閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

瓦礫処理

2012-03-15 07:32:49 | 閃き
東日本大震災で発生した瓦礫の処理について

広域処理を行う方針だと聞いていた

広域処理とは近隣の市町村が共同で処理施設を建設すると思っていたが

他県に依頼する方式を広域処理というのだそうだ

他県で受け入れを決めているのは、青森県、山形県、東京都の3県だけだ


ある先輩の話しであるが、瓦礫2200万トンの内の400万トンを

例えば名古屋市のある中部地方に運搬した場合の運搬費用は最低800億円必要だと云う


一方新たな焼却処理する施設はダイオキシン等の発生が無い安全な施設でなければならないので建設費用も必要だ

新たに建設する施設なら排熱を利用した発電も行えるものにすれば電力問題に寄与することも出来る

そんな施設の建設費用は幾らか解らないが

他県への瓦礫運搬費用も処理施設の建設費用も国が負担するから税金だ


政府の方針がハッキリせずに一年が経過し、手っ取り早く他県にそのツケを回すように処理を打診し

運搬に要する莫大な費用の事は経費で処理する


震災で被災した地域の復興は、地域全体を考えるグランドデザインの感覚が必要だ

地方分権や道州制を打ち出している民主党なら

この期に焼却灰の処理施設を含めたモデルとなる様な本当の広域処理を実現するべきだが

やはり、これも言ってみただけで、やるつもりが無い証拠だ


私は将来に活かす事ができる様な施設で瓦礫処理を行った方が

広域住民達にとっても良いと思うのだが
コメント
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