手持ちきものを売っては、美味しいものをまかなう
まさにいまの紫苑の生活は「タケノコ生活」??
朝市で初物の筍をゲット。
恥ずかしながら、ワタクシこれまで筍を
皮ごと購入したことないのです。
当然、どのようにして茹でてあく抜きするのかも、
子どもの頃見たきりでオボロゲ。
「初物だから、そのまま茹でてもアクはでないよ」
とおじさん。
普通は米ぬかで茹でるのだそうです。
そんなこんなで若竹煮やら筍ご飯やら
チンジャオやらの筍尽くしの毎日~~。
箪笥を見ていたら、奥のほうに
夏野菜の帯を見付けました。
アッ、タケノコだと、その日、
野暮用でのお出かけ、洋服のつもりでしたが、
急きょきものに変更。
暑いくらいの夏日。
単衣大島。
このウロコ模様をタケノコの皮に見立てて?
夏野菜の帯。
茶色に絞り模様の帯揚げ(布を使用)
茶と黒の市松帯締めで引き締め、
「青物」を補給したかったので、翡翠の帯留。
帯留はもっと小さい翡翠をしようと探したのですが
見つからず~~。
いまだ整理つかず。
出先では用事のあとで、
美味しいわらび餅。
九州、熊本の方々のこと考えると
申し訳ないと思います、
こういう美味しい生活。
息子が来ていたので、
筍尽くしをずらりと並べ、
「これがホントの筍生活」とつぶやいたら
「タケノコ生活って何?」だって。
「~~それはね、戦時中に手持ちの衣類を売って~~」
と説明しつつ(なんだか自分が戦時に生きていたような
気がしてきた~~)
これももう死語?
わが家の息子も宇宙人。
後はこんな感じ。
皮つきタケノコを始めて料理するワタシも、
エラそうなこと言えません。
戦時中を忘れないためにも??
せめてオークションでタケノコ生活を実践
いたすとしましょうか。
昭和は遠くなりにけり。