閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

住職の教え

2012-03-30 06:26:21 | 閃き
近くの寺の住職は立派な方で、講和や説法をされる

昔から僧侶は学問に長けていて寺子屋といって子供達に読み書きを教えていた位だ

今では生臭い坊主も出て来て見る影も無いのが増えてきた

だからその住職は今では珍しいとさえ言えるのだ


時間が出来ると遊びに行き話しを聞くのだが、いつもやんわり教えてくれる

そのやんわりが良いのだ


それが珍しく否定的な話しをされたので驚いた

だが私は、何故そのような話しをされたのかが聞けなかった

いつも、やんわりと教えられているから、言葉の裏側の意味を汲み取らなければならない

従って、今回もそうしなければならないのだが…


いつもは話しを聞きながら、大よその教えの意味を勝手に汲み取りながら聞いているので

聞き終わった時には、自分の中で判っていると思っていたが

実は、再度反芻(はんすう)してみなくては成らなかったのだ


慣れてくると、頭だけ聞いて後は同じだと思い込んでしまう

一を聞いて十を知るとは、大違いだ


住職はそんな私を観て、わざと反する話しをされたのだろう

これは、私が反芻をして得た答えだ

また、教えて頂いた
コメント (1)
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