ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

死者との会話・デジタルシャーマニズム展に。琉球帯&大島

2017-03-12 18:06:58 | アート・美術展

 

先週ですが、新宿はオペラシティタワーの

ICCで開催中の

デジタルシャーマニズム、日本の弔いと祝祭」

行きました。

 オペラタワーはお店もいっぱいで面白い。

 琉球切りばめ帯。

 

企画は市原えつこさんというアーティスト。

自称「妄想監督」だそうです。



先に「天国のイメージいろいろ」なる

拙ブログをアップしましたが、

人は亡くなってから49日のあいだ、

魂はこの世にあり、

49日目は、その人が天国にいくか地獄に行くか

決められるまさに境目なんですね。


借り写真です。会場は撮影自由です。


このプロジェクトは、

亡くなった人を音声や語り口などを

デジタル化して、49日のあいだ、

家族と会話できる「ロボット」を作るというもの。

49日経つと、もうロボットともお別れです。

「死ぬってどんな感じ?」

「足がないのがいいね」

「トイレにも行かなくていいし」

「もう本当に逝っちゃうのね」などの

会話が面白い!

かくて、人は「007」じゃないけど、

二度死ぬ?


市原さんの前にいるのが、そのロボットです。


市原さんは祖母を亡くされ、その葬儀を行うなかで、

お葬式というものが、喪失からくる悲しみや

混乱を少なくするための、非常によくできたシステム

であると実感。

そこから、この企画を思いついたそうです。


 

会場には、デジタルなまはげも。

撮影可ですから。一緒にはい、ぱちり。


 

ロボットは、その人の音声やしぐさなどを

プログラミングして作ります。

このとき、話すことの内容より、

しぐさやクセなどの言葉以外の情報、

つまり、ノンバーバールの方が、

よりその人らしさを表すとのこと。


人って、言葉の内容より

雰囲気や話し方、しぐさなどのほうを

記憶、印象の残るものなんですね。


 

どうりで、子供たちをはじめ、

どんなにいいことを言っていても、

怒ったり、責めたりしながらでは

聞いてもらえなかったはずだわ。


デジタル苦手なアナログ人間の紫苑ですが、

この企画展はとても面白かった。

ほかにも「こころとからだが乖離する」

没入型体験、というのもやったよ!


 

帯どめは翡翠の蝶。

髪飾りも蝶。

蝶は復活や魂のシンボル。

偶然だけどね。

この偶然には意味がある??

 

 お望みの方は、このロボットを作って

もらうテスターさんも公募しています。

テストユーザー募集

ワタクシも子供たちのために応募!

しようかと迷っているんだけど、

「いえ、あっちで静かにしてて。

もう話したくない!」

なんて拒否される可能性大


どなたかいかがですか?


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コメント (6)
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