子どもを通わせようと思う親はいるだろうな。
喫茶室でくつろいだ後、講堂に向かいました。
道路を挟んですぐそばです。

中は教会のような感じ。
建物と比較して、ステージが狭い。
七重奏でいっぱい、でした。
生演奏は、やはりいいですね。
前半は二重奏(ヴァイオリンとヴィオラ、ファゴットとコントラバス)2曲、後半は七重奏。
とても華やかで色彩豊かで素敵でした。
あんなに上手で仲間に恵まれて、奏者はどんなに楽しいだろうなぁ。
その域に達するまで苦労をしたのかもしれませんが、心底うらやましいです。