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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

手本

2012-03-18 15:25:40 | 閃き
長女が結婚して以来、初めて娘と婿達が我が家に集まって内祝いをした

家族が集って久し振りに楽しくて賑やかな食事会で

長女の生まれ年のワインを味わう会でもあった


長女夫婦がやって来るので、お祝いを頂戴したご近所の方達に紹介する事にしてあった

何軒かを訪問し、ご挨拶申し上げたが、こういった行為は大切にしなければならないと考えていた


最後に思い付いて、私が大変お世話になっている方に紹介しようと訪問することにした


行ってみると、あいにく不在であったが、勝手知ったる他人の家と、お庭を見せて頂いた


その方が自ら取り組んだ庭園を巡りながら、知る限りの説明をしたが、それも全て、その方からの受け売りだ

気の遠くなる程の時間と手間を掛けた庭は、説明しなくても感動を味わえる

最後に、門の裏側に「臥薪嘗胆」と書かれている木板が設置されているを見せた


「臥薪嘗胆」とは、中国の古い話しだが

越に敗れた呉の王が痛い薪の上で眠り、苦い胆(肝)を嘗(舐)めて、復讐の気持ちが無くならないようにしたという話しだが

転じて、成功するまで諦めずに我慢して努力する、という意味にも使用される


つまり、家の顔となる門の裏側に、自らの強い意志を現しているということなのだ


この門の意味は、新しい夫婦の良いお手本となるだろう
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