ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

天国のイメージいろいろ、で、どんなところ?

2017-03-07 18:24:37 | 死について

 

若い頃は、いろんなところに旅に

出たもんだ。

 「なんでも見てみよう」だっけ?

そんな本があったりして。

「ここよりほかの場所」を

探してたのかな。

 

 でも、最近はおうちに着くとほっ。

 長いあいだお家を離れていると

 どんな恵まれた場所でも

 やはりお家に帰りたくなる。

「引っ越しウツと美味しい生活」

 

で、話は飛ぶけど、先に紹介した

「すべての見えない光」(新潮社)のドーアに

「来世」(「メモリアル・ウオール」新潮社)

という作品があって、

(これもやはりナチスの時代の話です)

ユダヤ人の少女の描く来世、あるいは天国の

イメージに満ち溢れていて、哀しくも美しい~~。

テラスハウス、風のはためくテント~。

 

宗教的なイメージに限らず、

多くの人はある種の天国の像といったものを

抱いているんでしょうか。

 

 

 

 この方、天国のイメージに取りつかれているのか、

「すべての見えない光」のなかにも

マリーとマネック夫人のこんな会話が。

 

「天国では神様に会えるの?」

「そうかもしれないね」

「天国にいる人たちは何を食べるんだと思う?」

「天国では食べないんじゃないかね」

「そんなのいやよね?」

 

 

でも、マネック夫人は笑わない~~。

食べるものがだんだん少なくなる~~、

いろんな人がいなくなる~~、

じわじわと危険が迫ってくる~~。
 


そして、

マネック夫人が最後にぽつりとこぼす

今になってみれば、天国はここにかなり

近いような気がするよ」

 

こんな映画もあったね。

 

 

失いそうになってはじめて、

自分が天国にいたことがわかる~~?

 

そう、天国とは、いつか行くところではなく、

今、この場所、我が家がそうかも。

食べるものがあって、寝る場所があって~~。

手を伸ばせば好きなモノがある。

天国の美しいイメージはどこにもないけどね。

 

でも寿命が尽きても、

天国に行ける可能性は低い、ワタシ。

だから、いま、早くに気付いて

よかった、よかった。

死ぬまで満喫できればいいな。


というわけで、

応援ポチも

いただけること

あるしね。


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コメント (4)
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