断り切れないとは、よく聞く話ですが私自身もしばしばそういう目に・・・。
話の前後からしてこれは困った状況にあるなというのが理解できるので、ついつい話に乗ってしまうということですね。
では皆さんそういうことで、今回の役員選出は〇〇さんにお願いすることにしましょう。皆さん宜しかったら拍手をお願いしま~~す。パチパチ・・・・。
とあって、気がついたら彼方こちらの委員を引き受けて行事予定がギッシリとなり、定年後はノンビリと自分の時間を多めになどと思っていた計画はものの見事に吹っ飛んでいました。
それはそれでいいのです。それが自分の意思で制御できる範囲内であれば・・・・。
ところがややもすると、これらの役職や予定に利息がついて元本が大きく成長してしまうことがこの頃多くなってきました。会合や行事が重なることが・・・。
たまたま留守中にかかってきたとある会からの電話にでた配偶者が、新たな委員への就任の根回しのような雰囲気を察知して、電話機の前に張ってあるカレンダーに書き込まれた私の行動予定を見ながら応答し、予定が過密であることと私の健康状態の現状から迷惑をかけることになりかねないので考慮して欲しい旨を話したらしいのです。
勝手過ぎたかねえ?と配偶者は問いかけます。
いやいやご協力深謝申し上げます。健康上の理由で断るのは結構難しい、大勢の前で自分の健康の細部について言い始めると、言い訳がましくなってしまうし・・・・。
とにかく注意を喚起してくれてありがとう。
配偶者は私の意図するところをちゃんと汲んで応答してくれておりました。
さてさて・・・、私は配偶者の悩みや健康をどこまで把握し協力してやれているのか、自問してみました。
実家の問題で悩みは尽きないようなので、せめて愚痴でも聞いてやれる心と時間の余裕は確保して置くべきだなと、カレンダーの予定を見ながら考えさせられました。