ちょっと衝撃的な人&本を見つけました。
安冨歩さんという方です。
この方50歳くらいのときに女装、いえ、本人曰く
「女性装」を始めたかたです。
最初の頃は、
こんな感じ。
それが~~、
こんな風に優しい雰囲気に変わり、
ついには、
こちらは借り写真です。
こんな風に~~。
もっと見たい方は~~、
ネットで検索してね。
へえ、と興味を持って著書を拝読してみたら、
これが面白い!
東大の教授で難しい本も数多く出しているのですが、
一流大学にはいり一流企業に就職しても
心から嬉しいと感じることができない。
逆に辛い~~。
それはなぜなんだろうと、模索、
「生きる技法」(青灯社刊)は、そんな執筆動機から。
「自分自身」でいるより、親や周りの期待に
応えるほうを重視したため、ありのままの
自分を見失う~~。
「世間体が」「体面が悪い」という親~~。
そして、
「自立とは依存である」との解答?を見つけ
彼の「一流大学卒」「所得」といったステータスのみで
一緒にいた配偶者と離婚して、
徐々に自分を取り戻していった。
その結果の一つが、女性装なわけです。
再婚もなさっていて、ちなみに相手は
女性です。
目次を見ると、
「自立とは多くの人に依存することである」
「誰とでも仲良くしてはいけない」
「自立は金では買えない」
「夢を実現する過程で得られる副産物があなたの糧となる」
などなど、いわゆる常識?とは逆の方向に論は進む。
こちらは男装。
で、それと「お金を遣わずに生活できる」とは
どんな関係があるの?と思いますよね。
それは、多くの人は、
「お金がないと生きていけない」と思っているから、
それを確保するために、嫌なことを我慢したり、
誰かに「奴属」(彼の言葉です)して生き、
いつのまにか
「自分を見失っていく」というわけです。
「自分自身を取り戻す」という本は数多く出ている
のですが、それを「お金=経済」の面から論じた
本は珍しいし、現実感あって面白い~~。
この方経済学者なのです。
本で紹介している「お金なしの生活の実験」を
実際に行ったのは、
シュベルマーさんというドイツの女性。
「~~不自由どころか、かつて感じたことのないほどの
開放感と自由をもたらしてくれた」そうです。
では、どうやって?
興味のある方は、
私同様、多くの人は「お金があれば自立できる」
と考えていると思うけど、
う~~ん、でも、その逆とはね。
ちょっとしたショック療法ではありますが、
確かに納得できるような~~。
一人で生きていると思っても
多くの人に支えられていることは確かだもんね。
この方の本、もう少し読んでみます。
思わぬ地平が開けるような気がする~~。
それにしても、安冨さまには、ぜひ
着物着ていただきたいものだわ。
プレゼントしようかしらん??
まずはこんな久米島紬から?
いえ、もっと華やかなものがいいかしら?
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